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上位進出へ勝点3を狙う横浜FMと京都が激突 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第12節

2017年09月07日

上位進出へ勝点3を狙う横浜FMと京都が激突 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 第12節

EAST第12節の注目試合
横浜F・マリノスユース vs 京都サンガF.C. U-18

高円宮杯U-18プレミアリーグEASTの第12節が9月9日(土)と10日(日)に開催されます。9日(土)には横浜F・マリノスユース(神奈川)と京都サンガF.C. U-18(京都)が対戦します。

昇格2年目を迎えた横浜F・マリノスユースは現在9位で降格圏内にいます。後半戦もけが人を抱えながらの試合が続き、再開後の2試合で勝利がつかめずにいました。ただ、チームを率いる西谷冬樹監督は手応えをつかみつつあると話します。特に堀研太選手(MF ♯7)がチームに戻って来た意味は大きく、「彼が戻って来たことで攻撃のバリエーションが増えた。キックの質も高いのでサイドからチャンスをつくってくれた」と西谷監督が語るように攻撃の迫力が増しました。

そうなると、大事になるのは守備の部分になります。今季はリーグワーストの19失点を喫しており、前節の柏レイソルU-18(千葉)戦でも後半序盤までに3失点を許す展開となりました。「もったいない失点が多い」と西谷監督。ボランチに入るU-18日本代表候補の山田康太選手(MF ♯10)を中心に集中力を高められれば、勝利に近づくことができるはずです。

一方の京都は現在6位ですが、9位の横浜F・マリノスとの勝点差はわずかに4。この試合の結果次第では今後の展開が大きく変わるだけに、非常な重要な一戦となります。そこで課題となるのが攻撃面。前節の清水エスパルスユース(静岡)戦では決定力不足に泣き、0-2で敗戦を喫しただけに、ゴール前の精度が勝利へのポイントになります。U-17日本代表の遠征から戻って来た福岡慎平選手(MF ♯13)らが好機を演出し、最前線の服部航平選手(FW ♯17)がネットを揺らしたいところです。

同時に、気負うことなく自然体で試合に臨むことができるかも重要なポイントになります。「勝点とか順位ではなく、マリノスとやるのも年間18試合のうちの1試合です。変に意識するのではなく、マリノス相手に自分たちのストロングポイントを出すことが大事」と岸本浩右監督。特別なことをするのではなく、「ストロングポイントはハードワーク」と俣野亜以己選手(DF ♯6)が語るようないつも通りのプレーで勝利をつかみにいきます。

監督・選手コメント

西谷冬樹 監督(横浜F・マリノスユース)
チーム状況は悪くありませんが、現状勝点が積み上げられていません。特にもったいない失点が多いのが気になります。残り20分になった時にロングボールを蹴リ込まれることもあるのですが、その予測がうまくいっておらず、失点する場面が多くあります。ただ、けが人が戻って来ましたし、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会ではシビアなゲームを5試合も経験できました。その体験を生かさないといけません。残留争いを勝ち抜くためにも次の試合は必ず勝点3を狙っていきたいと思います。

GK #20 荒貴史 選手(横浜F・マリノスユース)
京都との前回の対戦では、完封負けをしたので京都は守備が堅いのが印象的です。それを打開するにはより多くのチャンスをつくる必要があるので、ボールを奪ったら積極的に前に仕掛け、相手陣内でサッカーができるようにしたいです。チームとしては相手より走ること、そして最後まで諦めないことをチームのコンセプトとしてきました。これからはあまり先を見すぎず、週末の試合のために最高の準備をし、一試合ずつ勝利を重ね、順位を上げていきたいと思います。

岸本浩右 監督(京都サンガF.C. U-18)
リーグが再開してからの2試合は前半と後半で内容が変わってしまったと思います。なので、コンセプトである全員攻撃全員守備をもう一度徹底しないといけません。特に前節の清水戦は前半こそ内容が良かったのに、後半は相手のアグレッシブなプレーを前にやられてしまいました。前回、横浜F・マリノスユースと戦った時は白熱した好ゲームだったと記憶をしています。なので、勝つためにはよりプレーの精度を高めていかないといけません。今は序盤戦のような些細なミスも減ってきています。勝点とか順位は関係ありません。18試合のうちの1試合として戦い、勝利をつかみたいと思います。

GK #1 若原智哉 選手(京都サンガF.C. U-18)
自分の特長はビルドアップに関わり、チャンスをつくることです。前線へのロングフィードでチャンスをつくっていきたいです。また、最近失点が多いので、無失点で抑えてチームに貢献したいです。チームとしてはもっと質を上げてプレーをする必要があると思います。攻撃ではシュートを増やし、点を決め、守備では無失点で試合を終わらせることが必要だと思います。残りの試合全て勝つつもりで戦いたいです。

DF #6 俣野亜以己 選手(京都サンガF.C. U-18)
マリノスは、前線にインパクトのある選手が多いイメージです。特にキャプテンの山田選手は年代別の日本代表に選ばれていて、山田選手のところでリズムをつくられチャンスをつくられていたので警戒したいと思います。他にも堀選手など攻撃の選手は個人でも突破できる選手が多いので、守備陣を中心によく話し合いながら戦っていきたいと思います。自分ではスピードを生かした突破や抜け出し、一対一の守備が特長だと思っています。攻撃では、積極的に攻撃参加し、点に関わるプレーをし、守備では、目の前の選手には絶対にやらせないという気持ちでプレーするようにしています。

MF #8 橋本尽 選手(京都サンガF.C. U-18)
自分たちのストロングポイントは、今年のチームのスローガンである「スーパーハードワーク」です。守備では球際で激しく戦い、全員で守り、攻撃では人数をかけて全員でゴールを奪いにいくことに自信があります。自分たちが目指すサッカーをピッチで体現するためにはまだまだ運動量であったり、一つ一つのプレーの質を高めていかなくてはいけないと思っています。「スーパーハードワーク」を体現し、高円宮杯U-18プレミアリーグ優勝を目指したいと思います。

横浜F・マリノスユース vs 京都サンガF.C. U-18
日時:9月9日(土)15:00キックオフ
会場:日産フィールド小机
アクセス
●JR「新横浜駅」下車、徒歩14分
●横浜市営地下鉄「新横浜駅」下車、徒歩12分
●JR「小机駅」下車、徒歩7分

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 次節 第12節 スケジュール

9月9日(土)
15:00 横浜F・マリノスユース vs 京都サンガF.C. U-18(日産フィールド小机)
9月10日(日)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャユース(青森山田高校)
11:00 市立船橋高校 vs FC東京U-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(県立カシマサッカースタジアム)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 清水エスパルスユース(浦和駒場スタジアム)

JFA-TV

第12節を前に、第11節ダイジェスト映像をお届けします。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

全国を東西各10チームずつのブロックに分け、年間を通しホーム&アウェイ形式で合計18試合を戦い東西の王者を決定する。両者が相撃つチャンピオンシップで真のU-18年代王者を決定するという大会。

大会期間:2017年4月8日(土)~2017年12月10日(日)
日程・結果、順位表など大会情報はこちら

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