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第23回全日本フットサル選手権大会 決勝ラウンドがスタート

2018年03月10日

第23回全日本フットサル選手権大会 決勝ラウンドがスタート

第23回全日本フットサル選手権大会の決勝ラウンドが9日(金)、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で幕を開けました。1次ラウンドを勝ち抜いた6チームに加え、Fリーグ2017/2018チャンピオンの名古屋オーシャンズ、同2位のペスカドーラ町田の計8クラブが、日本一の座を懸けて争います。この日は準々決勝4試合が行われ、翌10日(土)に行われる準決勝への進出チームが決定しました。

第1試合は、バルドラール浦安(Fリーグ7位)と今大会の台風の目となっているフウガドールすみだバッファローズ(関東3/東京)の対戦となりました。1次ラウンドでバサジィ大分(Fリーグ12位)、アグレミーナ浜松(Fリーグ8位)という2チームを撃破したすみだバッファローズですが、この試合では苦戦を強いられます。8分に加藤竜馬選手に右サイドから中央に切り込まれてシュートを決められると、その2分後にも小野大輔選手に技ありのゴールを決められ2点を失います。その後も流動的な浦安の攻撃を止められず、失点を重ねていきました。最終的に9-1で浦安が力の差を見せる勝利。浦安は誰もが点を取れる強みを生かし、全9得点を異なる9選手が決めています。1次ラウンドでは全3試合で先制を許す苦しい戦いを強いられましたが、ここに来て安定感あるゲームを見せました。

第2試合は、Fリーグ2017/2018プレーオフ準々決勝の再現となったフウガドールすみだ(Fリーグ5位)と湘南ベルマーレ(Fリーグ3位)の一戦です。湘南は2分、植松晃都選手が相手のクリアをブロックしたところ、ボールが相手ゴールに転がり込むというラッキーな形で先制します。その後も得点を重ね、22分までに4-1とリードを広げました。しかし、すみだも反撃を見せて25分にオウンゴールで1点を返すと、試合終了まで1分を切ったところでボラ選手が立て続けに2ゴールを決めて、4-4に追いつきます。延長戦にもつれたゲームで、最後は延長後半3分に小門勇太選手がゴール正面からシュートを決め、Fリーグプレーオフに続き、湘南が4強進出を果たしました。

シュライカー大阪(Fリーグ4位)とペスカドーラ町田(Fリーグ2位)による準々決勝第3試合は、8分に滝田学選手のシュートが相手にブロックされたところ、詰めていた横江怜選手がゴールを割り、町田が先制します。しかし、大阪も前半のうちに加藤未渚実選手がゴールを決めて1-1でハーフタイムを迎えます。後半、町田はセットプレーから金山友紀選手が得点を決めて先手を取ります。再び追う展開となった大阪は、28分に町田のダニエル・サカイ選手が2度目の警告を受け退場になると、数的優位を生かしてクレパウジ・ヴィニシウス選手が同点ゴールを決めました。町田は累積ファウルが6つを数え、第2PKを与える場面もありましたが、ピレス・イゴール選手の好セーブもあって得点を許しません。それでも試合終了間際、勝負を仕掛けたかった町田は、室田祐希選手がドリブルでボールを運び、シュートを放ちます。これがブロックされると、ボールを拾った大阪がカウンターを仕掛け、残り6秒というところでアルトゥール選手がゴールネットを揺らしました。これが決勝点となり、大会連覇を目指す大阪が3-2で競り勝っています。

準々決勝の最後の試合となった府中アスレティックFC(Fリーグ6位)と名古屋オーシャンズ(Fリーグ1位)による一戦は、後半に試合が動きます。22分に右サイドから折り返したボールが、ゴール前にいた皆本晃選手に当たるオウンゴールで名古屋が先制すると、府中も25分に上福元俊哉選手が同点ゴールを決めます。30分にはCKから安藤良平選手がボレーシュートを決めて、名古屋が勝ち越しますが、府中も34分にカウンターからの渡邉知晃選手の得点により同点とします。直後に名古屋はラファ選手が勝ち越しゴールを決めて、三度先行。府中を追いつめます。試合終盤にパワープレーを仕掛けた府中ですが、逆に名古屋はカウンターから八木聖人選手が追加点を決め、4-2で勝利。名古屋が2大会ぶりの準決勝進出を果たしました。

10日(土)には、準決勝の2試合が行われ、決勝に進出する2チームが決まります。第1試合の浦安対大阪、第2試合の湘南対名古屋は、いずれも好ゲームが期待されます。

監督・選手コメント

畠山勇気 選手(フウガドールすみだバッファローズ)
1次ラウンドでは三笠貴史選手が先発だったのですが、累積警告もあって僕が先発出場しました。1週間、集中して準備をしましたが、やっぱりFリーグのチームは一つ一つのセットプレーの精度が高く、気の緩みを逃してくれませんでした。少しでもマークのミスがあると、そこを見逃さずにパスを通されてしまいました。ここまで来ることができてうれしい気持ちもありますが、できればあと3勝したかったです。悔しい気持ちの方が強いです。

奥村敬人 監督(湘南ベルマーレ)
今季、すみだとの対戦成績はプレーオフを含めて1勝1分け2敗でした。それでも成長度ではうちが上回っていたと思い、自信を持ってやってきました。最後に同点ゴールを決められたのは、僕の采配ミスですね。(鍛代)元気を疲れていたからと代えた結果、そこから2点取られて追いつかれてしまい、プラス10分戦わなければいけなくなりました。選手たちには申し訳ないです。もう1点取らないといけないところで、取り切れなかったこともあって、自分たちで難しい試合にしてしまったと思います。

アルトゥール 選手(シュライカー大阪)
この試合に向けて良い準備ができていましたし、全員がやるべきことを出せたと思います。準決勝に勝ち進めたので、この先も頑張りたいです。先制されても、2度目のリードをされても、試合はコントロールできていたので、慌てることはありませんでした。ポゼッションもできていましたし、チャンスは多くつくっていましたが、町田はイゴール選手が本当に良い守備を見せていました。決勝点は、そのイゴール選手の動きを見て決めました。2016/2017シーズンのプレーオフファイナルのときはイゴール選手がゴールにいたので強く打ちましたが、今日は前に出ていたのでループシュートにしました。(決勝点を)決めることができて良かったです。

安藤良平 選手(名古屋オーシャンズ)
昨シーズン、無冠に終わった悔しさというのは、今シーズンだけで返せるものではありません。今年は(オーシャンカップ、Fリーグと合わせて)3冠を達成するチャンスがありますし、そこに挑戦できるのは僕たちだけなので、なんとしても達成してシーズンを終えたいです。どのチームも、このメンバーで戦える最後の試合ということで、一段と一体感を増して戦ってくると思います。見に来る人には、そういう思いが乗ったプレーを感じ取ってもらいたいと思います。

決勝ラウンド 3月10日(土) 準決勝 組み合わせ

会場:東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場体育館会場アクセスはこちら

日付時間対戦カード
3/10(土) 12:00 バルドラール浦安
(Fリーグ7位)
vs シュライカー大阪
(Fリーグ4位)
15:00 湘南ベルマーレ
(Fリーグ3位)
vs 名古屋オーシャンズ
(Fリーグ1位)

TV放送/ネット配信情報はこちら

第23回 全日本フットサル選手権大会

決勝ラウンド
大会期間:2018年3月9日(金)~11日(日)
会場:東京都/駒沢オリンピック 公園総合運動場体育館

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