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ビーチサッカー日本代表、2戦連続5得点でタヒチに連勝

2016年09月19日

ビーチサッカー日本代表、2戦連続5得点でタヒチに連勝

ビーチサッカー日本代表は9月18日(日)、ビーチサッカータヒチ代表との国際親善試合第2戦に臨みました。朝から断続的に降っていた雨も試合開始直前に止み、スタジアムDJがテンポのいい音楽で会場を盛り上げる中、およそ500人の来場者がビーチサッカー観戦を楽しみました。

円陣を組み、集中して試合に入った日本は、序盤のタヒチの攻撃をしっかり抑えると、ボールを奪ってキャプテンの茂怜羅オズ選手がオーバーヘッドキックで相手ゴールを脅かします。一方のタヒチも、ゲームキャプテンのダニエルティバ・ザベローニ選手が遠目からゴールを狙いますが、日本は得点を許さず0-0で第1ピリオドを終えます。

第2ピリオドも集中を切らさず、堅い守備から攻撃に転じる日本は21分、途中出場のGK河合雄介選手が右サイドの高い位置にボールを投げ入れると、大場崇晃選手が2人のDFに囲まれながらもボールを失わずにシュート。ボールはゴールポストに当たり、そのこぼれ球を赤熊卓弥選手が押し込み、先制点を奪います。GKの河合選手はこの直後にも、ゴール前に正確なボールを送って田畑輝樹選手のゴールを演出。日本に2点目をもたらし、駆け付けた応援団も盛り上がります。

最終ピリオドは得点に絡んで勢いに乗るGK河合選手が相手のシュートを片手一本ではじき出す好セーブを見せるなど、チーム全員で相手の攻撃を封じます。この劣勢をしのいだ日本に再びチャンスがめぐってきます。26分、相手ゴールまではやや遠い位置でFKを得た日本は、大場選手が強烈なシュート。ボールはGKの前でバウンドしてゴールに吸い込まれ、追加点を奪います。さらに2分後には、田畑選手がこの日2点目となるシュートを決めてリードを4点に広げました。

一方、2戦目に向けて「本来の実力を見せたい」(ザベローニ監督)と意気込みを語っていたタヒチも、気落ちすることなく30分、エマニュ・タイアルイ選手のオーバーヘッドキックで1点を返し、意地を見せます。体格やパワーで勝る相手に対し、守備の意識を高めて試合終盤を迎えた日本は、体を張った守備で粘り強く対応します。そして36分、茂怜羅選手が左サイドをドリブルで仕掛けると、ザベローニ選手のファウル(イエローカード)を誘います。茂怜羅選手はこのチャンスで確実に追加点を決め、5-1とタヒチを再び引き離しました。

残り時間がわずかとなったところでタヒチに与えたFKで、GK照喜名辰吾選手がシュートを顔面でブロックすると、この直後にタイムアップとなり、5-1で日本が勝利。FIFAビーチサッカーワールドカップで準優勝した経験を持つ強豪相手に、日本は2戦2勝という好成績を収めました。ビーチサッカー日本代表はこの後、ベトナム・ダナンで行われるアジアビーチゲームズで初のアジアの頂点を目指します。

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監督・選手コメント

マルセロ・メンデス監督(ビーチサッカー日本代表)
いい内容で勝てたことがうれしいですし、強い相手と戦って、貴重な経験ができました。国際大会の前には、タヒチのような強豪との試合で選手たちを試しておかないといけません。選手たちもそれを理解していて、短い時間で100%の力を出せるように練習してきました。これから開催されるアジアビーチゲームズの開幕まで、ベトナムに着いてから1週間ほど練習する時間があります。今回の国際親善試合で出た課題を修正して、優勝目指して準備しようと思っています。

FP#7 田畑輝樹 選手(東京レキオスBS)
一人一人がレベルアップして上を目指すために練習に取り組んできました。僕の1点目も、普段の練習から決めている形ですし、得点につながってよかったです。昨日の試合が終わった後、すぐに気持ちを試合に切り替えて、最初から最後まで集中してやるべきことができたからこそ今日の結果につながったと思います。強豪相手に2連勝することができ、トップレベルの選手に通用する部分はあったと思うので、これからの大会には自信を持っていい形で入れると思います。アジアビーチゲームズでは優勝して帰ってきたいと思います。

FP#8 大場崇晃 選手(ドルソ―レ北九州)
FKでの得点の場面は、まずはシュートを枠に飛ばすことと、GKの前でバウンドさせることを意識しました。思ったより高くバウンドして自分でもびっくりしました。ワールドクラスのパワーを持つタヒチと戦うことができると聞いたときから、この2試合を意識しながら準備してきました。今回、こうして勝利を収めたことが自信になります。今後は守備の動きの質を上げながら、自分のストロングポイントであるドリブルからの得点など、攻撃の形もよりコンスタントに発揮できるようにしていきたいです。

エマニュ・タイアルイ選手(ビーチサッカータヒチ代表)
途中で諦めることなく、最後まで戦うのが私たちのスタイルです。大差をつけられた後も、強い精神で試合を続けることができました。欧州遠征を経て、ここ日本に乗り込んだということでコンディションを整える難しさは確かにありましたが、言い訳にはなりません。FIFAビーチサッカーワールドカップに向けて、これからもたくさんの試合をこなす予定です。試合で場数を踏むこと、さまざまな相手と対戦することが、本番への準備になると思っています。

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スケジュール

9月13日(火) AM/PM トレーニング
9月14日(水) AM/PM トレーニング
9月15日(木) AM/PM トレーニング
9月16日(金) PM トレーニング
9月17日(土) 5-2 国際親善試合 vs  ビーチサッカータヒチ代表(大蔵海岸公園)
9月18日(日) 5-1 国際親善試合 vs  ビーチサッカータヒチ代表(大蔵海岸公園)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合

ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカータヒチ代表
兵庫/明石市大蔵海岸公園[入場無料]

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