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下級生が躍動したセレッソ大阪U-18が東福岡高を破り勝点3を手に 高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2018 WEST第16節

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2018年11月26日

下級生が躍動したセレッソ大阪U-18が東福岡高を破り勝点3を手に 高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2018 WEST第16節

ピックアップマッチ

セレッソ大阪U-18 2-1(前半2-1、後半0-0)東福岡高校

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018は11月23日(金・祝)から25日(日)にかけて第16節が開催され、WESTではセレッソ大阪U-18(大阪)と東福岡高校(福岡)が対戦しました。

上位への生き残りをかけた6位のセレッソ大阪U-18と東福岡高校の一戦は、C大阪のFW藤尾翔太選手(#18)「立ち上がりに前から仕掛けて、早い段階で得点を狙うのがチームのスタイル」が話す通り、序盤から仕掛けます。スタメンのうち下級生が10人を占める若いチームでこの試合に挑みましたが、開始から臆することなく前線からボールを追いかけ、リズムをつくります。10分には中盤からMF谷本駿介選手(#8)がスルーパスを送ると、「練習通りの形」で藤尾選手が、ゴール前を突破。シュートはGKに阻まれましたが、こぼれ球が相手に当たってゴールネットを揺らしました。

16分にはCKからの流れでMF篠田憲政選手(#10)に同点弾を許しましたが、19分にはMF松本凪生選手(#20)のパスから、左サイドを飛び出した谷本選手がゴール前に低いクロスを展開。逆サイドからゴール前に飛び込んだFW近藤蔵波選手(#32)が押し込み、2点目をマークしました。前半残り10分を切ってからは、東福岡のサイド攻撃に手を焼きましたが、「追加点が奪えたことで、守るぞという気持ちになれた」(下川太陽選手/DF #30)守備陣が粘り強く対応し、シュートを打たせません。45分に打たれたMF井本寛次選手(#11)の決定的な一撃も、GK上林豪選手(#31)の好セーブでしのぎ、C大阪が1点リードで前半を終えました。

エンドが変わった後半は、東福岡のペースで試合が進みます。運動量が落ちたC大阪を尻目に、DF中村拓海選手(#2)が左サイドで果敢なオーバーラップを繰り返し、サイドからチャンスを作ります。47分には中村拓海選手のパスからMF青木俊輔選手(#39)が決定機を迎えましたが、シュートはDFに当たりCKに。54分にも二人のコンビネーションから、青木選手がスライディングでゴールを狙いましたが、ボールは枠を捉えることができませんでした。以降もC大阪は守備の時間が続きましたが、「ただ守る気持ちになるのではなく、攻めて押し込むことも強く意識した」と下川選手が話す通り、我慢を続けながらも、機を見ては攻撃に転じるなど最後まで果敢な戦いを続けたC大阪が勝点3をつかみました。

監督・選手コメント

村田一弘 監督(セレッソ大阪U-18)
今日はベンチに3年生が控えているので、疲れても良いから前からアグレッシブに行こうと伝えていました。前半の内容は良かったと思うのですが、相手の守備の変化に対応できませんでした。動きながら、次の選手を使うプレーがもう少しできれば良かったのですが、止まりながらのプレーが多かったです。ただ、後半は押し込まれる時間が続きましたが、選手は前半の課題を理解してくれていたので、問題ありません。若さ故の課題で、今後のサッカー人生に生きる良い経験ができたと思います。

FW #18 藤尾翔太 選手(セレッソ大阪U-18)
早い段階に2得点でき、良い流れで試合を進めることができました。後半は相手にボールを持たれる時間が続き、僕らは思うようにボールが持てませんでした。ただ、後半の立ち上がりに「我慢しよう」と皆で声を掛け合っていました。全てを奪いに行くのではなく、チーム全体で狙い所を決めて、守備をするようにしました。1失点しましたが、チーム全体で我慢できたのはチームとして良かったです。下級生が多いメンバーで勝ち切れたのは自信につながるので、残り2節もしっかり勝って少しでも順位を上げたいです。

森重潤也 監督(東福岡高)
今節はスタメンにこれまで出場機会が少なかった選手を複数起用しました。それぞれのストロングポイントを発揮してくれましたが、ウィークポイントも出たので、これから修正して成長してほしいです。前半の2失点は、今年の課題が出た失点です。一人ひとりがしっかりしないと相手の攻撃を抑えることができません。抑えなければいけない場面で負けてしまったせいで、失点してしまったので、止めるべきところでの球際の弱さは克服しなければいけません。後半はシュートまで行く場面をつくりましたが、最後に決めきることができなかったのが敗因です。

DF #4 西田翔央 選手(東福岡高)
選手権予選を終えて初めてのプレミアリーグだったので、Jリーグのアカデミーのスピードに対応できず、前半は相手に良いようにボールを回されました。失点の場面は守備の受け渡しができず、サイドに流れたFWをうまく捕まえられなかったので、もっとコミュニケーションを取らなければダメだと感じました。後半は少し対応できるようになったのですが、選手権を戦うためには早いパス回しに対応し、ポゼッション率で上回れるようにならないので、これからもっと練習します。

その他の試合結果

ガンバ大阪ユース 1-2(前半1-0、後半0-2)京都サンガF.C. U-18
ヴィッセル神戸U-18 2-1(前半0-1、後半2-0)阪南大学高校
名古屋グランパスU-18 2-2(前半1-2、後半1-0)アビスパ福岡U-18
米子北高校 0-3(前半0-2、後半0-1)サンフレッチェ広島F.Cユース

2位のガンバ大阪ユース(大阪)と首位の京都サンガF.C. U-18(京都)の一戦は、後半の2ゴールで京都が逆転勝ち。残留のために勝点3が欲しい阪南大学高校(大阪)は、MF中村陽紀選手(#13)のFKで先制しましたが、後半の2失点で逆転負けとなりました。この結果、阪南大高は残り2節を残して、降格が決まりました。アビスパ福岡U-18(福岡)をホームに迎えた名古屋グランパスU-18(愛知)は、1点ビハインドで試合を折り返しましたが、DF藤井陽也選手(#3)のゴールで追いつき、引き分けに持ち込みました。サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は、FW鮎川峻(#19)の2ゴールなどにより、米子北高校(鳥取)に快勝しました。

WEST 第16節 ダイジェスト

大会期間:2018年4月7日(土)~2018年12月9日(日)

WEST 第17節
2018年12月1日(土)
15:00 京都サンガF.C. U-18 vs 名古屋グランパスU-18(京都サンガF.C.東城陽グラウンド)

2018年12月2日(日)
11:00 阪南大学高校 vs セレッソ大阪U-18(阪南大学高見の里グラウンド)
11:00 東福岡高校 vs 米子北高校(東福岡高等学校グラウンド)
11:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs アビスパ福岡U-18(吉田サッカー公園)
13:00 ヴィッセル神戸U-18 vs ガンバ大阪ユース(いぶきの森球技場)

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