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【対戦国情報】エクアドル代表 新世代が成長し、安定した戦いぶりで南米予選を突破~キリンチャレンジカップ2022
2022年09月25日
2002FIFAワールドカップ日本/韓国で世界のひのき舞台に初お目見えしたエクアドルは、前回のロシア大会予選では10チーム中8位に終わり、出場権獲得を逃した。今回の予選も苦戦が予想されたが、安定した戦いぶりでブラジル、アルゼンチンに続く上位をキープ。ペルー、コロンビア、チリといった強豪を抑え、4位でカタールへの切符をつかみ取った。本大会のグループステージでは、現地11月20日に開催国カタールとの開幕戦に登場後、オランダ、セネガルという強豪を相手に2006年ドイツ大会以来のノックアウトステージ進出を目指す。
カタール大会予選の躍進は、若い選手の台頭によるところが大きい。その新世代の旗手ともいえるのが、守備陣の中心となっているピエロ・インカピエだ。日韓大会の開催年に生まれた20歳は、相手選手への冷静な対応と的確な判断でピンチの芽を摘む。代表ではセンターバックだが、所属のバイヤー・レバークーゼン(ドイツ)では、左サイドバックとして起用されることもある。エクアドルはロシア大会予選で29失点を喫したが、カタール大会予選では19に減少させた。この守備の安定にインカピエも大きく貢献した。
今回の試合に向けて招集されたメンバーのうち3人は、三笘薫と同じブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)に所属している。左サイドバックのペルビス・エストゥピニャンは、ビジャレアルCF(スペイン)から移籍したばかり。攻撃参加からの正確なクロスが持ち味の24歳だ。21歳のモイセス・カイセドはタフなMFで、ジェレミー・サルミエントは20歳の攻撃的MFである。こうした若手の躍進に負けず、ベテランも健在。相手ゴールへ向かう推進力が素晴らしい最前線のエンネル・バレンシア(32歳)は、守護神のアレクサンデル・ドミンゲス(35歳)と共に前回出場の2014年ブラジル大会を知る数少ない存在だ。
SAMURAI BLUE(日本代表)との直近の対戦は、CONMEBOLコパアメリカブラジル2019のグループステージ。両チームとも勝てばノックアウトステージ進出が決まる状況での一戦は、日本が中島翔哉の先制点でリードを奪うも、アンヘル・メナが同点ゴールを決めて1-1の引き分け。森保一監督によれば「負けなかったというより、勝てなかった試合」で、共にグループステージ敗退を余儀なくされた。
FIFAランキング:44位(2022年8月25日発表)
FIFAワールドカップ出場:3回(2002、2006/ラウンド16、2014)
対戦成績:日本の2勝1分(得点5、失点1)
1995年5月28日 | ○3-0 | キリンカップサッカー‘95(日本/東京) |
---|---|---|
2006年3月30日 | ○1-0 | キリンチャレンジカップ2006(日本/大分) |
2019年6月24日 | △1-1 | CONMEBOLコパアメリカブラジル2019(ブラジル/ベロオリゾンテ) |
連盟 | エクアドルサッカー連盟 |
---|---|
大陸連盟 | 南米 |
サッカー連盟会長 | Francisco EGAS |
公式サイト | www.fef.ec |
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