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神戸が劇的な逆転勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第12節

2025年09月08日

神戸が劇的な逆転勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第12節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は9月6日(土)と7日(日)に第12節を実施。福岡フットボールセンターAピッチ(人工芝)ではアビスパ福岡U-18(福岡)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が対戦しました。

ピックアップマッチ

アビスパ福岡U-18 1-2(前半0-0、後半1-2) ヴィッセル神戸U-18

ホームの福岡は、第11節終了時点で2勝1分8敗と黒星が先行していたため、リーグの中断期間に立て直しを図りました。「勝ち点を取るために守備から入る試合が多かったけれど、(中断明けは)点を取るため、攻撃に重きを置いて練習してきた」と久永辰徳監督は話します。

迎えた今回の神戸戦、DF樺島勇波選手(#5)の「縦を狙うサッカーを意識してきた」という言葉通り、福岡は序盤から神戸陣内で試合を進めると、19分には縦パスからチャンスを創出。相手に跳ね返されたセカンドボールをFW前田陽輝選手(#14)が拾い、最後はFW井上雄太選手(#10)がクロスボールを送るなど果敢に相手ゴールに迫ります。

21分にはロングボールに抜け出したFW松尾遼磨選手(#9)がドリブルからゴールを狙いましたが、シュートは相手DFに当たってCKに。33分にも自陣から松尾選手を目掛けて送られたフィードは、前方に飛び出したGK胡云皓選手(#12)が阻止。そのこぼれ球をMF廣田陸人選手(#8)が拾い、がら空きとなったゴールを狙いましたが、枠をとらえることができず、両者無得点のまま前半を終えました。

「相手の守備ブロックの外でパスを回すことが多かった」とFW川端彪英選手(#15)が振り返る前半を終え、神戸は後半からゴールに向かう回数を増やしていきます。それでも先手を奪ったのは福岡でした。58分、FKからゴール前にボールが送られ、混戦となったところを松尾選手が押し込み、先制に成功します。

対する神戸は、MF藤本陸玖選手(#6)を中心に中盤の選手たちが次々に前のスペースへと飛び出し、同点ゴールを狙います。川端選手らサイドの選手も積極的に仕掛けて相手にプレッシャーを与えると、68分にはCKからDF西岡鷹佑選手(#24)がヘディングシュートをたたき込み、試合を振り出しに戻しました。

試合終盤、神戸は交代カードを切って攻撃の活性化を狙いますが、追加点が奪えないまま時間が進みます。それでも90+5分には左サイドでの仕掛けからFKを獲得。藤本選手がゴール前に入れたクロスボールのこぼれ球を川端選手が押し込み、神戸が土壇場で逆転に成功すると、直後に試合終了を告げるタイムアップの笛が鳴り響きました。

監督・選手コメント

久永辰徳 監督(アビスパ福岡U-18)
U-18プレミアリーグに昇格してから、ラスト15分で強度が落ちる試合が続いています。終盤での粘り強さが足りないとリーグ前半戦から感じていて、選手たちも頑張っているのですが、最後に力尽きている。ハイプレスとビルドアップにトライして、得点を取ろうとしている中で、最後をいかに締めるか。リーグ序盤から成長を感じているだけに、苦しい状況を打破し、選手と一緒にここから這い上がっていこうと思います。

DF #5 樺島勇波 選手(アビスパ福岡U-18)
リーグ前半戦はなかなか勝てなかったのですが、先週、延期になっていた試合(第8節の静岡学園高校戦)は良い形で勝てました。その勢いを保ったまま、今回の試合に入ろうと思っていて、立ち上がりは自分たちがやってきたことを発揮することができました。後半に先制点を取ったところまでは良かったのですが、そこからは長いボールが増えて、パスをつないでいた場面でつなげなくなり、自分たち自身を苦しめてしまいました。

安部雄大 監督(ヴィッセル神戸U-18)
序盤から積極的にいこうとみんなで意思統一していたとは思うのですが、横にパスをさばいているだけで縦への意識が低く、前半はあまりチャンスをつくることができませんでした。苦しい試合展開でも勝ち点3を手にしたことは良かったのですが、満足できない試合内容でした。優勝を狙うにあたって、勝利に値しない試合で勝ち点3をたぐり寄せることは大事ですが、今後勝つ確率を上げるためには、今回のような試合内容ではいけません。

MF #6 藤本陸玖 選手(ヴィッセル神戸U-18)
リーグ前半戦を首位で折り返したのですが、順位にとらわれず、目の前の1試合に勝つことを考えて試合に入りました。ただ、気持ちのスイッチが入ったのは先に失点してからでした。前半から自分たちのサッカーをすることがチームの課題です。3年続けて2位で終わっているので、今年は何としてでも安部さんを優勝監督にしたい。まだまだやらなければならないことが多いので、今回の勝利に満足せず、残りの試合を戦っていきます。

その他の試合結果

EAST
鹿島アントラーズユース 1-0(前半1-0、後半0-0) 横浜FCユース
柏レイソルU-18 1-2(前半0-1、後半1-1) 前橋育英高校
東京ヴェルディユース 3-3(前半3-1、後半0-2) 川崎フロンターレU-18
流通経済大学付属柏高校 1-1(前半0-1、後半1-0) 浦和レッズユース
青森山田高校 2-3(前半1-2、後半1-1) FC東京U-18
市立船橋高校 1-2(前半1-0、後半0-2) 昌平高校

WEST
ガンバ大阪ユース 3-0(前半1-0、後半2-0) 名古屋グランパスU-18
東福岡高校 0-6(前半0-3、後半0-3) 神村学園高等部
サガン鳥栖U-18 3-2(前半1-0、後半2-2) サンフレッチェ広島F.Cユース
大津高校 0-3(前半0-2、後半0-1) 静岡学園高校
帝京長岡高校 0-0(前半0-0、後半0-0) ファジアーノ岡山U-18

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大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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