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フットサル日本代表候補 10選手を初招集、フレッシュなメンバーでトレーニングキャンプ開始

2021年05月22日

フットサル日本代表候補 10選手を初招集、フレッシュなメンバーでトレーニングキャンプ開始

今年9月にリトアニアで開催されるFIFA フットサルワールドカップの出場が決定したフットサル日本代表は20日(木)、静岡県浜松市で4日間のトレーニングキャンプをスタートしました。今回は、日本代表候補初招集となる選手が10名。Fリーグで活躍する比較的若い選手を中心に20名が招集されています。

初日は選手・スタッフが浜松市内のホテルに集合し、全員がPCR検査を実施して陰性確認が取れてから活動を開始しました。トレーニング前の最初のミーティングではブルーノ監督より今回のメンバーがどのようなプロセスを経て選ばれているかを説明し、その上でFIFA フットサルワールドカップへ臨むコアメンバーのポジションを勝ち取れるよう代表チームの戦術に適応し、今回のチャンスを掴んでほしいと伝えられました。

最初のトレーニングは本格的に梅雨入りした浜松で夕方18時から行いました。全体で代表チーム恒例のリクリエーションで盛り上がりを見せてから、シュート練習、数的不均衡の攻防、最後はゲーム形式で初日のセッションを終えました。10チームから招集され、普段は一緒にプレーをする機会がないなかでもブルーノ監督のチーム戦術のすり合わせやお互いの持ち味を理解しようとピッチ内外で積極的にコミュニケーションを取る姿が見られました。

翌日の21日は午前・午後で2部のトレーニングを実施しました。午前は戦術に特化した2時間のトレーニングを実施、午後は4人のGKは内山コーチによるGKトレーニングを実施し、その後FPの選手も合流してセットプレーを中心としたメニューに取り組み、最後は短い時間で紅白戦を実施して2日目のトレーニングを終えました。Fリーグ開幕前のプレシーズン中ではあるものの、終始強度が高く、20名全員で集中して良い雰囲気の中でトレーニングが行われています。

チームは5月22日、23日と残り2日間で3セッションのトレーニングを実施予定です。

選手コメント

GK 岩永汰紀 選手(しながわシティ)
新しく呼ばれたメンバーが多い中、日本代表のコンセプトを理解し、強度の高いトレーニングができていると思います。残りのセッションも細かい部分を突き詰めて質の高いトレーニングにし、個人としてもレベルアップしたいです。

FP 伊藤圭汰 選手(ペスカドーラ町田)
コロナ禍で大変な状況下ですが、静岡県サッカー協会、ホテルの方々、JFAのスタッフなど各方面でご協力、ご理解があり今回こうして代表キャンプを行えることに感謝しています。今回は新しい選手や、久しぶりに合宿に参加する選手がいます。自分が代表に初めて呼ばれた時、ピッチの中でも外でもたくさんのサポートをしてもらったことを思い出しました。今回の合宿ではリーダーシップをとり、今までしてもらったことを自分がしていけたらなと思います。自分がワールドカップのメンバーに入るため、プレーの質や強度にこだわり、目の前の練習に全力で取り組んでいきます。

FP 水谷颯真 選手(名古屋オーシャンズ)
所属チームでは自分よりも歳上の選手とプレーをしていますが、今回の代表活動は若い選手が多く招集されています。なかなかプレーが合わないことがありますが、みんなでコミュニケーションを取って練習をしているのでとてもいい雰囲気でセッションを積み重ねていると思います。個人的にも代表の中軸を担っている選手に割り込んでアピールできるように頑張りたいです。緊急事態宣言も出ているなかでたくさんの方々からサポートをしていただいていることに感謝をしながらこの短い合宿をより充実させるようにしたいです。

FP 荒川勇気 選手(Y.S.C.C.横浜)
今回はこのような厳しい状況の中にも関わらず、たくさんの方々のご協力があり代表合宿ができることにとても感謝しています。今日で2日目が終了し、毎セッション強度の高い練習ができていてとても充実した時間を過ごしています。個人としては周りから吸収できるものは全て吸収していきながら、自分の特長を最大限に発揮してさらにレベルアップできるような合宿にしていきたいです。

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