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第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 FC青山オーバー・フォーティが初出場初優勝!

2015年11月17日

第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会 FC青山オーバー・フォーティが初出場初優勝!

第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会は11月16日(月)、大阪府・J-GREEN堺で大会最終日を行い、FC青山オーバー・フォーティ(関東3/東京)が全国の頂点に立ちました。

ベスト4同士が激突した準決勝で、青山は佐賀県選抜O-40(九州2/佐賀)に苦しめられました。3分に先制したものの、前半終了間際の20分にカウンターで抜け出され、今大会初失点となる同点ゴールを決められます。さらには後半13分、長めのFKを直接決められ、逆転を許します。それでも終了間際の後半17分に福永泰選手がクロスにダイビングヘッドで合わせて2-2に。するとPK戦ではGK高橋信雄選手が佐賀の1本目をセーブ。全員が決めた青山が決勝へと駒を進めました。準決勝のもう1試合では、広島フォーティーズ(中国/広島)がマイスターFCシニア(開催地/大阪)を相手に開始2分でPKを奪い先制に成功します。後半にもGKのフィードからシュートにつなげたゴールなどで2点を追加し、3-1で決勝に勝ち上がりました。

決勝はFC青山オーバー・フォーティがボールを支配する展開となりました。一方の広島フォーティーズは、機を見て高い位置からボールを奪いにいこうとするなど、緊迫した時間が続きます。最初にチャンスを迎えたのは広島でした。後半13分、縦パスに抜け出した大竹顕選手がGKと1対1となりますが、ゴール左を狙ったシュートは青山のGK高橋選手の右足でのセーブに防がれました。それでも広島はその2分後に先制します。FKを平木伊久司選手が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしました。準決勝に続き、相手を追う展開になった青山も底力を見せます。試合時間残り1分となった後半19分、藤吉信次選手がエリア手前でボールをキープ。さらには豪快なシュートをゴール右隅に突き刺し、青山が土壇場で追いつきました。スコアは1-1のまま動かず、試合はPK戦で決着することになりました。ここでは青山のGK高橋選手が広島の2本目のキックをセーブ。全員PKを沈めた青山が、初出場で初優勝を飾りました。

決勝戦の試合詳細はこちら

試合後には表彰式が行われ、大会アンバサダーの森島寛晃さんらからトロフィーや賞状が両チームに贈られ、全員が選手たちの健闘を称えていました。

監督・選手コメント

平川大 選手兼監督(FC青山オーバー・フォーティ/東京)
全国優勝を目標に掲げてチームをつくり、昨年まで青山学院大学体育会サッカー部のOB主体のチームであるFC青山(東京都リーグ)でプレーしていた選手を中心に肉付けしてきました。もともと高いレベルの技術を持つ選手がそろっていた上、実戦の中で成長してきました。都予選も関東予選も苦戦しましたが、リードされても追いついてPK戦でも勝つというリズムができたので、勝者のメンタリティーが根付いたのだと思います。実はPK戦の要員もいて、PK戦でも勝つための準備をしてきました。私も30歳まで関東リーグでプレーしていて、引退後の10年間は真剣勝負ができる場所がありませんでした。40歳になってこういう場があるのは、30代後半の選手たちにとって大きなモチベーションになると思うので、とてもありがたい機会だと思います。チームの設立初年度で優勝できました。またここで頂点に立つことを目標に頑張っていきたいです。

平野励 選手(FC青山オーバー・フォーティ/東京)
決勝は苦しい展開でしたが、関東予選で先制される厳しい試合を経験したからこそ、今回も慌てずに追いつけたのではないかと思います。運動量や体力は落ちたかもしれませんが、技術は落ちません。学生時代に一緒にプレーしていた仲間とは、20年来の付き合いになります。「あいつ、こういうプレーが好きだったな」と言わなくても分かるので、やりやすいです。東京都リーグでは、来年2部に上がることが決まったばかりです。1部で優勝しないといけないと思っています。この大会にも2年連続で出られるように頑張りたいです。

高橋信雄 選手(FC青山オーバー・フォーティ/東京)
準決勝で失点したのが、ある意味良かったのかもしれません。あの試合でPK戦を経験したことで、決勝でPK戦に入ったときも、ある程度自信があったのかなと思います。準決勝、決勝と自分たちは全員がPKを成功させています。「GKの自分が1本止めれば何とかなる」と思ってプレーしていました。GKは1つのミスが失点につながる大事なポジションということで緊張も責任もあり、苦しいこともあります。生傷も絶えませんが、こういう試合があるから頑張れるのだと思います。

山下徹 監督(広島フォーティーズ/広島)
私たちのチームは、今年で結成13年目になります。今回は練習量を増やして全国大会への意識も高めてやっと決勝まで来られました。勝負の運が(なかった)という感じですね。良い選手がそろっていただけに残念です。決勝では疲労困憊でしたが、ここまで来られて監督の立場としてはうれしいです。われわれの上には50代のチームもあって、これからは60代のチームもつくります。50歳以上のチームは全国大会優勝の経験もありますし、どんどんサッカーバカを増やしていきたいと思います(笑)。サッカーは私たちの生きがいです。職場やバックグラウンドも異なる仲間と、こうして同じ目標に向かって真剣に頑張れる。それだけでうれしいです。

JFA-TV

準決勝ハイライト

決勝 フルマッチ

 
 

第3回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

2015年11月14日(土)~16日(月)
J-GREEN堺(大阪府堺市)
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