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JFAなでしこひろば 栃木県立大田原女子高等学校サッカー部で開催
2016年01月22日
栃木県立大田原女子高等学校サッカー部が主催する「JFAなでしこひろば」が1月10日(日)、栃木県大田原市で開催されました。今回は、「JFAなでしこひろば」のホームページに加えて、大田原女子高校サッカー部のホームページ、電話やメールで呼びかけを行い、小学生から大学生まで10名の参加者が集まりました。
参加者たちは大田原女子高校サッカー部の選手たちと一緒にストレッチやジョギングを行い、キック練習やパス・ドリブルの練習でウォーミングアップを行いました。その後、チーム分けをして、5対5にフリーマンを入れてパス練習を行いました。
皆が一番楽しみにしていたメニューが、最後に行われたゲームです。ゲームは高校の栃木県新人大会が迫っていることもあり、大田原女子高校サッカー部 vs なでしこひろば参加者で行いました。
参加者の中には小学生や中学生もいましたが、トレーニングの成果を充分に発揮し、高校生と互角に戦う様子が見られました。今回の参加者は、普段女子だけでサッカーをすることができない環境にいます。この「なでしこひろば」という場が、参加者にとってもサッカー部の選手たちにとっても、大変有意義で充実した1日となったようです。
主催者コメント
秋山収 監督(大田原女子高校教諭)
栃木県の県北地域は、女子ソフトボールが盛んなため、女子のサッカー人口は少ないようです。しかし、男子に混ざって元気にプレーをする女の子たちは、他の地域以上にたくましいと感じています。実際、栃木県内地区対抗のU-12トレセンマッチでは、毎年、県北の北那須地区が上位に入ります。年齢を問わず、女子のチームでサッカーをしたいと考えている方がこの地域にもたくさんいるのではないかと思います。その方たちの受け皿になれたらと考え、1年前から「なでしこひろば」を始めました。今のところ参加者は多くて10人ですが、高校に進学した後もサッカーを続けている方がたくさんいるので、一定の成果はあるのかなと感じています。今後はSNSなどを活用し、もっとうまく宣伝していきたいと考えています。
参加者コメント
田中彩南 さん (豊浦FC 小学6年生)
今回は2回目の参加でした。多くの女子選手が集まる中で練習ができて良かったです。また、初めて11対11の試合ができたこと事が嬉しかったです。来年度は中学生になりますが、男子のサッカー部ではなく、「なでしこひろば」でサッカーを続けたいと思っています。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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