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『育成年代のフィットネス』をテーマとしたリフレッシュ研修会を長野県・菅平高原で開催

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2019年07月31日

『育成年代のフィットネス』をテーマとしたリフレッシュ研修会を長野県・菅平高原で開催

7月23日(火)に長野県上田市の菅平高原国際リゾートセンターにて、指導者を対象とした「ユースフィットネスプログラムリフレッシュ研修会」を開催しました。

育成年代の指導現場では選手達が夏休みを迎え、この時期に様々な身体づくりに取り組むチームが多いようです。
今回の研修会ではJFAフィジカルフィットネスプロジェクトから小粥智洋氏と沼澤秀雄氏を講師として迎え、それぞれから「パワートレーニング」と「ランニングコーディネーション」についての講義を行いました。
また、JFA Youth & Development Programme (JYD) オフィシャルパートナーである株式会社 明治の三谷結美管理栄養士による「選手の身体づくりに必要不可欠な栄養摂取」の講義も同時に実施しました。

研修会は多くのサッカーチームが夏合宿を行う長野県・菅平高原で実施され、地元長野県の指導者の皆様はもちろんのこと、当地で夏合宿を実施されている様々な地域の指導者の皆様にも参加頂きました。

講師コメント

小粥智洋 JFAフィジカルフィットネスプロジェクトメンバー
今回は「育成年代における身体づくりの重要性」というテーマで講義をさせていただきました。私が帯同したU-20ワールドカップでの日本戦のデータも参考にしながら、日本人選手の体力的な要素の課題と、改善方法に関して紹介させていただきました。特に継続的な筋パワー強化のためのトレーニングの考え方について、JFAアカデミー福島の取り組みなども踏まえて話題提供させていただきました。
数名の方は、翌日のトレーニングセッションにもご参加いただくなど、身体づくりへの関心の高まりも感じられる講習会でした。
夜遅くからの開催にも関わらず、ご参加いただきありがとうございました。

沼澤秀雄 JFAフィジカルフィットネスプロジェクトメンバー
「サッカー選手と陸上競技短距離選手の走りの違い」「サッカー選手のランニング指導における留意点」についてグループディスカッションをしていただいた後に、ランニングフォーム作り、ランニングドリル、ハードルドリル、加速走などの練習方法についてお話しさせていただきました。
受講者の皆さんも、速く走れることがサッカーをプレーする時の強みになることを理解されており、積極的に話を聞いていただきました。また、JFA福島アカデミーにおけるランニングコーディネーションの取り組みについても紹介させていただきました。
夜遅くまでお疲れさまでした。

受講者コメント

登内将志 さん
選手の身体づくりには興味がありました。リーグ戦やカップ戦を戦う上で、身体の重要性は強く感じています。自分で自分の身体をコントロールすることを早い年代でできるようにすることが理想だと思います。そして自分を律してセルフコントロールできる選手に育て、あらゆる場面で適応できる安定した身体づくりへつなげていく。そこには絶対的に栄養が必要であり、今回の研修会では栄養面で選手に気づかせる良いポイントの指導もあり、非常に参考となりました。時間が限られており、もっと詳しく知りたい部分もありましたが、これからの指導に活かしていきたいと思います。

村上拓也 さん
今回、大会合宿先における研修会実施という点において、タイミングと場所、両面において有難い企画でした。研修会内容についても、高校生年代の指導に実際当たっている身として学ぶことも多かったです。
セルフコンディショニングの話題では、「筋トレが体を重くするのか?」という、指導上よくある疑問に対して、三つのトレーニングを意識して週2回程度のトレーニング負荷をかける分には年代的にも問題ないことが分かったり、ランニングコーディネーションの話題では、スピード強化に関してサッカートレーニングとは別に、その目的に特化した姿勢や動作を意識した特別なトレーニングを行う必要があることを学びました。
また栄養管理に関しては、栄養フルコース型の食事の重要性や、効果的な補食・水分補給の仕方などを学ぶことができました。今回の研修会で学び取った内容を振り返ることで、今一度整理し、日常の指導実践に繋げていきたいと思います。

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