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高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会が12月12日に開幕
2020年12月09日
高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会が12月12日(土)に開幕します。U-15年代の日本一の座を懸けて、各地域の代表となったチームが熱戦を展開します。
この大会はユース(15歳以下)の年代の少年たちの技術と心身の育成を狙ったもので、第3種年代の加盟チーム全てに参加資格があります。例年は年間を通じて行った各地域のリーグ戦などから代表チームが選ばれますが、今年は新型コロナウイルスの影響により大会中止を余儀なくされた地域もあります。そうした難しいシーズンに苦しい思いをした選手たちの気持ちも背負って、32チームがノックアウト形式で頂点を競います。
1回戦から群馬県前橋市の2会場と大阪府のJ-GREEN堺と、東西の会場で準々決勝までを行い、準決勝と決勝は東京の味の素フィールド西が丘で開催します。12月28日(月)の決勝で、日本一のチームが決まります。
昨年の大会を制したガンバ大阪ジュニアユース(関西1/大阪)は、関西サンライズリーグ1部では3位でしたが、プレーオフで力強さを示して出場権をつかみ取りました。ノックアウト形式の大会では勝負強さも求められ、その勢いを全国大会でも期待したいところです。
前回大会準優勝のサガン鳥栖U-15(九州2/佐賀)は、九州のリーグ戦を無敗で制しました。昨年も主力として活躍した堺屋佳介選手が、今年は背番号10を託されています。チーム一丸となり、昨年を超える活躍はできるでしょうか。
出場枠が8つと参加チームが多く、激戦が繰り広げられる関東からは、FCラヴィーダ(関東1/埼玉)が第1代表として初出場します。2012年の設立からぐんぐん成績を伸ばし、今年初参戦した関東1部リーグを見事に制しました。その勢いで全国大会でどこまで勝ち進めるのか注目です。
この大会には、中体連所属のチームも参加します。今年は青森山田中学校(東北1/青森)と、日章学園中学校(九州3/宮崎)が出場。昨年参加の中体連2チームは初戦を突破したものの、2回戦でともに敗退しました。中体連のチームは第2回、第3回とこの大会を制していますが、近年はクラブチームが優勢です。今回はどこまで力を示すことができるでしょうか。
全国の強敵を相手にしのぎを削り合う短期決戦で、若い選手たちは試合ごとに急激な成長を見せてくれます。未来を照らすU-15年代の選手たちの輝きに、どうぞご注目ください。
大会期間:2020年12月12日(土)~12月28日(月)
会場:
1回戦~準々決勝
コーエィ前橋フットボールセンター(群馬県)、前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場(群馬県)、J-GREEN 堺(大阪府)
準決勝~決勝
味の素フィールド西が丘(東京都)
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