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ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > U-16日本代表 インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN 強豪アメリカ代表に勝利し、最終戦へ

ニュース

U-16日本代表 インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN 強豪アメリカ代表に勝利し、最終戦へ

2017年06月17日

U-16日本代表 インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN 強豪アメリカ代表に勝利し、最終戦へ

インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN presented by 朝日新聞 第2戦 vs U-16アメリカ代表
2017年6月16日(金) キックオフ時間 18:00 試合時間 90分(45分ハーフ)
ユアテックスタジアム仙台(仙台市)

U-16日本代表 4-2(前半1-2、後半3-0)U-16アメリカ代表

得点
12分 失点(U-16アメリカ代表)
23分 失点(U-16アメリカ代表)
41分 斉藤光毅(U-16日本代表)
58分 谷本駿介(U-16日本代表)
71分 西尾隆矢(U-16日本代表)
90+1分 小田裕太郎(U-16日本代表)

スターティングメンバー
GK:北原一樹
DF:半田陸、西尾隆矢、井出敬大、橋本柊哉
MF:小田裕太郎、山本理仁、馬場晴也、岩本翔
FW:斉藤光毅、栗原イブラヒムジュニア

サブメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:川本梨誉、角昂志郎
MF:谷本駿介、西川潤、西堂久俊

交代
37分 井出敬大 → 谷本駿介
68分 橋本柊哉 → 角昂志郎
90+3分 斉藤光毅 → 西川潤

マッチレポート

U-16日本代表は16日(金)、U-16インターナショナルドリームカップ2017の第2戦目でU-16アメリカ代表と対戦し、4‐2で勝利しました。
U-16アメリカ代表はトップチームだけでなく、育成年代各カテゴリーの国際大会でもほぼ上位に入り、特にU-17アメリカ代表はFIFA U-17ワールドカップインド2017で優勝を狙える強豪チームです。第45回モンテギュー国際大会でもグループリーグで対戦し、2-1で日本が辛くも勝利しています。

お互い初戦を落としている両チームの対戦は、試合立ち上がりから激しい展開を見せていきます。各所で激しい球際での戦いが続き、両チームとも試合の流れを掴みにいきます。両サイドを広く使ったアメリカが先にチャンスを作ります。素早いサイド交換でフリーな時間を作ると、縦へシンプルに仕掛け、サイド攻撃から何度も決定機を作ります。すると12分、日本は左サイドを突破されると、一度はクリアするものの、こぼれ球を強烈なロングシュートを決められ、与えてはいけない先制点を許します。反撃に出たい日本は20分、スルーパスに抜け出したFW斉藤光毅選手がペナルティエリア内で倒されたように見えましたが、PKは獲得できずチャンスを掴めません。すると23分、日本はゴール前で不用意なパスミスを拾われると、相手FWに上手くループシュートを決められて、2点目を奪われてしまいます。苦しい展開になっても、日本は下を向かず積極的に1点を奪いにいきます。守備陣が相手の攻撃に慣れ始め、素早いパス交換が回りだすと、日本は流れを掴んできます。41分、中央でパス交換がスムーズに繋がると、右サイドにボールが流れ、MF小田裕太郎選手のクロスを斉藤選手が何とかヘッドで合わせ1点を返します。さらに43分には、MF小田選手の見事なスルーパスに斉藤選手が抜け出して、絶好のチャンスを迎えますが、シュートは体を張った相手DFに防がれます。前半は1-2で終了します。

ハーフタイムに森山佳郎監督から「この試合は必ず勝てる」と檄をもらった日本は後半、攻め続け意地を見せます。日本は決定機を作れないものの、ゴール前まで攻め込む時間が続きます。53分には相手FKをGK北原一樹選手がファインセーブで防ぎ、守備陣は体を張って追加点を許しません。すると、日本はリズムを完全に掴みます。56分、MF小田裕太郎選手が斉藤選手のスルーパスを受けて抜け出しシュートを狙いますが、惜しくも外れます。そして58分、日本は攻め続けた成果が出ます。FW栗原イブラヒムジュニア選手が、パスを上手く反転しボールを受けると、シュートを狙い一度は相手GKに防がれますが、諦めず力強く相手DFからボールを奪い返しクロスを上げると、フリーで待っていたMF谷本駿介選手が冷静に決めて同点ゴールを奪います。勢いに乗った日本は、71分、FKのチャンスを掴むと、谷本選手のクロスをDF西尾隆矢選手がヘッドで上手く合わせ、ついに逆転ゴールを奪います。その後は、両チームが勝利を目指すべく一進一退の状況が続きますが、DF半田陸選手やMF馬場晴也選手が集中して耐え凌ぎ、相手に決定機を与えません。そして、アディショナルタイム1分には、左サイドを斉藤選手と山本選手でパス交換から崩すと、ボールを受けた小田選手がゴール右隅に決めるファインゴールを決めて、試合を決めます。試合はそのまま4-2で終了し、日本は大逆転で激闘を制しました。

試合詳細はこちら

次戦は18日(日)、この日U-17オランダ代表に2-1で勝利した2連勝中のU-16ギニア代表と優勝を懸けて対戦します。

 

選手コメント

DF #3 西尾隆矢 選手(セレッソ大阪U-18)
立ち上がりからリズムを掴めず、2失点してしまいましたが、皆で気持ちを切らさずしっかり立て直して逆転できたことは良かったと思います。個人的にも、狙っていたFKで決勝点を奪えたことは嬉しかったです。しかし、試合を通じてはまだまだ1対1では球際やロングボールの競り合い、スピードで負けることも多く、強くならないといけないと強く感じました。最終戦のU-16ギニア代表戦は、身体能力も凄く高く、2連勝して勢いもあるので、自分が守備陣のリーダーシップを取って、昨年逃した優勝を必ず皆で勝ち取りたいと思います。

DF #14 半田陸 選手(モンテディオ山形ユース)
U-16アメリカ代表のビルドアップや素早いサイド攻撃に対応できるまでに、少し時間が掛かってしまい、かなり苦しい展開になりましたが、前半に1点返せたことが大きかったと思います。後半は危険な場面もたくさんありましたが、何とか皆で苦しい時間を耐えることができたので、逆転に繋がったと思います。個人的には、右サイドバックの時に寄せが甘く、簡単に交わされてシュートまで打たせてしまうことが多かったので、もっと対人を強くしていかないといけないし、守備のことを考えながらも攻撃にもっと関わるべきでした。この試合で、2失点しても慌てず気持ち切り替える大事さを学びました。U-16ギニア代表戦は、本日の前半戦のようにならないように全員でどう対応するか考えて、コンパクトな陣形を保ち、素早いパス交換で相手を翻弄し、1番良い試合をして、チーム一丸で必ず勝ちたいです。

DF #17 角昂志郎 選手(東京武蔵野シティフットボールクラブU-15)
U-16オランダ代表戦で自分のプレーがあまり出せなくてチームも敗戦してしまったので、途中出場でも試合に出れば自分が活躍してチームが勝つことだけを意識して試合に臨みました。普段はプレーしない左SBでしたが、そのポジションで何ができるか冷静に考えてプレーできました。相手のスピードに乗った攻撃も耐えられたと思います。普段経験しないポジションでプレーしたからこそ得たものは大きかったですし、相手との間隔の保ち方、1対1での対応の仕方は非常に勉強になりました。最終戦は優勝が決まる大一番なので、必ず勝って優勝したいです。

MF #7 岩本翔選手(ガンバ大阪ユース)
立ち上がりからずっと相手のペースで試合が進んでいる中で、自分たちのミスから2失点してしまいました。しかし、第1戦目のU-16オランダ代表戦の反省を生かして、そこから修正できて前半で1点返せて良かったです。後半は逆転できるイメージがあったので、泥臭く粘り強く皆が連係してプレーしました。逆転ゴールを奪った後も時間を上手く使いながら終わらせることができて良かったです。最終戦のU-16ギニア代表戦は、U-16オランダ代表の試合結果にもよりますが、勝利すれば優勝に近づけるので、初戦、第2戦目よりも自分たちの流れで試合を運び、最高の試合がしたいです。なかなか得点に直結する場面が少ないので、得点に繋がるパスや自らゴールする働きをしたいです。

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スケジュール

U-16インターナショナルドリームカップ2017 JAPAN presented by 朝日新聞
6月14日(水) 1-3 vs U-16オランダ代表(ユアテックスタジアム仙台)
6月15日(木) AM トレーニング
6月16日(金) 4-2 vs U-16アメリカ代表(ユアテックスタジアム仙台)
6月17日(土) AM トレーニング
6月18日(日) 14:30 vs U-16ギニア代表(ユアテックスタジアム仙台)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2017年6月14(水)・16日(金)・18日(日)
宮城/ユアテックスタジアム仙台[ 全試合入場無料]

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