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前回女王のアルコイリス、SWHレディースなど4チームが準決勝進出を決める JFA 第16回全日本女子フットサル選手権大会

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2019年11月04日

前回女王のアルコイリス、SWHレディースなど4チームが準決勝進出を決める JFA 第16回全日本女子フットサル選手権大会

JFA 第16回全日本女子フットサル選手権大会は3日(日)に大会2日目を迎え、1次ラウンドの第3節、8試合が石川県・いしかわ総合スポーツセンターで行われました。熱戦が繰り広げられ、ベスト4進出チームが出揃っています。

驚きを呼んだのが、グループAの結果です。初日で2連勝したプログレッソ大阪ヴァーヴ(関西3/大阪)と八戸学院大(東北1/青森)の一戦では、4分にFP福士優梨香選手のゴールで八戸学院大が先制します。その後、プログレッソ大阪もチャンスをつくりましたが、GK横濱菜奈選手の好守もあって得点を許しません。八戸学院大は14分にもFP根本ひかる選手が追加点を挙げると、その後のパワープレーを含めた相手の反撃を1失点に抑え、2-1で勝利。普段はフットサルをプレーしていないチームが、2年ぶり2度目の出場で、4強進出を成し遂げました。

また、もう一つの試合ではタパジーダ(関東2/東京)がFC.トンレディーズ(開催地/石川)に7-0で勝利し、大会初勝利を記録しています。GK松尾栄里子選手は「1次ラウンド敗退という結果は残念ですが、初の全国大会で、チームが今後成長していくうえで乗り越えないといけない課題が見つかりました。また来年戻ってこれるように頑張りたい」と、今大会の経験を今後につなげることを誓いました。

グループBでは、バルドラール浦安ラス・ボニータス(関東1/千葉)とメンバー オブ ザ ギャング(東海1/三重)が対戦しました。前半はスコアレスで終えたものの、13分に平井成美選手がゴール前の混戦から先制点を挙げると、その直後にも伊藤果穂選手がセットプレーから追加点を記録します。その後も試合の主導権を握り続けた浦安は2点を加えて4-0で快勝し、3連勝で1次ラウンド突破を決めました。また、日本女子リーグのエスポラーダ北海道イルネーヴェ(北海道)も常盤木学園高(東北2/宮城)に3-0で勝利し、今大会初白星を挙げています。

グループCでは、前回女王のアルコイリス神戸(関西1/兵庫)がMFPサルサアダ(中国/広島)の堅守に苦しめられます。それでも11分、小村美聡選手が個人の力で相手の守備を打開し、勝ち越しゴールを決めると、19分にも青山明日香選手が追加点を記録し、3-1で勝利を収めました。ベップ(東海2/愛知)は北井れもん選手、中野みづき選手がそれぞれ2ゴールを挙げる活躍もあり、7-2でコラッサ福岡(九州1/福岡)に勝利しています。

組み合わせが決まった時から注目を集めていたグループDの福井丸岡ラック(北信越/福井)とSWHレディースフットサルクラブ(関西2/兵庫)の試合は、3分に丸岡が前田海羽選手のゴールで先制します。しかし、SWHレディースは動じることなく戦い続け、7分に江川涼選手のミドルシュートで試合を振り出しに戻しました。14分にはキャプテンの宮田亜里紗選手のゴールで逆転したSWHレディースは、相手のミスを逃さずに19分に江口未珂選手が追加点を挙げて3-1で勝利しました。試合後、丸岡の高尾茜利選手が「力の差を痛感させられました」と肩を落としたように、SWHレディースの強さが際立つ一戦となりました。もう一つの試合では、3年ぶりの出場となったアレグリ・カミーニョ(九州2/佐賀)が、松山城北フットサルクラブレディース・ブッチ(四国/愛媛)に2-0で勝利し、今大会初勝利を収めています。

いよいよ4日(月・祝)には、大会最終日を迎え、準決勝の2試合、そして決勝が行われます。勢いに乗る八戸学院大が名門・浦安にどんな戦いを見せるのか。そして、前回大会のファイナルと同じカードとなるアルコイリスとSWHレディースの兵庫ダービーは、どのような決着となるのか。準決勝から注目の試合が続きます。

監督・選手コメント

米川正夫 監督(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
組み合わせ的にも自分たちが勝ち上がるべきチームかなと思っていたので、しっかり勝つことができて良かったです。今日の試合もチャンスは前半から多くあったので、前半はスコアレスでしたが、続けていれば入るかなと思っていました。良い定位置攻撃ができていると、セットプレーから点が入ることは多くありますし、そうなったので前半に点を取れなかったことは気になりませんでした。終盤は明日を見据えて守備ラインを引いた戦い方も確認できたので良かったです。

小村美聡 選手(アルコイリス神戸)
12分間の試合なので、どの試合も苦しくなることは想定していました。今回は全国大会が初めての選手も多くいましたが、初戦のコラッサ福岡戦で苦しみながらも、そこで緊張をほぐせましたし、12分間で最後に勝っていればいいという感覚をつかめました。昨年の優勝メンバーが半数近くいなくなったなかでも、よくここまでのし上がってくることができたなと思います。準決勝の相手はどちらでもいいですが、決勝では今季、個人的にまだ対戦していない浦安と対戦したいですね。

江口未珂 選手(SWHレディースフットサルクラブ)
移籍してから最初は戦術も前のチーム(アルコイリス神戸)と違い、合わせるのが難しかったですが、練習も週に4回に増えて合わせることができるようになりました。今大会でその成果を発揮できているのは、とても良いことかなと思います。福井丸岡ラック戦では、先制されましたがポゼッションもできていましたし、自分たちのフットサルができたことで逆転できました。明日の準決勝では自分が移籍した決断は正しかったことを示すためにも、絶対に勝利したいと思います。

山川里佳子 選手(福井丸岡ラック)
チームは予選で負けて、すごく悔しい大会になりました。個人的には、中学2年生からこの大会に出場していたのですが、初めてゴールをすることができたので良かったです。最初のゴールで自信を付けることができて、次の試合でもゴールを決められましたし、SWHレディース戦でも決められると思って望めました。自分のシュートから前田(海羽)選手がこぼれ球に詰めてくれて得点につなげてくれたのは良かったです。シュートまでの形はできているので、そこから周囲を使うプレーを磨いていきたいです。

大会日程:2019年11月2日(土)~11月4日(月・振休)
大会会場:石川県/いしかわ総合スポーツセンター
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