JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > AFC CHAMPIONS LEAGUE 2015 > 最新ニュース一覧 > 柏とガンバ、アジア4強へ強豪と対戦 ~25、26日にACL準々決勝第1戦~

ニュース

柏とガンバ、アジア4強へ強豪と対戦 ~25、26日にACL準々決勝第1戦~

2015年08月24日

柏とガンバ、アジア4強へ強豪と対戦 ~25、26日にACL準々決勝第1戦~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015が約3ヶ月ぶりに再開し、準々決勝第1戦が8月25日(火)、26日(水)に行われます。ベスト8入りしている柏レイソルとガンバ大阪は、25日に柏が広州恒大(中国)とホームで、26日にガンバが全北現代モータース(韓国)とアウェイで対戦します。

柏がホームに迎える広州は中国スーパーリーグ4連覇中の強豪で、ACLでも2013年に優勝しています。今大会は鹿島アントラーズと同じグループHを首位で突破し、5月のノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)で韓国の城南FCを退けて、4大会連続となる8強入りを決めました。

チームはその1ヵ月後の6月、元イタリア代表ファビオ・カンナバーロ監督から昨年のFIFAワールドカップでブラジル代表を率いたルイス・フェリペ・スコラーリ監督へ指揮官が交代。そして、シーズン中の大型補強でブラジル代表MFパウリーニョ選手と代表FWロビーニョ選手を獲得しました。

彼ら以外にも広州にはブラジル代表FWリカルド・グラル選手や中国代表FW郜林(GAO Lin)選手が健在で、グラル選手は現在ACLでは得点ランクトップの8得点、スーパーリーグでも11得点をマークし、郜林選手もリーグ戦12得点と、チームの攻撃を牽引しています。しかも、スーパーリーグでは4月3日に今季唯一の黒星を喫して以後、12勝8分けで20試合連続不敗を続けており、現在2位につけています。

柏はグループEを首位通過し、ラウンド16で韓国の水原三星ブルーウィングスにアウェイゴールルールで勝ち上がり、ベスト4入りした2013年以来の8強入りです。今回対戦する広州とは2012年大会グループステージ、2013年大会準決勝で対戦し、通算成績では柏の1分3敗です。

しかし、出場3大会目で初のアジア王者を目指す柏は、7月にFWレアンドロ選手が移籍した後、2013年ブラジル1部リーグ得点王のFWエデルソン選手をアトレティコ・パラナエンセから獲得し、強力な補強を行いました。

26歳のブラジル人FWは早々に高い順応性を発揮して、初先発した8月12日のJ1リーグのヴィッセル神戸戦で初得点を挙げています。また、8月16日のサンフレッチェ広島戦では、FWクリスティアーノ選手がハットトリックをマークしました。

ファーストステージを14位で終えた柏でしたが、セカンドステージは現在3連勝中で、6勝2敗の成績で2位です。リーグ戦での好調ぶりをACLでも活かしたいところです。

柏MF武富孝介選手は、「チームとしてやりたいことができていて、良い流れも来ている。このままACLにもつなげていきたい」と話しています。

ガンバは韓国で

ガンバ大阪が敵地で対戦する全北現代は、2011年大会に準優勝し、今大会では2006年以来の優勝を狙っています。柏と同じグループEを2位で通過し、ラウンド16で北京国安(中国)に勝って出場8大会で6度目の8強入りを決めました。

ラウンド16以降、ブラジル人のFWエドゥー選手とエニーニョ選手を移籍などで手放しましたが、FKスペシャリストのレオナルド選手は健在。新たに韓国代表FWイ・グノ選手とスペイン人FWウルコ・ベラ(Urko Vera)選手を獲得し、ブラジル人FWルイス・エンリケ選手がアラブ首長国連邦のクラブから復帰しました。

また、韓国代表でも長いキャリアがあり、全北で主将を務めるFWイ・ドング選手がリーグ戦8ゴール、ACLでも4ゴールを挙げて存在感を示しています。

現在首位を走るKリーグクラシックでは直近3試合で1勝2敗の成績ですが、6月中旬から8月12日までは6勝3分けで9戦負けなしで、ACLでも今季ホームでは負けていません。

一方のガンバは今回、アジア王者になった2008年大会以来の準々決勝進出です。

J1リーグではファーストステージを4位で終了し、セカンドステージは3勝3分け2敗で8位ですが、8月22日の清水戦では1-0でセカンドステージ初の完封勝利を収め、再び攻守に動きが良くなってきました。

ガンバの長谷川健太監督は、「先制して無失点で勝つという勝利の方程式を、しっかりとやれたのは大きかった。次の試合に自信を持って臨むことができる」と話しています。

今回アウェイでの第1戦では、代表経験も豊富なMF今野泰幸選手を累積警告による出場停止で欠きますが、代表戦歴代最多記録の152キャップを持つMF遠藤保仁選手や、先日のEAFF東アジアカップで日本代表デビューしたMF倉田秋選手、DF米倉恒貴選手らが好調を維持しています。宇佐美貴史選手とパトリック選手の両FW陣は、それぞれリーグ戦16ゴール、9ゴールの活躍です。

全北現代との対戦は、ガンバがACLに初参戦した2006年のグループステージ(1分1敗)以来です。今季の韓国クラブとの成績は、3月のグループステージで城南FCに敵地で敗れたものの、5月のホームでの再戦では勝利してグループFを首位で通過しました。そして、ラウンド16のFCソウル戦にも2連勝して現在3連勝中と、相性は悪くありません。

長谷川監督は、「全北とは非常に難しい試合になると思うが、全員の力を結束して、良い結果で帰って来られるようにしっかり戦いたい」と意気込んでいます。

準々決勝第2戦は9月15、16日に行われ、柏が敵地で広州と、ガンバがホームで全北と対戦します。勝ち上がりの勝敗は第1戦と第2戦の合計で決まり、それぞれの勝者が準決勝で顔を合わせることになります。

AFCチャンピオンズリーグ2015

準々決勝
2015年8月25日(火) 19:00キックオフ(予定) 日立柏サッカー場
柏レイソル(日本) vs 広州恒大(中国)

2015年8月26日(水) 19:00キックオフ(予定) 全州ワールドカップスタジアム
全北現代モータース(韓国) vs ガンバ大阪(日本)

TV放送情報など大会詳細はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
  • 大会トップ
  • 日程・結果
  • チーム紹介(日本)
  • TV放送
  • JFAの理念

    サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
    人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

    JFAの理念・ビジョン・バリュー