JFA.jp

JFA.jp

EN

SAMURAIBLUE

ホーム > SAMURAI BLUE > 最新ニュース一覧 > SAMURAI BLUE、カナダ代表戦へ非公開で調整

ニュース

SAMURAI BLUE、カナダ代表戦へ非公開で調整

2022年11月16日

SAMURAI BLUE、カナダ代表戦へ非公開で調整

FIFAワールドカップカタール2022に出場するSAMURAI BLUE(日本代表)は11月15日(火)、ドーハ市内で練習5日目を迎えて新たに海外組7人がチームに合流。2日後にドバイで臨むカナダ代表との国際親善試合を控えて、大半を非公開にして練習を行いました。

夕方から始まった練習に新たに加わったのは、前夜ホテル入りした鎌田大地選手(アイントラハト・フランクフルト)、堂安律選手(SCフライブルク)、川島永嗣選手(RCストラスブール)、南野拓実選手(ASモナコ)、守田英正選手(スポルティングCP)、遠藤航選手(VfBシュツットガルト)、伊東純也選手(スタッド・ランス)で、メンバー26人のうち25人が揃いました。あとは、体調不良から回復次第合流予定の三笘薫選手(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)の到着を待つのみです。

報道陣に公開された冒頭15分には、ランニングやストレッチで体をほぐすと、川島選手、シュミット・ダニエル選手(シントトロイデンVV)、権田修一選手(清水エスパルス)のGK陣も参加して3グループでのボール回しを実施。前日まで別メニュー調整だった冨安健洋選手(アーセナル)と田中碧選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)も合流して、ほかのメンバーとともに軽快な動きを見せていました。

しかし、所属クラブでの試合で脳振とうと診断された遠藤選手は、室内でのバイクトレーニングやグラウンドでの軽いランニングなど、回復プログラムに沿って慎重に調整。また、守田選手は左ふくらはぎに違和感を覚えたため、大事をとって別メニューでした。

この日がドーハでの初練習となった海外組第3陣の面々は、所属クラブでのプレー時間に応じて練習の時間と強度などを調整して、選手間のコンディションのばらつきの解消を図りました。

南野選手は、「コンディションとしてはすごく調子が上がってきている。大会まで時間があるので、少しでもいい状態に持っていければいい。自分にとっても初めてのワールドカップ。できることは最大限やりたい」と話して、大会開幕へ向けて気持ちを高めていました。

なお、この日の練習の前には、チームは20日の大会開幕を前に東京都内で行われた「新しい景色を2022 SAMURAI BLUE壮行会」にオンラインで出席し、現状や意気込み、抱負など大会開催地から生の声を届けました。

森保一監督は、「多くの選手、多くのスタッフ、多くのサポーターのみなさんがこの場につなげてくれて、ワールドカップに挑めることを非常に楽しみにしている。選手もスタッフもいいチャレンジを重ねて、いい準備をしてくれている。(初戦の)ドイツ戦で勝利できるように、残された時間もいい準備を積み重ねていきたい」と抱負を語りました。

また、キャプテンの吉田麻也選手(シャルケ04)は、「みんなが心の底から燃えるような熱いサッカーをしたい。新しい日本のサッカーの歴史を築けるようにがんばっていきたい」と強い意気込みを示していました。

日本はグループEで11月23日(水)にドイツ、27日(日)にコスタリカ、12月1日(木)にスペインと対戦します。
今回、17日(木)に対戦するカナダはグループFでベルギー、クロアチア、モロッコと対戦することが決まっています。

SAMURAI BLUEは16日(水)にカナダ戦を行うドバイへ移動。試合会場で公式会見と公式練習に臨み、本大会前最後の実戦機会に備えます。カナダ戦は17日(木)17:40(日本時間22:40)キックオフの予定です。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手(RCストラスブール/フランス)
ワールドカップに来たという、この雰囲気に気が引き締まる思いです。試合まで時間が短いので、チームとしても個人としてしっかり準備していかないといけません。過去の大会とは準備が短いというところで試合のアプローチが全然違うと思います。細かい部分で修正できるところがあると思いますが、どちらかというと、ここまで積み重ねてきたものを自分たちがしっかり出すために準備できるかだと思います。プレッシャーは嫌でもかかってくると思うので、その中でもリラックスするところはリラックスすることも大事ですし、試合に向かっていく上でチームとしての団結力というのも非常に大事です。試合に出る選手も出ない選手も、一つの目標に向かって団結していければいいと思いますし、この4年間の中で積み上げてきているものがあると思っています。シーズン中にやるワールドカップなので、ほかの国も怪我人が多いですが、そういう意味で誰が出ても高いパフォーマンスを出せるチームが勝ち上がっていけると思うので、その点は自分たちも意識していかなければいけないと思います。

FP #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
もうだいぶ良くなっているので。大丈夫です。とりあえずしっかり休んで、ちょっとずつ、できる時間の中で準備をしていくだけなので、そんなにネガティブにもなっていません。ここに来られてうれしいですし、ここに来ればある程度ワールドカップのスイッチは勝手に入っていくと思っています。これからまたサッカーをして練習していけばコンディション的には問題ないと思うし、スイッチは少しずつ入っていくと思います。(怪我人が多いですが)みんなそれぞれ少しずつ、何かを抱えながらやるというのはシーズンを通してみれば当たり前のことで、リーグ戦でもワールドカップでも選手からしたら同じ準備期間です。初戦に向けて、それぞれがしっかり準備をしていけばいいと思っています。カナダ戦はいろんなメンバーを試すチャンスになると思いますし、最後にまたオプションを新たに持つという意味でも多分、良い機会になると思います。

FP #8 堂安律 選手(SCフライブルク/ドイツ)
コンディションも上がっていると思いますし、レベルの高いところでプレーできていることで自信につながっていると思います。この半年ぐらいは90分間通して強度の高いプレーを保てるようになってきていて、少しずつ安定したパフォーマンスができるようになっています。守備の強度も安定してきていると思うので、あとは数字がついてくればと思いますが、こういうパフォーマンスしていれば、自然とついてくるかなとも思っています。もっと若かった頃は勢いに任せてプレーしていたところもあって、いろんな壁にもぶち当たって、代表に落選したこともありました。その中でここにいるので、乗り越えた自分を誇りに思っています。今の調子なら自分を使った方が良いとはっきり言い切れますし、それは乗り越えたおかげだと思うので、心身ともに成長できているかなと思います。カナダ戦は最終調整です。コミュニケーション、コンビネーションを合わせないといけないですし、試合にあまり出ていない人は試合勘の問題もあるので試合に出た方がいい。内容にこだわってそこにフォーカスするだけだと思います。

FP #10 南野拓実 選手(ASモナコ/フランス)
ワールドカップは子どもの頃からの夢の舞台だったので、楽しみにしています。自分自身のコンディションとしてはすごく調子が上がってきているので、まだ大会まで時間があるので、少しでもいい状態に持っていければと思っています。日々積み重ねていくことで体は順応してきますし、環境の変化にも慣れたと思っていて、フィジカルの部分でさらにプラスアルファして試合でどう自分の良さを出していくか、そういう感覚的なところも掴めてきているのかと思います。自分がいいプレーをできているときは外から見て躍動感があるなと感じる、その感覚はプレーしていてちょっとずつありましたし、自分にとってはいいサインです。あとは短期決戦なので、けが人も多いですが、いろんなネガティブな要素を忘れて、開き直った気持ちで戦うことも一発勝負では大事かなと思います。自分にとっても初めてのワールドカップなので、できることは最大限やりたい。常に最高の自分の結果をイメージして試合に臨みます。

FP #13 守田英正 選手(スポルティングCP/ポルトガル)
大会までに、自分自身はまずベストコンディションに戻すことをやりたい。カナダ戦は本当にラストの試合になるので、各々考えていることはあると思いますが、監督がどういった考えで臨むのか、提示されたものをしっかり各々がトライすればいいと思います。守備にいくタイミングとかはベンチメンバー含めてやらないといけないですし、カナダ戦も相手次第ではありますが自分たちが主体的に狙ってボールを奪いにいく姿勢が大事で、それが本戦にもつながってくると思うので、そこは注目すべきところかなと思います。同じポジションの選手でケガ人が複数いたり状態が悪いと難しい展開になると思いますし、僕がこういう状態で出る選手に迷惑をかけているのは間違いないので、早く治したいと思っています。

FP #14 伊東純也 選手(スタッド・ランス/フランス)
こちらに着いて「いよいよだな」と思いました。一つ一つやってきて、あっという間でしたけど、最後まで生き残ることができて良かったなと思います。ここがスタートラインだと思ってやりたい。チームと代表では戦い方が違うので、そこの頭の切り替えは大事ですが、コンディション的には試合をやっていて、そのままの感じで来られるので問題ないと思います。この1週間でコンディションを戻してフルでやれるようにしたいです。(クラブの出場停止明け以降は)もともとやっていた(右サイドの)形に戻って結果も出て、いい感じで来られているので、いいイメージを持っていけると思います。大会まで時間も少なくて、1試合ありますが、コンディションもみんなバラバラで誰が出るかまだわかりません。誰が出てもチームでやる戦い方は見ている選手もやらないといけないですし、見ながら自分がやっているようにイメージしないといけないので、出ても出なくてもいい準備をできるようにしたいと思います。

FP #15 鎌田大地 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
自分が今までやってきたことに対しての自信もありますし、いい状態ではあると思うので、気負うことなく、しっかり、いつも通りできたらいいなと思います。中盤の割には点が取れる選手というのを自分は目指していて、実際世界のトップと比べると全然取れていませんが、中盤の選手の割には点を取っている方だと思います。だから、チャンスが来た時に上手く決められると思うので、これを継続できたらいいと思います。代表ではサイドで仕掛けられる選手がたくさんいるので、彼らを上手く生かして自分が上手く生かされるようにやっていかないとダメだと思っています。トップ下はよりゴールに近い位置なので、守備より攻撃に比重を置けると思いますし、その分、前へのスプリントなどをそちらに持っていけると思います。僕自身、ワールドカップは初めてなので比較はできないですが、あまり準備期間が長すぎるのも僕は好きじゃありません。今、いい状態でここまで来れてると思うので、すぐ試合があるというのは悪いことではないのかなというふうに思っています。

FP #25 前田大然 選手(セルティック/スコットランド)
ワールドカップ前にチャンピオンズリーグで世界のレベルを知ることができたので、勝てなかったですけど僕自身はすごく収穫があったと思っています。そこで得た経験をこのワールドカップで還元したい。チャンスに決められなかったのがセルティックで、相手チームは決めてきた。ワールドカップではチャンスは少ないと思いますが、その一発を決めないと勝てないですし、決めると波に乗っていけると思うので、一本一本を大事にしていきたい。(前線での)プレスはチャンピオンズリーグでも相手が嫌がった印象はありましたし、それでチャンスを作れているところもあったので、ワールドカップでも続けたいと思います。しっかりハードワークして、なおかつ点を取れればチームはすごく助かるので、しっかり準備をしたいと思います。カナダ戦は親善試合ですが、ワールドカップを想定しながら戦いたいと思っています。

国際親善試合

2022年11月17日(木) 17:40キックオフ予定(日本時間 22:40)vs カナダ代表
会場:アラブ首長国連邦/アルマクトゥームスタジアム

大会情報はこちら

FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月20日(日)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
  • #つな超えキャンペーン
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー