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日本サッカーミュージアムで夏休みスペシャルトークイベント「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」を実施

2019年08月09日

日本サッカーミュージアムで夏休みスペシャルトークイベント「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」を実施

夏休み自由研究・スペシャルイベント概要はこちら

日本サッカーミュージアムでは、毎年「夏休み自由研究イベント」を開催し、多くの方々にご来場いただいています。8月6日(火)は夏休みスペシャルトークイベント「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」が行われ、キリンビバレッジ株式会社熱中症対策アドバイザーの速水美智子さんが講師を務めました。

まず「なぜ」「どのようなときに」熱中症になるのかというメカニズムの説明があり、熱中症にかかった経験があるかとマイクを向けられた参加者は「サッカーをしているときにクラクラした」「試合が始まって5分で倒れてしまった」など体験談を語りました。

その後は小中学生向けに「こまめな水分補給」「出かけるときは帽子を被る」「日陰で休む」「規則正しい生活」「三食きちんと食べる」という5つの熱中症対策が紹介されました。

特に水分補給は重要で、暑い日は知らずしらずのうちに汗をかいていて、喉が渇いたときにはすでに熱中症にかかっていることがあると言います。速水さんからはこまめに水分補給ができるように水筒やペットボトルを持ち歩くことや、塩分も同時に摂取することが伝えられました。イベントでは手軽に熱中症対策ができるキリンビバレッジの「キリン 世界のKitchenから ソルティライチ」がお土産として手渡され、手に取った参加者は興味深そうにラベルを読んだり、その場で試飲する姿が見られました。

最後に、参加者の少年から「小学生はどのくらい水分を取ったらいいか」と質問が出ると、速水さんは「1日4リットルをとるようにしているトップアスリートの方もいます。ただ大人とは体の大きさも運動量も違うので、人にもよりますが2リットルを目安に飲むようにするといいですね。多いように感じるかもしれませんが、この暑い中では体から水分がどんどん出てしまうので、頑張って水分を取るようにしてください」と答えました。

まだまだ暑い日が続きますが、しっかりとした対策、正しい水分補給で暑い夏を乗り越えましょう。

日本サッカーミュージアムでは8月23日(金)まで小中学生の自由研究をお手伝いする「夏休み自由研究イベント」を実施しています。ご来場お待ちしています。

講師コメント

速水美智子 さん(キリンビバレッジ株式会社熱中症対策アドバイザー)
サッカーをしている子は、していない子に比べて外で運動している時間が長いので、熱中症のリスクと隣合わせだと言えます。だからこそ水分補給の正しい知識やその他の予防策を知ってもらうことで、しっかりと自分で自分を守れるようになってほしいと思います。保護者の方も知っていることも多かったと思いますが、お子さんと聞いていただくことで親子のコミュニケーションを取ってもらい、日頃から熱中症対策の話が出ればいいと思います。声掛けやみんなで予防していきましょうという話もしましたが、お子さん一人だと我慢して練習を頑張ってしまうので、そこは保護者の方にフォローしてもらいたいです。

参加者コメント

佐河心文 さん
喉が渇く前に水分を補給することが大事だと知りました。僕もサッカーをしていて、試合が終わった後にクラクラすることがありました。その時はコーチに言って休みましたが、これからは水分をしっかり取って、帽子を被って熱中症を予防したいと思います。

藤間貴洋 さん
今日の話を聞いて熱中症は予防できると学びました。合宿で一日中練習をしていたときに少しずつ頭が痛くなることがありました。今日教わったことをしっかり守って熱中症にならないようにしたいです。 

夏休みスペシャルトークイベント

8月5日(月) 11:00 ①「レフェリーのお仕事って?」
村上伸次 プロフェッショナルレフェリー
8月6日(火) 11:00 ②「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」
速水美智子 キリンビバレッジ株式会社熱中症対策アドバイザー
8月7日(水) 11:00 ③「PUSHコース(簡易救命講習会)」
武田聡 JFA医学委員会スポーツ救命プロジェクトメンバー
8月8日(木) 11:00 ④「シューズの履き方・選び方」
箕形寛之 アディダス フットウェアマイスター
8月9日(金) 11:00 ⑤「サッカーボールのひみつ」
内田潤 株式会社モルテン

①「レフェリーのお仕事って?」
ピッチで笛を吹く以外にも、普段レフェリー達がどんなことをして試合に臨んでいるのか、などをお話しします。レフェリーについてもっと知ることによって、サッカーがさらに面白くなるかもしれません!
日程:8月5日(月) 11:00~12:00
講師:村上伸次 プロフェッショナルレフェリー
対象:小中学生、保護者

②「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」
夏の大敵である熱中症のメカニズムや対策についてお話しします。正しい水分補給で暑い夏に備えましょう!
日程:8月6日(火) 11:00~12:00
講師:速水美智子 キリンビバレッジ株式会社熱中症対策アドバイザー
対象:小中学生、保護者

③「PUSHコース(簡易救命講習会)」
心肺蘇生法(胸骨圧迫)とAEDの使用法を学ぶ簡易救命講習会です。小さなお子様でもご参加いただけます。
夏休み自由研究にもなるような資料も準備しています。
日程:8月7日(水) 11:00~12:00
講師:武田聡 JFA医学委員会スポーツ救命プロジェクトメンバー/東京慈恵会医科大学救命医学講座主任教授
協力:NPO法人大阪ライフサポート協会、東京PUSHネットワーク(NPO法人愛宕救急医療研究会)
対象:小中学生、保護者 最大30組

※参加料は無料です。参加希望の方は、当日動きやすい服装で受付までお越しください。

④「シューズの履き方・選び方」
知っているようで知らない足に合ったシューズの正しい選び方と履き方、その理由について分かりやすく説明します。
日程:8月8日(木) 11:00~12:00
講師:箕形寛之 アディダス フットウェアマイスター
対象:小中学生、保護者

※当日は動きやすい服装でご参加ください。

⑤「サッカーボールのひみつ」
年齢や競技カテゴリーに合わせたボールの様々な種類や制作方法、正しいボールの扱い方などを説明します。
日程:8月9日(金) 11:00~12:00
講師:内田潤 株式会社モルテン
対象:小中学生、保護者

「夏休みスペシャルトークイベント」ご入場の際の注意事項

※8月7日(水)③「PUSHコース(簡易救命講習会)」以外、イベントの入場には有料ゾーンチケット(当日のみ有効)が必要となります。
※観覧希望者多数の場合は入場規制を行い、ご入場いただけない場合がありますので、あらかじめご了承下さい

日本サッカーミュージアム
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)JFAハウス
TEL:050-2018-1990
開館時間:平日13:00~18:00 土/日曜日、祝日、特別営業日10:00~18:00(最終入場は17:30)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
入場料:大人500円 小中学生300円(各種割引有り)
アクセス:JR御茶ノ水駅、東京メトロ「御茶ノ水」駅から徒歩約6分
(駐車場はございませんので、ご来場には一般交通機関をご利用下さい。)
URL:http://www.jfa.jp/football_museum/

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