11月1日（土）から3日（月・祝）、時之栖スポーツセンター（静岡県裾野市）で「中学校女子サッカー部フェスティバル」を開催します。
このフェスティバルは、日本サッカー協会が中学校女子サッカー部、中学校のサッカー部に所属する女子選手を支援する活動の一環として行っており、「女子サッカー部」ではなくても、普段男子選手といっしょにプレーしている女子選手1名からでも参加可能です。
参加チームの紹介第2弾は、上ノ国町立上ノ国中学校（北海道）、江東区立中学校女子サッカー部（東京都）、岡崎市立葵中学校（愛知県）です。

北海道　上ノ国町立上ノ国中学校

チームプロフィール
北海道檜山管内にある上ノ国中学校です。３年生が引退し、現在は２年生６人、１年生４人の計10人、その内女子選手1人で活動しています。人数が少ないと言うことを利点にして「基礎・基本の定着」とサッカーを楽しむことを大切にしてトレーニングを行っているので、雰囲気はとても良く“笑顔”の多いチームです。夏はグラウンドで「サッカー」、冬は体育館で「フットサル」を行っています。

選手コメント　

今朝日 選手（上ノ国中学校）
小学校１年生からサッカーを始めて今年で７年目になります。私の年代は少年団から１人しか女子はいなく、いつも男子に混ざってサッカーをプレーしてきました。男子の中でサッカーをやっていてもさみしいと思ったことはないのですが、「他にも女の子がいればもっと楽しいのかなぁ？」と思ってはいました。
今年の５月にキヤノン ガールズ・キャンプに参加したときに「女子だけの活動」もとても楽しくて、またこういう活動があったらいいなと思っていたときに、このフェスティバルの話を監督から聞いて、一人での参加だけど女子の中でゲームがしたいと考えて申し込んでもらいました。
３日間の活動の中で、オンでもオフでも自分らしさを出してがんばりたいと思います！
※写真の後列左から2番目が今さん

東京都　江東区立中学校女子サッカー部

（深川第一中学校・深川第三中学校・深川第四中学校・深川第七中学校・亀戸中学校・第三亀戸中学校・第二大島中学校・第二砂町中学校・第三砂町中学校・第四砂町中学校）

チームプロフィール
江東区立中学校女子サッカー部は、中学生年代の育成と女子サッカーの普及・発展のために、「特色ある部活動」として平成21年度に創部しました。教育委員会と中学校が相互に協力した取り組みであり、区立中学校に在籍していれば誰でも参加できる拠点校方式の部活動として活動しています。
創部６年目を迎えた今年度は、指導体制を強化し、練習回数を増やすなど、これまで以上に活動の充実を図っています。現在、総勢30人の部員で活動しており、「楽しい」だけではなく「勝てる」チームを目標に日々練習に励んでいます。

選手コメント

鈴木くるみ 選手（深川第七中学校2年・キャプテン）
私たち江東区立中学校女子サッカー部は、今年で創部６年目になります。今年は多くの新入生が入部し、練習回数も増えて、チーム一丸となって頑張っています。
私は、去年フェスティバルに参加して、部員同士のきずながとても強くなったと感じました。様々な学校に通っている私たちにとってはチームワークを高めるとてもいい機会になりました。また、日本全国の選手たちと友達になれたり、リスペクトの精神や感謝の気持ちを学んだりすることもでき、自分自身一回り成長することができました。
今年も新入生と一緒にこのフェスティバルに参加して、もっともっとチームを強くしていきたいと思います。

愛知県　岡崎市立葵中学校

チームプロフィール
サッカーの経験は少ないですが、サッカーに対する思いや情熱はどのチームにも負けません。お互いに声をかけあい、高め合いながらプレーすることを目標としています。プレー面だけでなく、あいさつ、トレーニングと休憩の切り替え、周りを見て自分から行動できる「人間力」を高めることにも取り組んでいます。同じ女子サッカーに携わる方から多くの刺激を受け、選手や指導者の成長のきっかけとなるように、前向きにこの3日間をすごします。

選手コメント

田﨑玲奈 選手（葵中学校２年・キャプテン）
私たち葵中学校女子サッカー部は創部2年目のチームです。サッカーの知識もまだまだ足りません。このフェスティバルを通して、サッカーの楽しさ、良さ、魅力をたくさん知り、個々の技術を上げるだけではなく、チーム全体のレベルアップを目指して頑張ります