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JFA公認C級指導者養成講習会をタイで開催

2014年12月02日

JFA公認C級指導者養成講習会をタイで開催

近年多くの日本人選手がプレーしているタイで、JFA公認C級指導者養成講習会を開催しました。同講習会の海外での開催は、昨年のシンガポール引き続き2度目となります。今回の講習会には、タイサッカー協会が推薦する10名のタイ人指導者に加え、5名の日本人指導者及び2名の現役選手計17名が参加し、JFAインストラクターの若杉透氏の指導の下、講義や指導実践を8日間精力的に行いました。 

今回の講習会は国際交流基金アジアセンターの支援を受け、アセアン各国を対象とした文化交流事業のひとつとして実現しました。国際交流基金アジアセンターは、「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」をキーワードに掲げ、日本とアジア各国との文化交流の機会を創出する事業をJFAをはじめとする各種団体と協力して実施しています。

インストラクターコメント

若杉透 氏
昨年度のシンガポールに引き続き、今回もタイでC級講習会のインストラクターを務めさせていただきました。多くの方が参加した昨年以上に参加者のモチベーションや意識が高く、活発な議論が行われました。日本人、タイ人関係なく全員が一致団結し学び高めあう姿に感動しました。特に修了式では受講者の多くが涙を流し、今回の講習会で同じ夢を持つ仲間に出会えて良かったと言っていただいたときには、今回の講習会が日本のコーチングライセンスの発展・普及のためのみならず、国際交流の場としても意義深いものであったと感じました。またこのような機会があれば、是非インストラクターをやらせていただきたいと思います。

受講者コメント

MAMADSA-ARD LAEMUMEEN 氏
今までこのようなコーチング講習会に何度も参加させていただきましたが、これほど質の高い講習会は初めてで驚きました。特にインストラクターの若杉さんの情熱やこまやかな指導は本当に素晴らしかったです。若い世代には厳しさのみでなく、褒めて伸ばすことがいかに重要かがよく分かりました。タイでは、選手を押さえつけてしまいがちなのですが、コーチ自身がしっかりとした知識と理論を持ち子供たちに対して責任をもった指導をすれば良い選手が育つことを今回の講習会を通じて理解することが出来ました。本当に今回の講習会に参加することが出来て良かったですし、また同じような講習会があれば是非とも参加したいと思います。ありがとうございました。

中谷祐介 氏
このような素晴らしい機会をいただき本当にありがとうございました。私はまだ現役で、今まで選手目線からどういう風に動ければ良いかということを中心に考えていましたが、今回コーチ目線で人に教える、伝えるということがどれほど難しいことなのかが良く分かりました。選手をやっている間にC級講習会を受けることは今の自分自身のプレーの質も上がるのではないかと感じました。正直、プレーに集中したいがために今までコーチングライセンスの取得を避けてきましたが、もっと早く取っておけば良かったと後悔しています。

片野寛理 氏
私は今まだ現役を続けていますが、将来はコーチになることも視野に入れているので、今回タイでC級講習会が実施されると聞いて本当に嬉しく感じていました。また日本人だけではなくタイ人の方も一緒にやれたからこそお互いに刺激を与え合い、切磋琢磨して成長できたと思います。実際私も指導実践を行ったことで人にどのように伝えたらいいのかなど、よりサッカーを俯瞰的に見れるようになりました。インストラクターの若杉さんにもプレーの質が初日より上がっていると褒めていただきました。もしB級講習会をタイでやることがあれば是非参加したいと思います。

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