JFA.jp

JFA.jp

EN

NADESHIKO JAPAN

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > なでしこジャパン > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン、DPRKに勝利 ~オリンピック女子アジア最終予選最終戦~

ニュース

なでしこジャパン、DPRKに勝利 ~オリンピック女子アジア最終予選最終戦~

2016年03月10日

なでしこジャパン、DPRKに勝利 ~オリンピック女子アジア最終予選最終戦~

なでしこジャパン(日本女子代表)は3月9日(水)、大阪・キンチョウスタジアムで行われたリオデジャネイロオリンピック女子アジア最終予選の最終戦で朝鮮民主主義人民共和国と対戦。途中出場のFW岩渕真奈選手の得点で1-0の勝利を挙げ、2勝1分け2敗で勝ち点を7として大会を3位で終了しました。

すでにオリンピック出場権を決めていたオーストラリアと中国は1-1で引き分け、オーストラリアが勝ち点13で1位、中国は勝ち点11で2位。ベトナムに4-0で勝利した韓国は勝ち点5で、同じ勝ち点の朝鮮民主主義人民共和国を得失点差で上回って4位。勝ち点を挙げられなかったベトナムは6位でした。

日本は2日前の第4戦から先発を8人入れ替えて、GKに山根恵里奈選手、最終ラインに近賀ゆかり選手、岩清水梓選手、熊谷紗希選手、有吉佐織選手を配し、宮間あや選手と阪口夢穂選手で中盤の底を形成。DF鮫島彩選手を左MF、中島依美選手を右MFに置いて、前線に横山久美選手と大儀見優季選手を起用する布陣で臨みました。

第4戦までに4大会連続5度目のオリンピック出場の希望が断たれていた日本でしたが、キャプテンの宮間選手は「日本代表の1試合として勝利を目指して戦おう」とチームに声をかけて試合に入り、朝から降り続いた雨を含んだピッチをものともせず、立ち上がりから躍動感ある連動したプレーでボールを支配し、試合の流れを掴みます。

13分にはゴール前に顔を出した阪口選手がスルーパスに反応してヘディングで合わせ、その1分後には宮間選手がミドルレンジからのシュートで相手ゴールを脅かします。さらに30分にはCKで中盤まで攻め上がった有吉選手からの浮き球に大儀見選手がヘディングで合わせますが、シュートはポスト外に流れました。

日本には2011年9月以降、2勝2分けと4戦無敗を続けていた朝鮮民主主義人民共和国もフィジカルの強さを活かしながら積極的に攻撃を仕掛け、20分過ぎからFWキム・ユンミ選手、MFイ・チョンシム選手らが立て続けに日本ゴールに迫りますが、日本は粘り強い守備で対応。27分に中盤で日本ボールをインターセプトしたイ選手からパス受けたFWラ・ウンシム選手がシュートを放ちますが、GK山根選手がブロックしてゴールを守ります。

前半を0-0で折り返すと、日本は後半開始から鮫島選手に代えて岩渕選手を送り出し、中島選手をボランチに下げて宮間選手を左サイドに上げ、より攻撃的なシフトに変更。すると攻撃がさらに活性化され、56分には岩渕選手からパスを受けた宮間選手がクロスを入れ、これに合わせようと岩渕選手がゴール前に飛び込む動きを見せます。

その10分後には宮間選手のパスに横山選手が右足を振り抜き、その後も大儀見選手、中島選手がシュートを放ちますが、なかなかゴールを割ることができません。

しかし攻め続けたなでしこジャパンは80分、左サイドで有吉選手の縦パスを横山選手が落とし、これを宮間選手がファーサイドの岩渕選手へクロスボールを送ります。岩渕選手はヘディングで合わせ、待望のゴールを決めました。

反撃を図る朝鮮民主主義人民共和国はその2分後に左CKからラ・ウンシム選手がヘディングで日本ゴールへ迫りますが、宮間選手がゴールでクリアします。

日本は最後までリードを守って1-0で試合を終了。2010年11月以来5試合ぶりの朝鮮民主主義人民共和国からの勝利で、2008年EAFF女子東アジアカップでの対戦(3-2勝利)で始まった佐々木則夫監督体制での同国との通算対戦成績を4勝3分け2敗としました。

試合詳細はこちら

監督・選手コメント

佐々木則夫 監督 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
選手たちが前向きに、前3試合の反省を踏まえて下を向かずによくやってくれたので次に繋がる試合になりました。初戦からそういう姿勢を出してあげられなかった私の責任は大きいと思っています。初戦で波に乗れなかったのはオーストラリアの質が高く、イメージよりも流動的なプレーでボールを動かして組織的な守備をしてきた、それが大きな誤算でした。世界は2008年以降、技術も戦術もしっかりしたチームが多くなって簡単に勝てなくなっています。選手一人一人がそれを噛みしめて日頃から自分を磨き上げることを忘れずに、オリンピック出場権を取れなかったことを強く感じて、変革するきっかけにしてもらいたいです。可能性は十分あるので自信を持って進んでほしいです。これまで彼女たちとサッカーをやってきて本当に楽しかったですし、大きな宝物をいただきました。

MF #8 宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
全員の気持ちが乗った試合でした。目的のリオへの切符が獲れなかったことを情けなく思っていますが、スタッフを含めて常に努力を怠らなかったことでここまで来ることができたと思うので、これからもそれは忘れずに相手に勝つためのサッカーをやっていきたいです。これからこの経験をどうするかが重要だと思います。

FW #16 岩渕真奈 選手(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
最後まで全員で戦った結果が勝利につながって良かったと思います。このメンバーでしっかり勝って終りたいと思っていました。またゼロからのスタートになります。しっかり応援してもらえるチームを作っていきたいです。

FW #10 大儀見優季 選手(1.FFCフランクフルト/ドイツ)
前から奪いに行こうという姿勢が全選手で持てたので、それが前半の失点ゼロに繋がりましたし、その辺が意識として前4試合と変わった部分だったと思います。普段からサッカーに取り組む意識を少しずつ上げて行くことで、チームとして上へ行けますし、もう一度世界を獲れるチームになれると思っています。

GK #12 山根恵里奈 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
自分の責任はピッチの上でしか返せないという強い気持ちで試合に入りました。どんな時でもゴールを守ってチームを支えることができる大きなGKになって、これから4年間かけてその責任を取り返したいと思います。

キム・カンミンン 朝鮮民主主義人民共和国女子代表監督
試合前にオリンピック出場は断たれていましたが、競争の激しい試合でした。負けましたが、選手はベストを尽くしましたし、大会を通じて多くの経験を得ることができました。

なでしこチャンネル

スケジュール

女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)
2月29日(月) 1-3 第1戦 vs オーストラリア女子代表(キンチョウスタジアム)
3月1日(火) AM トレーニング
3月2日(水) 1-1 第2戦 vs 韓国女子代表(キンチョウスタジアム)
3月3日(木) AM トレーニング
3月4日(金) 1-2 第3戦 vs 中国女子代表(キンチョウスタジアム)
3月5日(土) AM トレーニング
3月6日(日) AM トレーニング
3月7日(月) 6-1 第4戦 vs ベトナム女子代表(キンチョウスタジアム)
3月8日(火) AM トレーニング
3月9日(水) 1-0 第5戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表(キンチョウスタジアム)

※スケジュールや会場は変更になる場合がございます。

2016プレナスなでしこリーグ 3月26日(土)、27日(日)開幕!


アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー