JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > ファイナリストは北海道釧路北陽高校と作陽高校に 第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会

ニュース

ファイナリストは北海道釧路北陽高校と作陽高校に 第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会

2015年08月23日

ファイナリストは北海道釧路北陽高校と作陽高校に 第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会

第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会は、8月22日(土)に大会3日目を迎え、準々決勝、準決勝の計6試合を行いました。激戦の末に北海道釧路北陽高校(北海道3/北海道)と作陽高校(中国/岡山)が決勝進出を決めています。

決勝ラウンドでは、死闘と言える戦いが繰り広げられました。ゼビオアリーナで行われた準々決勝の第1試合は、見応えのあるシーソーゲームになります。エスパッソU-18(東海/静岡)は、前回王者であるFC聖和学園(東北1/宮城)からイワハシ・ナオキ選手が得点を挙げて先制します。ところが、18分にそのイワハシ選手がペナルティーエリア内のハンドによる決定機阻止で一発退場となってしまいます。このPKで追い付かれたエスパッソU-18でしたが、市川宙選手のハットトリックの活躍もあり、6-5で熱戦をものにし、ベスト4進出を決めました。続く準々決勝第2試合では、北海道釧路北陽高が帝京長岡高校(北信越/新潟)に対して常に先行する試合運びを見せて、4-3で勝利しています。

この2チームがぶつかり合った準決勝。北海道釧路北陽高は、ここまで通算15得点を挙げていたエスパッソU-18のエース市川宙選手を無得点に抑え、5-2で勝利。「疲れはあったけれど、聖和学園との試合で消耗していた相手ほどではなかったと思う」と、伊藤圭汰選手が話したようにフィジカルの強さ、選手層の厚さを示してファイナルへ辿り着きました。

仙台体育館では、作陽高が久御山高校(関西1/京都府)との点の取り合いの末に10-4で勝利。またFリーグの湘南ベルマーレの育成組織であるPSTCロンドリーナU-18(関東1/神奈川)も、札幌大谷高(北海道2/北海道)に3-2で競り勝ち、4強に進出しました。

準決勝で作陽高はロンドリーナに先制を許しますが、6分にオウンゴールで追い付くと、前半のうち3点を奪取します。その後も優勢に試合を進めて得点を重ねた作陽高は、試合終盤にロンドリーナの反撃にあい、3点を返されましたが、6-5で逃げ切って決勝進出を決めています。

この結果、23日(日)に開催される3位決定戦はエスパッソU-18対ロンドリーナ、13時30分キックオフの決勝は、釧路北陽高対作陽高というカードに決まりました。

監督・選手コメント

伊藤圭汰 選手(北海道釧路北陽高)
序盤から自分たちの持ち味であるポゼッションができて、流れがこちらにありました。その中で得点を取れたことが良かったですし、決勝進出は本当にうれしいです。(市川宙選手を)抑える自信はありました。作戦は特にありませんでしたし、マークもせず組織的に守り、この結果を得られました。決勝に進出できると思っていませんでしたが、ここまで来たからには最後、勝って帰りたいです。サッカーでは作陽高校さんに100%勝てないと思いますが、フットサルでは可能性があると思うので頑張ります。

モンテイロ・マルコス 監督(エスパッソU-18)
選手たちはすごく悔しい思いをしています。何が足りなかったというと、フィジカルです。準々決勝でみんな限界まで力を出し切りました。ですが、そこで大事な選手がレッドカードをもらって退場になってしまいました。準決勝は、もっと良いゲームができたはずだと思いますが、仕方がないと思います。釧路北陽高は個々の選手がうまく、フィジカルも強かった。私たちは強いチームに負けました。明日は3位決定戦に勝って帰りたいと思います。

小林拓夢 選手(帝京長岡高)
力不足でした。連戦が続いて、動けていませんでした。みんな明日の試合のことを考えてしまっていたかなと思います。目先の勝負にこだわらないと、こういうことになってしまいます。それは今後においても良い教訓になるので、一戦一戦を大事にして戦っていきたいと思います。昨日も足が動いていなくて相手にシュートを打たれました。前半から雰囲気づくりができれば、後半のような流動的なボール回しができると思う。サッカーのインターハイで負けたときも、前半がダメでした。前半にもっと勝負をかけられるようにやっていきたいです。

飯田賢英 監督(FC聖和学園)
聖和の良さは出せたと思いますし、選手たち一人ひとりが自分の持ち味を出してエスパッソを追い詰めました。選手たちを褒めたいと思います。2点リードから追い付かれて逆転されたことは、うちの隙です。そこを克服していきたいと思います。1点追い付かれて、自分たちがまだ勝っていたのに、「前に、前に」と言っていた部分もあったので、落ち着いた試合運びができるようにしていければ、また違ったと思います。選手たちにはこの悔しさが原点となるように、今後のサッカー、フットサル人生に生かしてほしいです。

JFA-TV

準々決勝

準決勝

 

第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会

2015年8月20日(木)~23日(日)
宮城県/ゼビオアリーナ仙台、仙台市体育館
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

協賛

  • スーパースポーツゼビオ
  • 株式会社ナイキジャパン
  • 株式会社フロムワン

協力

  • 株式会社モルテン
  • 株式会社フォトクリエイト
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー