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東山、磐田、仙台、米子北の昇格が決定! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフ

2025年12月15日

東山、磐田、仙台、米子北の昇格が決定! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフ

12月14日(日)、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフの決勝戦を広島県内で開催し、2026年度の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグに昇格するチームが決定しました。

ピックアップマッチ1

RB大宮アルディージャU18 1-5(前半0-2、後半1-3) ジュビロ磐田U-18

ホットスタッフフィールド広島で行われたRB大宮アルディージャU18(関東3/埼玉)とジュビロ磐田U-18(東海2/静岡)によるBブロックの決勝戦は、6分にFW野口蒼流選手がクロスバー直撃のシュートを放つなど、序盤から大宮のペースで試合が進みます。

我慢の時間が続いた磐田でしたが、「カウンターや裏抜けをチームとして意識し、(石塚)蓮歩と(持永)藍雅のポジションを見ながらプレーしていた」とDF甲斐佑蒼選手が話すように、虎視眈々と反撃の機会を待ちます。その磐田に最初の決定機が訪れたのは14分。FW持永選手のパスに抜け出したMF河合航希選手が先制点をマークします。この1点で勢いに乗ると、24分にはFWの石塚選手がCKの折り返しから追加点を挙げ、磐田が2点をリードして試合を折り返します。

前半に試合の流れをつかんだ磐田は、後半も優位に試合を運びます。61分、クロスに反応した持永選手のこぼれ球を拾った石塚選手がゴールを決めて試合の行方を決定づけると、以降は前がかりになった大宮の背後を突き、2点を追加します。終盤にはオウンゴールによって1点を失いましたが、終始試合のペースを握った磐田が5-1で勝利し、2023年以来となるU-18プレミアリーグ復帰をつかみ取りました。

ピックアップマッチ2

米子北高校 2-1(前半1-0、後半0-1、延長前半1-0、延長後半0-0) アルビレックス新潟U-18

Dブロックの決勝戦では米子北高校(中国1/鳥取)とアルビレックス新潟U-18(北信越/新潟)が対戦しました。試合の序盤は、「後ろで数的優位をつくりながら一人ずつ相手をはがしていく」(田中達也監督)戦い方を実践した新潟が主導権を握りますが、先に試合を動かしたのは米子北でした。21分、MF山下一圭選手が高い位置でインターセプトすると、そのままゴール前に持ち込んでシュート。これがゴールの隅に決まりました。

「相手にボールを持たれることを想定していたけれど、それ以上に技術が高く、ボールを奪えなかった」(城市徳之監督)という米子北ですが、先制後も粘り強い守備をベースに戦い、攻撃時は鋭いカウンターアタックを見せます。45+4分にはCKからDF熊野俊典選手がクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど、機を見て追加点を狙います。

一方、このままでは終われない新潟は後半にMF石山未来選手を投入します。この交代によってサイド攻撃の回数が増えると、67分にはMF田中琉磨選手のパスを受けた石山選手が右サイドを突破。中央に入れたボールにMF井本修都選手が合わせ、1-1の同点に持ち込みました。

拮抗した展開の一戦は90分で決着がつかず、延長戦に突入します。その延長戦では米子北が地力を発揮。92分、味方のロングボールに反応し、ゴール前を抜け出したMF石飛五光選手がGKとの1対1を決めて、再びリードを奪います。この後、相手に隙を与えず、2-1で勝利した米子北が1年でのU-18プレミアリーグ復帰を決めました。

選手コメント

MF 斎藤滉生 選手(RB大宮アルディージャU18)
昨年の悔しさから、このプレーオフで勝つという目標を立てて今までやってきましたが、それが達成できなくてとても悔しいです。後輩たちにプレミアリーグの舞台を経験させてあげたかったので、申し訳ないという言葉をかけました。この試合で感じたのはサッカーの本質である、ゴールを守って、ゴールを決めるということを徹底しなければ勝てないということです。自分たちが取り組んできたものは出せたけれど、点を決めてゴールを守るということをもっと意識しなければならないと後輩たちに伝えました。

DF 甲斐佑蒼 選手(ジュビロ磐田U-18)
初戦敗退で終わった昨年と同じ試合会場で決勝戦を戦うことになり、特別な思いがありました。昨年はPK戦の末に負けて人一倍悔しい思いをしたので、今年こそは絶対にやってやろうという気持ちで頑張りました。人前で泣きたくはなかったのですが、みんなの涙を見ていたら耐えられなくなって泣いてしまいました。こうした自分たちが昇格に導いたことによって、1、2年生にとっては来年プレミアリーグで戦うことがプレッシャーにはなるかもしれませんが、気にせず、自信を持ってプレーしてほしいです。

DF 浜梶優大 選手(米子北高校)
昨年は自分たちの学年の選手をたくさんの試合に起用してもらいながら、プレミアリーグからの降格を経験し、とても悔しい思いをしたので、今年はプリンスリーグやプレーオフで絶対に勝って、1年で戻して後輩に置き土産を渡そうと話していました。後輩のためにも自分たちが最後残せるものは、プレミアリーグ昇格と高校サッカー選手権優勝しかありません。米子北らしく、応援してくれる人のために頑張ろうと言っていた中、この大会では一生懸命戦えたと思います。

MF 竹ノ谷颯優 選手(アルビレックス新潟U-18)
試合前から、相手がロングボールを入れてくると分かっていました。守備時はリトリートしていたので、自分たちはボールを握っていたのですが、先制点を取られてしまったことが課題です。そこから追いつくことができ、試合の大半を自分たちの流れで進めることができました。今年、自分たちが積み上げてきたサッカーを最後の舞台で見せられたことは良かったですが、結果が伴わずに敗れてしまい、悔しいです。

その他の試合結果

Aブロック
東山高校 2-1(前半1-1、後半1-0) 尚志高校

Cブロック
愛媛FC U-18 1-2(前半1-2、後半0-0) ベガルタ仙台ユース

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

日程:2025年12月12日(金)・12月14日(日)
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