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磐田がG大阪を破って連敗を脱出!2位に浮上 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第15節

2022年09月20日

磐田がG大阪を破って連敗を脱出!2位に浮上 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第15節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WESTは9月17(土)と18日(日)に第15節を行い、OFA万博フットボールセンター グラウンドBではガンバ大阪ユース(大阪)とジュビロ磐田U-18(静岡)が対戦しました。

ピックアップマッチ

ガンバ大阪ユース 1-3(前半0-2、後半1-1)ジュビロ磐田U-18

8月以降、1分3敗と苦戦が続いているのがG大阪。対する磐田も中断期間を挟んで3連敗とあり、共に苦境を脱するきっかけをつかみたい一戦でした。序盤から流れを引き寄せたのは、「よりアグレッシブに、攻守において積極的にプレーする時間を伸ばしたかった」(前田遼一監督)と前節から3バックにトライする磐田。DFラインからの配球を合図にDF李京樹選手(#2)とDF伊藤稜介選手(#25)が果敢にサイドを駆け上がり、チャンスをつくりました。

最初の決定機が訪れたのは21分でした。右サイドで李選手がボールを持つと、「今日のミーティングで3バックもチャンスがあれば、どんどん攻撃参加して良いと監督から言われた。自分の強みを出すチャンスだと思った」と振り返るDF松田和輝選手(#7)が攻撃参加。高い位置でパスを受けると、「とにかくGKの上に速い球を打てば反応できないと思った」とニアに放ったシュートがゴールネットを揺らし、磐田が先制しました。

35分に訪れた2度目のチャンスも右サイドから。右サイドから中に絞った李選手に合わせて、FW舩橋京汰選手(#20)選手がCK付近まで走り込むと、角度のない位置から豪快なシュートを決めて、前半を終えました。

前半は高い位置からの守備が機能せず、自陣でのプレーを強いられたG大阪ですが、ハーフタイムに修正。FW南野遥海選手(#9)は「後半は前からマンツーマン気味に奪いに行った結果、相手のミスを誘発してマイボールにできた。相手の流れも悪くなり、自分たちのやりたいショートカウンターにつながる場面があった」と振り返ります。奪ってからのサイドチェンジも効果的にはまり、DF井上秀悟選手(#4)とFW鈴木大翔選手(#11)が左サイドの高い位置でボールを受ける回数が増えましたが、松田選手を中心とした磐田の3バックが粘り強く対応し、得点を許しません。

反対に前がかりとなったG大阪の隙を突く形でカウンターを繰り出すと、62分には自陣からドリブルで相手エリアまで進んだ松田選手が相手を引き寄せ、ペナルティーエリア右へパス。走り込んだ李選手がゴール左上にシュートを決めて、リードを3点に広げました。

このままでは終われないG大阪も、90分にはMF田中彪雅選手(#20)のロングフィードから南野選手がDFラインの背後に抜け出し、シュート。一度はGK森脇勇人選手(#1)に阻まれましたが、こぼれ球を気持ちで押し込み1点を返しました。試合は直後にタイムアップを迎え、3-1で磐田の勝利となりました。

監督・選手コメント

森下仁志 監督(ガンバ大阪ユース)
チーム全体の実力が出た試合でした。攻撃も守備も自分たちでやることにハテナが付いているように感じます。相手を見る前にどういう状況なのか、どこに誰がいるとか自分たちのことが分かっていませんでした。その結果、少しずつ判断が遅れて、選手同士がつながれなかった。後半は、単純なミスが多いものの選手の息が合ってきました。中盤での争いはできたし、主導権が握れましたが、ボールが動いている間の準備が攻守において遅いのが課題です。

FW #9 南野遥海 選手(ガンバ大阪ユース)
サポーターが応援してくれている中で、1点を返すことができました。見てくれている人に感謝の気持ちを結果で示すのが選手の仕事だと思うので、最後まで諦めない気持ちでプレーしました。難しい戦いが続くと思いますが、今日の後半にできた良い流れを前半からつくりたい。最初からできていれば自分たちの試合に持っていけると思うので継続していきたいです。

前田遼一 監督(ジュビロ磐田U-18)
前節負けた時は良くありませんでしたが、みんなが積極的に練習に取り組んでくれていたので、今節の心配はしていませんでした。この半年間やってきたことを感じ取ってやってくれています。中断前から合わせると3連敗していたので、この試合に勝てて良かった。この勝利を次につなげたい。今節はトライしていることが結果に結びついたので、今後は選手たちがより積極的にトライしてくれるはずです。そうした意味では非常に大きな一勝になりました。

DF #7 松田和輝 選手(ジュビロ磐田U-18)
負けているのは失点しているからで、守備の選手が責任を感じなければいけません。個人としても前節もスタートから出られなくて、すごく悔しい思いをしました。僕が抜かれて失点したのも自分の中で引っ掛かっていました。今週は集中して、もともと出ていた選手よりいろいろな面で熱量を持ってやろうと意識しました。メンバーに選んでもらい、今日こそはという気持ちで挑みましたが、最後に自分のクリアミスで失点しました。勝って安心したのと同時に、少しモヤモヤしています。

その他の試合結果

清水エスパルスユース 延期 静岡学園高校
セレッソ大阪U-18 1-2(前半0-1、後半1-1) 東福岡高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-1(前半1-1、後半1-0) 大津高校
名古屋グランパスU-18 3-0(前半1-0、後半2-0) 履正社高校
サガン鳥栖U-18 延期 ヴィッセル神戸U-18

東福岡高校(福岡)はMF保科鉄選手(#42)とMF浦十藏選手(#7)のゴールでセレッソ大阪U-18(大阪)を下し、3連勝を達成。サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は大津高校(熊本)に追い付かれながらも、86分に奪ったFW妹尾颯斗選手(#13)の得点によって2-1で勝利しました。履正社高校(大阪)をホームに迎えた名古屋グランパスU-18(愛知)は、DF大田湊真選手(#20)の先制点を皮切りに3点を奪い、勝ち点3をつかみました。なお、清水エスパルスユース(静岡)と静岡学園高校(静岡)、サガン鳥栖U-18(佐賀)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)の2試合は延期となりました。

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大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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