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ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > U-15日本代表候補 「00ジャパン」千葉トレーニングキャンプ始動

ニュース

U-15日本代表候補 「00ジャパン」千葉トレーニングキャンプ始動

2015年08月26日

U-15日本代表候補 「00ジャパン」千葉トレーニングキャンプ始動

U-15日本代表は、本日より千葉でのトレーニングキャンプを開始しました。

「00JAPAN」ことU-15日本代表は、9月にモンゴルで開催されるAFC U-16選手権2016予選で、香港、モンゴルに勝利し、来年インドで開催されるAFC U-16選手権2016を勝ち抜き、FIFA U-17ワールドカップ2017の出場権を獲得することを目指しています。

最初のミーティングで、森山佳郎監督から「第30回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会や海外遠征など疲労が溜まっている選手もいると思う。ただ、AFC U-16選手権2016本番までもう3週間しかないので、今回の遠征は非常に重要なキャンプになる。1回1回の練習を何より集中して、素晴らしい強豪相手とも対戦できる機会があるので皆で良い遠征にしよう」と選手に語りかけました。

午前の練習前、小粥智浩コンディショニングコーチから高地であるモンゴルでどのようにコンディションを保っていくか学んだ選手たちはハートレートモニター(心拍計)を使用して脈拍を測り、自らのコンディションを理解するトレーニングから開始しました。その後は3対2のパス交換や6対6などプレッシャーが掛かった中での状況判断を磨く練習に時間を割きました。トレーニングが進むにつれ、選手たちの声も活発になり、各所でお互いプレーについて話し合う姿が印象的でした。午前中最後のトレーニングはハーフコートで11対11を実施。今回初招集された8名の選手も自らの良さを1人1人発揮しアピールしていきます。最後の1点を争う状況では、お互いが集中して体を張り1点を許さず非常に良い雰囲気で終了しました。

午後のトレーニングでは、海外遠征を行っていた鈴木冬一選手、瀬古歩夢選手、桂陸人選手も合流し、28名全員でスタートしました。翌日の試合に向けてゴール前の攻防を意識したトレーニングに時間を割きました。最後のトレーニングはフルコートで11対11の紅白戦を実施。最初の15分は課題が残るプレーには何度もプレーを止めて、ポジショニングや攻守の切り替え、状況判断などスタッフから熱のこもった指導が行われました。残り15分はプレーを止めず実施。選手同士の連携に課題が残るものの激しい1対1攻防もあり、各選手が随所に長所を発揮し良いプレーが何度も出て、充実した初日トレーニングは終了しました。

夜のミーティングでは森山佳郎監督から今日の反省点を復習し、明日の試合に臨むにあたっての攻守それぞれの準備について、片桐央視テクニカルスタッフから00JAPAN過去の試合での良かったプレー集を皆で共有して学び、この日の活動を締めくくりました。

明日は千葉県のサッカー界をリードする市立船橋高校との練習試合に臨みます。

*「00JAPAN」:2000年生まれのメンバーで構成されたU-15日本代表チームの呼称

選手コメント

GK 大内一生 選手(横浜FCジュニアユース)
今回の遠征ではゴールキーパーの技術だけでなく、闘う姿勢を前面に出して何事もトライしたいと思います。佐藤洋平GKコーチからミスした後の切り替えや状況に応じてのポジショニングについて学び勉強になりました。またチームメートのプレーも非常に刺激になります。明日の試合では得意のコーチングを活かし、チームを最後方から鼓舞して必ず勝ちたいと思います。

DF 野末学 選手(JFAアカデミー福島U15)
この遠征では早いプレッシャーの中でどこまで落ち着いてプレーできるか、学びたいと思います。また、目標としている世界で闘う為にはメンタルやフィジカル面など何が足りないのか、今何ができるか感じ取りたいと思います。本日のトレーニングでは緊張がほぐれず自分の理想のプレーができずミスが多く出てしまいました。特に11対11では早いプレッシャーの中でパスコースを上手く見つけることができず課題が残りました。明日の試合では強豪なので、ボールが来る前の予測を意識してプレーすることを心がけ、何より自分の良さを思い切り出したいと思います。

DF 三木慎博 選手(大分トリニータU-15)
初めて日本代表候補選手に選ばれて嬉しく思います。フィジカル面と体力には自信があるので、長所を発揮していきたいと思います。チームメートの動きが非常に勉強になるので日々吸収したいと思います。明日の試合では相手を圧倒するほど積極的に動き、課題であるボールを奪った後のパスの質の精度を高めたいと思います。

DF 加藤隼登 選手(アスルクラロ沼津U15)
初めての代表招集で緊張しているところもありますが、少しずつ慣れてきました。パス、トラップなど基礎技術をさらに高める必要があると感じました。まだプレースピードが遅いので、判断スピードをよりあげたいと思います。本日のトレーニングは皆でモチベーションを上げ、チームの雰囲気も非常に良かったです。明日は全員で勝ちたいと思います。

MF 東俊希 選手(FCゼブラ)
本日のトレーニングではボールとの関わり方、貰い方などポジショニングについて学びました。まだ守備の際のポジショニングやパスの質が悪く、前を向ける所で消極的になってしまうことがあったので、明日からはポジショニングについてより意識してプレーしたいと思います。前回完敗した相手に再挑戦出来るので、自分がどれだけ試せるか、ウォーミングアップから皆で集中して、良いプレーをアピールしたいと思います。

スケジュール

8月25日(火) AM/PM トレーニング
8月26日(水) AM
16:00
トレーニング
練習試合 vs 市立船橋高(フロンティアサッカーフィールド)
8月27日(木) AM
PM
トレーニング
交流プログラム(フットボールコミュニティー美浜)
8月28日(金) 9:00 練習試合 vs ジェフユナイテッド市原・千葉U-15(フロンティアサッカーフィールド)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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