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U-15年代の日本一を目指した戦いが開幕!金沢、徳島などが1回戦を突破 高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会1回戦

2023年12月17日

U-15年代の日本一を目指した戦いが開幕!金沢、徳島などが1回戦を突破 高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会1回戦

高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会が開幕し、初日の12月16日(土)は群馬県、大阪府、山口県の3府県で1回戦の16試合を行いました。

ピックアップマッチ1

横浜F・マリノスジュニアユース 2-4(前半2-3、後半0-1) ツエーゲン金沢U-15

山口県山口市の維新百年記念公園ラグビー・サッカー場で行われた横浜F・マリノスジュニアユース(関東2/神奈川)とツエーゲン金沢U-15(北信越1/石川)の試合は早い時間に動き、6分に小林瞭介選手のクロスボールに田中陽瑛選手が頭で合わせ、横浜FMが先制。さらに17分にも田中選手が追加点を決めてリードを拡大します。

2点を追いかける状況となった金沢も下を向くことはなく、強度の高いプレスや素早い攻守の切り替えを継続します。相手陣内に押し込む回数が増えるようになると、24分には「1点を返して良い流れをつくり、逆転まで持っていきたい」と奮起した荒木叶瑠選手が相手ブロックの手前から鋭くシュートを放ち、追撃の1点を奪取。荒木選手はその後も前線に進出し、39分にゴール前の混戦の中から2点目、その1分後には青木勇斗選手のコンビネーションから3点目を挙げ、ハットトリックで逆転に成功します。後半は横浜FMが多く決定機をつくりますが、金沢はGK浦蒼太選手を中心に体を張ってピンチを跳ね返し、白星を手にしました。

ピックアップマッチ2

日章学園中学校 3-3(前半0-2、後半3-1、PK6-7) 徳島ヴォルティスジュニアユース

同会場の第2試合では、日章学園中学校(九州5/宮崎)が大平陽稀選手のロングスローや吉﨑太珠選手の背後への動き出しを生かして攻撃を展開。対する徳島ヴォルティスジュニアユース(四国3/徳島)はリズムの良いボールポゼッションで攻撃を組み立て、シュートチャンスをつくっていきます。

先にスコアを動かしたのは徳島でした。14分に高橋成海選手からの縦パスを中島俊太選手が前線で回収すると、ためらうことなく右足を振り抜いて先制。27分には高橋選手が追加点を決めます。日章学園は53分、山口真宙選手のスルーパスを受けた大平選手が右足でシュートを決めて1点差に詰め寄りますが、徳島も69分、クロスボールから中島選手がヘディングシュートを決めて2点差に戻しました。

1-3で迎えた試合終盤、日章学園は途中出場の友寄太雅選手がヘディングシュートを決めると、80分には大平選手がこの日2点目のゴールを決め、土壇場で同点。決着が委ねられたPK戦もお互いに譲らず、7人目でようやく勝敗が決定。7人全員が成功した徳島が2回戦に進出しました。

監督・選手コメント

梅津博徳 監督(横浜F・マリノスジュニアユース)
相手の良い立ち上がりに対してバタバタしたところはありましたが、そのあとから2-0、2-1になるところまでは自分たちのペースでできました。(2-3になったあとは)相手がリードして戦いやすくなっていた状況になっていましたが、我慢しながらしっかり戦おうという話はしていました。早い段階で次の失点をしてしまってからは試合が難しくなりました。やってきたことは出せたと思いますが、本当は全員を出場させてあげたかったです。

荒木叶瑠 選手(ツエーゲン金沢U-15)
1点目は0-2で負けている状況でしたが、自分が決めて1点を返し、そこから良い流れをつくって逆転まで持っていきたいと思っていました。自分でも3点も取れるとは思っていなかったですが、後ろもしっかり守ってくれていたので勝ちきることができたと思います。ハーフタイム中は0-0だと思ってしっかりと守り、まだまだ得点も取りに行こうという話をしていました。ただ勝って一喜一憂せずに、また切り替えてファイナルまで進んでいきたいと思います。

花房亮太 監督(日章学園中学校)
もう一つ、二つ押し込むことができず、ボールが収まらなかったり、追い越すことができなかったりして後手に回る状況をつくってしまったと思っています。自分たちが重心を落とさないといけない状況になっていましたので、ファーストDFや中締めをしっかりして、状況を見てプレッシャーに行くように話しました。力負けというよりも、自分たちの力を出し切れないという試合でしたが、(日章学園は)高校もありますので、この場での経験を起爆剤にして成長につなげてほしいと思います。

中島俊太 選手(徳島ヴォルティスジュニアユース)
今日は個人としては点を取ることを考えて、チームとしては球際を強く戦い、自分たちが主導権を握ってサッカーをすることを考えていました。先制点はちょっと遠かったですが、思い切って振ったのが良かったと思います。(自身の)2点目は良いボールが上がってきたので、あとはしっかり合わせることを意識しました。ボールを自分たちで握って、ゲームを支配し、主導権を握るというヴォルティスらしいサッカーを続けて、次の試合も勝っていきたいと思います。

大会期間:2023年12月16日(土)~12月27日(水)
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