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名古屋が神戸を下して大会3連覇を達成 PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

2015年03月16日

名古屋が神戸を下して大会3連覇を達成 PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

3月15日(日)にPUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会の決勝戦、3位決定戦を開催し、第20代目のチャンピオンが決定。デウソン神戸を破った名古屋オーシャンズが3大会連続で日本一の栄冠を勝ち取りました。

決勝は互いに熱い気持ちを見せたゲームとなりました。序盤から名古屋がボールをキープして試合を優勢に進めていきますが、対する神戸も集中した守備でゴールを許しません。鈴村拓也選手が前日に「チャレンジャーとして戦う」と話していた通り、前回、前々回大会王者の名古屋に真っ向から勝負を挑み、ギリギリの攻防を繰り広げます。そして選手の個人能力に優れる名古屋はサイドを起点に果敢に攻撃を仕掛けていきましたが、ゴールが生まれないまま試合は後半へと突入しました。

迎えた30分に試合が動きます。セルジーニョ選手が右サイドでドリブル突破を仕掛けると角度のないところから放ったシュートはDFに当たって方向が変わりゴールへと転がり込みました。神戸もすぐさま反撃に転じ、直後のプレーで右サイドの山元優典選手が同点弾を決めます。1次ラウンドから6試合目となった神戸は「(体力や)技術もさることながら気持ちで乗り切ろうと話していた」(小川亮監督)と、ベンチを含めたチームの一体感を示します。

しかし36分に試合を決定づけるゴールが生まれます。名古屋の森岡薫選手が左サイドで勝負を仕掛けると、DFを振り切り強烈なミドルシュートを突き刺しました。再三、森岡選手の突破を食い止めていた神戸ですが、ついに失点。それでも試合を諦めることのない神戸は、すぐさまGKを渡井博之選手と交代してのパワープレーを開始しますが同点に追い付くことができません。38分には森岡選手とラファエル・サカイ選手の連係から追加点を許し、勝負が決まりました。多くのファンやサポーターに見守られた試合は1-3で決着し、この瞬間、名古屋オーシャンズの大会3連覇、そして史上初となるシーズン4冠を達成しました。

また決勝に先立ってペスカドーラ町田とバルドラール浦安による3位決定戦を行い、序盤からペースを握った町田がリードを守り切り、4-1で勝利。前回大会でも同カードの対決だっただけに、町田が昨年譲った3位の座をつかみ、雪辱を果たしました。

数多くの激闘を生んだ今大会も全日程を終え、名古屋の3連覇で幕を閉じました。ビクトル アコスタ ガルシア監督は、「シーズンを通してよく戦ってくれた選手に感謝したい」と、喜びととともに選手への感謝を口にしました。さらにMIPに森岡選手が選ばれるなど、改めて名古屋の強さが示された大会でもありました。

監督・選手コメント

森岡薫 選手(名古屋オーシャンズ)
長いシーズンでしたが、最後にこうして4冠を達成できてうれしいです。個人としてもリーグMVPや今大会MIPといったタイトルは自信にもなりますし、来シーズンもこの経験を生かしていきたいと思います。この先も年齢を感じさせないようなパフォーマンスを見せたいですし、今日のような試合をしてフットサルを盛り上げるために何ができるのかを考えていきたいです。またフットサルワールドカップ2016を目標にしているので、チームで結果を出しながら、日本フットサルのためにも頑張っていきます。

小川亮 監督(デウソン神戸)
決勝まで来たのでどうしても勝ちたかったです。相手どうこうというよりも、準決勝というクラブとして初の壁を突破したので、もう1つの壁を全員で乗り越えたかった。ただ、試合は押し込まれる時間が続くことも覚悟していましたし、選手は我慢強く戦ってくれました。数少ないチャンスを決めていれば相手をもうちょっと慌てさせられたのかなと思います。この舞台を味わえたことは大きな経験となりましたし、そこで結果を出すという新しい目標ができたので、またこの舞台に戻ってきたいです。

西谷良介 選手(デウソン神戸)
クラブの歴史とこのPUMA CUPに名前を刻みたかったので本当に悔しい気持ちです。ただ、チャンスもありましたし攻守において自分たちのリズムを作ることができました。それに1次ラウンドからの6試合で継続することができたベンチワークには誇りを持っています。試合を盛り上げてくれたファンやサポーターには感謝していますし、喜びを分かち合うことができなかったことは心残りです。今大会で新しいチャレンジができたので、新たな気持ちで次に進んでいきたいと思います。

岡山孝介 監督(ペスカドーラ町田)
リーグで苦しい時期を経験したことでタフになり、3位決定戦ではその強さを出すことができました。目標としていた優勝という夢は準決勝で断たれてしまいましたが、選手は気持ちを切り替えて、応援してくれる人のためにも、自分たちの成長のためにも頑張ってくれました。大地(悟)選手や橋本(圭悟)選手が今大会で引退することもあり、苦しいシーズンでしたが勝って終わろうと話していたので、最後に勝利をつかむことができて良かったですし、これを来シーズンにつなげていきたいと思います。

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PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

2015年3月6日(金)~3月15日(日)
1次ラウンド:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/舞洲アリーナ、兵庫県/神戸市立中央体育館
決勝ラウンド:東京都/国立代々木競技場第一体育館

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