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キリンチャレンジカップ アギーレ監督、初のメンバー発表 ~9月2連戦へ、初選出5人が代表入り~

2014年08月29日

キリンチャレンジカップ アギーレ監督、初のメンバー発表 ~9月2連戦へ、初選出5人が代表入り~

SAMURAI BLUEのハビエル・アギーレ監督は8月28日、初陣となる9月のキリンチャレンジカップ2014でのウルグアイ戦(5日、札幌ドーム),ベネズエラ戦(9日、横浜国際競技場)へ向けたメンバーを発表、初選出5人を含めたフレッシュな顔ぶれになりました。

新チーム23人には今年のFIFAワールドカップを経験した選手12人、Jリーグからは11人が選出されています。
そのなかで初選出はFW武藤嘉紀選手(FC東京)、FW皆川佑介選手(サンフレッチェ広島)、MF森岡亮太選手(ヴィッセル神戸)、DF松原健選手(アルビレックス新潟)、DF坂井達弥選手(サガン鳥栖)の5人です。さらにMF柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)、GK林彰洋選手(サガン鳥栖)らが選ばれました。
欧州からはFW本田圭佑選手(ACミラン)、FW岡崎慎司選手(1.FSマインツ)をはじめ、MF田中順也選手(スポルティング)、MF細貝萌選手(ヘルタ・ベルリン)、FW柿谷曜一朗選手(FCバーゼル)らが名を連ねました。

東京のJFAハウスで会見に臨んだアギーレ監督は、「ここからはゼロからのスタート」と新たな取り組みが始まることを強調し、「過去のリストを見て選んだのではない。私と私のスタッフでたくさんの試合を観て、この2試合を考えてベストと思えるメンバーを選んだ。これからも過去の代表歴とは関係なく、選手を選んでいきたい」と話しました。
また、2連戦での選手起用について新指揮官は「試合ではできるだけ多くの選手、できれば23人を見たい。これは選手たちがパスしなくてはならないテスト。アジアカップまでに6試合あるが、アジアカップにはそれをパスした選手たちが出場する」と、来年1月にSAMURAI BLUEが連覇を賭けて臨むAFCアジアカップへ向けて、選手たちの奮起に期待を寄せました。

チーム作りについて訊かれると、アギーレ監督は、「相手よりボールを持ち、相手より攻撃を仕掛けるがバランスのとれたチーム」と答え、「しっかりスペース使いながらボールを扱ってボールを持つ状況を作り、ボールを失ったらすぐに奪い返しに行く。ピッチの各エリアで何をしなくてはならないかを考えられる賢いチームでなければならない」と、求めるチーム像を語りました。
代表チームは、9月1日から練習を開始してキリンチャレンジカップの2連戦に備えます。
「ウルグアイ戦もベネズエラ戦も、しっかり戦って勝利を目指し、できるだけ良いサッカーを見せたい。準備の時間はあまりないが、意欲と質の高さは十分ある。日々向上させていきたい」と抱負を口にしました。

試合のキックオフは5日のウルグアイ戦が札幌ドームにて19:25、9日のベネズエラ戦が横浜国際競技場にて19:20の予定です。

コメント

ハビエル・アギーレ 日本代表監督
ここから新しいステージが始まります。このプロジェクトに一丸となって挑みたいと思います。2~3回のトレーニングセッションで最初から良いサッカーを見せるのは難しいことですが、初戦から競争力のある、常に勝利を目指して戦うチームをお見せしたい。我々の現在の目標は、この試合をしっかりと戦って選手たちのことをしっかり把握し、最終的にアジアカップで良い結果を残すことです。日々、向上させていきたいと思います。1試合90分の中でインプレーの時間は45~48分で、平均すると1選手がボールを持っているのは2分になります。では残りの88分でその選手は何をしているのか。私はその部分について、チームに対する選手のコミットメント、責任という面を見ています。選手たちには、これはゼロから始める新プロジェクトだということと、ロシアで自信を持って戦えるために準備する時間は4年あると伝えたいと考えています。

原博実 日本サッカー協会専務理事兼技術委員長
ワールドカップ後の初めての試合になるキリンチャレンジカップは、アギーレ監督を迎えて最初の試合になりますが、来年1月のアジアカップに向けて一戦一戦大事に戦い、新しい代表がさらに世界へ向かっていけるように戦ってほしいと思っています。

キリンチャレンジカップ2014

2014年9月5日(金) vs ウルグアイ代表 
北海道/札幌ドーム
19:25キックオフ(予定)/ 16:25開場(予定)
大会情報はこちら

2014年9月9日(火) vs ベネズエラ代表
神奈川/横浜国際総合競技場
19:20キックオフ(予定)/ 16:20開場(予定)
大会情報はこちら

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