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SAMURAI BLUE国内合宿終了、オーストラリアへ出発

2015年01月03日

SAMURAI BLUE国内合宿終了、オーストラリアへ出発

連覇を目指すAFCアジアカップ2015オーストラリアへ向けて調整を続けていたSAMURAI BLUE (日本代表)は1月2日(金)、午前の練習で国内合宿を終え、同日夕刻の航空機で成田空港から大会開催地へ向けて出発しました。

薄曇りで冷え込みの厳しい気候の中、千葉県内のグランドでの合宿5日目の練習では、ボール回しのウォーミングアップの後、左右からのクロスからシュートまでの組み立てを確認。さらに、相手のプレスをかわす素早い動きとパスワークを意識しながら、4対4や6対6などの実戦形式に精力的に取り組みました。

攻撃の組み立てではゴール前で攻撃側が数的優位になる設定で、選手たちは速く激しく連動してシュートまで持ち込む姿勢を見せ、ハビエル・アギーレ監督は選手の好プレーに日本語で「イイネ、イイネ、イイネ!」と、何度となく声をかけていました。
MF清武弘嗣選手(ハノーファー96)は国内合宿を終えて、「順調に来ていると思う。練習でゲームが多く、僕はゲームをやる方がキレが出るので、楽しく良い練習が出来ている」と手応えを口にしました。
また、GK西川周作(浦和レッズ)選手は、「怪我もなく、体に良い張りも出てきたし、良い練習が出来ていると思う。オーストラリアに入れば大会の雰囲気を感じられると思う」と、次の段階を心待ちにしている様子でした。

チームは3日朝、シドニーに到着の予定で、所属クラブのリーグ日程の都合で合流が遅れていたDF吉田麻也選手(サウサンプトン)も合流します。

なお、昨日からインフルエンザで東京都内のホテルで静養中のMF柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)は、病状が回復次第、渡航する予定です。それまで、トレーニングパートナーのMF中島翔哉選手(FC東京)が引き続き、チームに帯同することになりました。
アジアカップは1月9日(金)に開幕。日本はグループステージDグループでパレスチナ(12日(月)、ニューカッスル)、イラク(16日(金)、ブリスベン)、ヨルダン(20日(火)、メルボルン)と対戦します。グループステージ2位以上が準々決勝に進出します。決勝は1月31日(土)に行われます。

選手コメント

西川周作 選手(浦和レッズ)
練習はボールを使ってやっているので、楽しくやれていますし、試合の状況を想定しながらハードな練習が出来ていると思います。大会へ向けての細かい話は、オーストラリアへ入ってからだと思いますが、しっかり集中力を高めながら、みんなでやっていきたいです。ちょっとのところで失点したり得点したりとか、少しの差が大事になると思います。現地に入るとすぐに練習試合があるのは、チームとして確認ができて、GKとしてもゲーム勘を戻すのに非常に良いことです。積極的にやっていきたいと思います。

東口順昭 選手(ガンバ大阪)
国内合宿ではもう少し緩やかに練習に入るかと思っていたんですが、結構激しくやっていると思います。ボールもいつも使っているものとは違いますが、ゲーム形式のトレーニングをやって感覚をつかめていますし、充実した良いキャンプになっていると思います。自分は試合に出るつもりでやっているので、出場を目指して、少しずつ積み上げてアピールしていくしかないと思っています。大会では簡単な試合はないと思います。アウェーですし、日本では経験することがないことが起こったりすると思うので、気をつけたいです。連覇へ向けて、僕もチームも過信はしていませんし、もう一度優勝カップを獲りに行くという覚悟は出来ていると思います。

川島永嗣 選手(スタンダール・リエージュ)
(数日別メニューの後)今日、合流して練習して全体を通してやれているので、問題ないと思います。現地に行ったら戦術的にも大会へ向けて準備していく必要があります。内容と共に気持ちの面でもどんどん上げていきたい。FIFAワールドカップでの不甲斐なさや、出しきれなかったという気持ちが強くあって、自分たちは結果を欲しています。AFCアジアカップは、またさらに日本のサッカーが成長していくための、ひとつの大きな大会だと思います。チームはこの数年で良いグループになってきていますが、良いグループは大会でも常に成長していかなくてはいけません。厳しく言うところは厳しく言って、お互いに切磋琢磨しながら、大会を通して本当に強いグループになっていけたらいいと思っています。

岡崎慎司 選手(1.FSVマインツ)
ドイツでの今シーズンの8得点は間隔を空けずに獲れていて、昨シーズンに比べてムラが無くなってきているのだと思います。より良い結果を出していきたいですし、AFCアジアカップでもゴールを取りたいと思っています。フォワードとして点を獲るのが仕事なのに、シュート数が少ないと自分自身も悔いが残ります。(前回大会は1得点で)フォワードとしてチャンスを呼び込むことももっとすべきだと感じたので、(今回は)それを実行できればいいと思っています。

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