JFA.jp

JFA.jp

EN

SAMURAIBLUE

ホーム > SAMURAI BLUE > 最新ニュース一覧 > SAMURAI BLUE、吉田、板倉選手ら海外組第2陣が合流、日本人学校の子どもたちと交流も

ニュース

SAMURAI BLUE、吉田、板倉選手ら海外組第2陣が合流、日本人学校の子どもたちと交流も

2022年11月15日

SAMURAI BLUE、吉田、板倉選手ら海外組第2陣が合流、日本人学校の子どもたちと交流も

FIFAワールドカップカタール2022に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)は11月14日(月)、ドーハ市内のチーム練習場で海外組第2陣が合流して軽めの調整を行いました。

チームの本拠地アルサッドでの活動4日目となったこの日は、いつもと違った賑やかな雰囲気の中での練習となりました。

海外組第2陣で合流したのは吉田麻也選手(シャルケ04)、伊藤洋輝選手(VfBシュツットガルト)、板倉滉選手(ボルシアMG)、浅野拓磨選手(VfLボーフム)、前田大然選手(セルティック)、上田綺世選手(セルクル・ブルージュ)、GKシュミット・ダニエル選手(シントトロイデンVV)の7人で、合計18人での活動となりました。

吉田選手と長友佑都選手(FC東京)、柴崎岳選手(CDレガネス)を先頭に、終始リラックスした様子でランニングを中心にした軽めの内容で調整し、負傷で回復具合が懸念されていた板倉選手と浅野選手も、元気に最後までほかのメンバーと一緒に体を動かしました。

すでに当地で数日間練習を行ってきた国内組もランニングやストレッチなどに終始しましたが、GK権田修一選手(清水エスパルス)は下田崇GKコーチと1対1で調整。ゴール前にフィールドプレーヤーに見立てた人形を置いて、そのエリアに送り込まれるクロスボールに対応。距離や角度、球種の異なるボールをセーブして、ロングフィードを送る動作を入念に行いました。

また、怪我の回復を考慮して前日の練習ではバイクを漕いだりストレッチやランニングで調整していた冨安健洋選手(アーセナル)と田中碧選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)も、別メニューながらボールを使った練習に移行しました。

冨安選手は速いペースでのランニングやスプリントなどを行ったのち、コーチとパス交換やドリブルなどの動きを繰り返しチェック。田中選手もコーチと1対1でパスワークやロングキックの確認を行い、コーチングスタッフ数人とともにボール回しを行うなど、二人とも徐々に調子を上げている様子です。他のメンバーが早めに練習を終えた後も最後までフィールドに残り、それぞれの動きを一つひとつ確認していました。

この日は海外組の合流でメンバーが増えたことに加えて、チームの激励に訪れたドーハの日本人学校に通う子どもたちの姿もありました。
練習前にはピッチで交流会が行われ、子どもたちを代表した生徒から「必ず勝ち上がると信じています」、「SAMURAI BLUE旋風を巻き起こしてください」というエールが送られました。子どもたちのメッセージが寄せ書きされた日の丸の旗も贈られて、チームを代表して吉田キャプテンが受け取りました。

選手たちは子どもたちと笑顔で記念撮影やサインにも応じて、和やかなひと時を過ごし、練習が始まるとピッチ脇で見守る子どもたちからは、「ガンバレー!」という元気いっぱいの掛け声が次々にかかっていました。

練習を終えた吉田選手は、今大会ならではの準備期間の短さに「週末の試合からのリカバリーが第一優先」と指摘。その上で「リーグ戦が中断してから大会までが短いので、チームのやり方、セットプレー、攻撃守備の戦い方を把握し直して、そこを代表モードにしっかりシフトチェンジしなければいけない」と、素早い切り替えで本大会へ備えたいと話していました。

なお、15日(火)の練習には、体調不良で回復と合流が待たれている三笘薫選手(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)を除いた残りのメンバーが参加する予定です。

チームは17日(木)にドバイでカナダ代表と国際親善試合に臨み、本大会へ向けて最後の実戦チェックを行います。

選手コメント

GK #23 シュミット・ダニエル 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)
ワールドカップに来られてワクワクしています。空港に着いたときや練習場に向かうバスから眺める景色で、ワールドカップモードの街が見えて、本当に夢の舞台に来たんだという実感が湧いてうれしくなりました。所属チームでもいいパフォーマンスで今季は戦ってこられているので、調子の良さを自分でも感じています。出番が来たらプレッシャーはあると思いますが、できるだけ楽しもうと思っていますし、出ない場合でもチームが勝てるようにサポートしたい。その責任が伴います。グループステージで対峙するGKはこれ以上ない面々で、対戦して学べる部分もたくさんあると思うので、自分の成長につながる大会になればと思っています。リーグ戦から10日くらいで切り替えて準備しないといけないのは今大会の難しさだと思いますが、楽しむことで切り替えていけると思っています。

FP #4 板倉滉 選手(ボルシアMG/ドイツ)
膝のけがも初めてだったので「ワールドカップは厳しいんじゃないかな」と、けがした瞬間に思ったんですが、その後の検査でぎりぎり間に合うかもという話を受けて、そこからここに向けていい状態で仕上げていくという目標に変わりました。デュッセルドルフのJFAの事務所に常にトレーナーの方がいてくれたので、チームでリハビリ終わったら午後は事務所に行ってリハビリする形ですごく助かりました。チームでもこの前の試合は勝っている状況で最後の5分くらいに出させてもらって感謝しています。ドイツ戦にフィットする状況をつくることを考えたときに、あそこでのステップはよかったですし、ここからカナダ戦も練習もあるので、完全にフィットした状態でドイツ戦にいけると思います。まずは一番いい状態に体を持っていって、チームのために働くことが一番大事になってくると思っています。

FP #18 浅野拓磨 選手(VfLボーフム/ドイツ)
怪我はもう問題ありません。チームでも全体合流はして、最後の試合にも出る準備をしていました。でも監督に無理しなくていいと言われたので、代表のために切り替えて、最後に自分の練習もできました。怪我をしたあとも、自分の中ではやれることをやればワールドカップまでにいい状態が作れるという感覚はあったので、「治しますよ」というアピールを含めて、やれることはやってきました。この場にいられて、ワールドカップへ向けて少しでもよい準備ができているのがすべてかと思います。点を取って貢献するイメージしか湧いていないので、どういう形で使われるかは分からないですが、自分がヒーローになっている姿しか想像できないでいます。試合勘という意味ではまだつかめていないので、カナダ戦にすべてをかけたい。いい形でワールドカップに入っていくにはそこが最後のチャンスなので、大事な試合です。まずは自分の持っている力を全部そこで出したいと思います。

FP #21 上田綺世 選手(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
この暑さの中でプレーして自分のコンディションをチェックして、チームメイトとプレーをすり合わせて、対戦相手の対策もあると思うので、チームとして準備しながら自分なりにイメージできたらいいと思います。カナダ戦は高い強度の中でできたらいいですし、僕たちの強度も引き上げてプレーしたい。グループステージを想定した戦術や戦い方、チームに求められていることなどもより明確になってくると思うので、それに自分がどうかかわってどう表現できるか、しっかり求めていきたい。(ベルギーでのプレーとは)まったく違うものになると思いますが、高い強度でやってきたことで自分のコンディションや、その強度で出せるパフォーマンスというのは、日本にいた時よりは少なからず上がっていると思うので、そのなかで自分の特徴をチームの戦術に活かしたいと思っています。

FP #22 吉田麻也 選手(シャルケ04/ドイツ)
まずは週末の試合からのリカバリーが第一優先で、そこからカナダ戦に向けて仕上げて確認して、試合で出た課題や、できたこと、できなかったことを踏まえてドイツ戦に向けて準備をしていきたいと思います。負傷で試合に出ていない選手はコンディションを上げると同時に、出ている選手もすりあわせるところが一番大事で、9月にやったことをしっかりともう一度確認し直すことがメインになると思います。ビハインドの時の戦い方はもう一度確認し直す必要がありますし、それはカナダ戦だけでなくて、ピッチ外でのコミュニケーションをとれる時間から使ってやっていかなければいけないと思っています。今回、大会初出場の選手が多いですが、前回大会のベルギー戦で点を取った原口選手も乾選手もアシストした柴崎選手も当時は初出場でした。勢いの良さもあると思うので、そこを引き出していけるような持っていき方をしたいですし、ナイーブになる可能性もあるので、しっかりと盤石な土台を作っておきたいと思います。自分のキャリアの中で一番いい大会にしたいです。

FP #26 伊藤洋輝 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
メディアの数もホテルや空港での待遇も、改めてワールドカップという大会の大きさを感じています。試合に近づくにつれて緊張感も高まっていくと思うので、リラックスしながら準備していきたいです。チームとして守備のコンセプト、攻撃のコンセプトを共有して、一人ひとりが相手の情報やチームのやるべき事をより意識して準備したい。個人としても負けないことが大前提ですが、チームとしても強みを生かしていければと思います。左サイドバックは6月もやってますし、与えられたポジションで自分のやるべきこと、チームに与えられるいい影響を積極的に出していければなと思います。ワールドカップに来たからには結果を残して帰りたい。4年後のことは考えず、自分にとって最後の大会になるかもしれないという覚悟はしっかり持ってやっていきたいと思っています。

国際親善試合

2022年11月17日(木) 17:40キックオフ予定(日本時間 22:40)vs カナダ代表
会場:アラブ首長国連邦/アルマクトゥームスタジアム

大会情報はこちら

FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月20日(日)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
  • #つな超えキャンペーン
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー