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セレッソ大阪数的不利を跳ね返せず。グループ首位・浦項に屈す

2014年04月17日

セレッソ大阪数的不利を跳ね返せず。グループ首位・浦項に屈す

AFCチャンピオンズリーグ2014
グループステージ第5節
2014年4月16日(水)  19:00キックオフ 45分ハーフ
大阪長居スタジアム

セレッソ大阪 0-2(前半0-1、後半0-1)浦項スティーラーズ

得点
0-1 23分 イ・ミョンジュ (浦項スティーラーズ)
0-2 65分 キム・スンデ (浦項スティーラーズ) 

コメント

ヴラディッツァ・グルイッチ ヘッドコーチ(セレッソ大阪)

まずは、浦項に『勝利をおめでとう』ということをお伝えしたいです。前半、アグレッシブさは相手のほうが上回っていました。私たちも流れを掴み始めたときに、1人退場者が出てしまいました。判定というのは、試合の結果、内容に、非常に大きな影響を与えたと思っています。ただ、反省しなければいけないのは、1失点目を、いかになくしていくかというところです。1失点目は、相手に崩されたのではなく、私たちのミスからでした。そこを反省しなければいけません。後半、私たちもアグレッシブに、激しく戦えていたのですが、こういった強い相手に1人少ない状況だったというのは、私たちにとっては非常に難しい状況でした。ただ、本当に選手たちにはよくやったと言いたいですし、後半一人少ない状況ながら、自分たちの力、やれることを出し切ってくれたと思います。

Q:1人退場したあと、選手交代で、後半、フォルラン選手を下げて、染谷選手を投入したが、その意図は?柿谷選手も途中交代させたが、そのことについてもお聞かせください。
1人少なくなった状況のなか、戦術的な部分で染谷を入れる判断をしました。染谷もトレーニングから非常にいいパフォーマンスをしてくれていましたし、良いコンディションにあるなか、守備を安定させるというところで、1人少なくなった状況でも、あれ以上失点はできなかったので、そういう意味での交代でした。(柿谷)曜一朗に関しても、タイトな日程のなかでまだまだ試合もありますし、試合終盤で相手も足が止まっていた時間帯でもあったので、フレッシュな選手を入れて、変化をつける意図がありました。

Q:残り1試合、状況的に、次のラウンドに向けてどう戦うか?失点の場面では集中力が切れていたと思いますが、それは疲れもあったからなのかなとも思えました。そこをどう改善していきますか?
他会場の結果がまだ(会見時点で)私の耳には入っていないですが、チャンスがある限り、自分たちが全力を尽くして戦うことに、変わりありません。集中力の欠如というのはあったと思いますが、それは疲れによるものだとは思っていません。相手も同じですし、疲労は言い訳にはならないと考えています。1人退場して10人になったなか、前からプレッシャーをかけていったので、相手にチャンスを作られるのは、リスクを負って攻めたので、当たり前のことだとも言えると思います。10人になったなかでも、ゴールへ向かう姿勢を見せ続けられたところ、人数が少なくなった後も、よりアグレッシブに戦えたこと、自分たちのやりたいことをやり切れたことについては、ウチの評価できる部分だと思います。

※ポポビッチ監督退席のため、グルイッチコーチが記者会見に出席。

ファン・ソンホン監督(浦項スティーラーズ)

目標を達成できて、非常によかったと思います。ラウンド16進出が決まったので、次のステージに向けて、準備をしていきたいと思います。

Q:ラウンド16進出を決めたなか、優勝に向けて、どういう準備をしていきたいですか?
相手チームの分析をしないといけません。時間的に、今の段階では余裕があるので、相手のことを考えつつ、しっかり準備していきたいです。

Q:C大阪が10人になってからの後半のほうが、浦項は攻められる回数や、C大阪に形を作られることが多かったが、その理由は?
全体的にミスが多くあったのは間違いないと思っています。先に点を取ってリードしてから、心理的な余裕が出てきたんじゃないかなと思いますが、守備をしながらも、チャンスは必ず来るということで、その準備をしっかりして、点を取ることができたと思います。
Q:試合の入りから、球際が非常に強く、浦項のほうがセカンドボールをよく拾っていました。C大阪の試合の入りをご覧になって、予想通りに感じましたか?C大阪を上回れるという自信があって試合に入りましたか?
予想したところは確かにあります。柿谷選手や南野選手、フォルラン選手といった選手たちは、確かに技術が高い。ただ、我々が前からプレッシャーをかけることによって、相手がロングボールを蹴ることになり、自分たちのプレーをやりやすくなったと思います。

Q:後半、2点目が入ったところから、監督の指示などもあったと思いますが、結果は別として、今後の改善点は?
2点リードしているところで、選手たちの心理が、『もう勝ったんじゃないか』というところがあり、そこからミスを連発してしまったところが確かにあります。先発11人以外に、新たな選手を入れたなか、バランスがうまく機能していなかったところもありました。週末、韓国に帰ったあと、すぐにリーグ戦もありますし、選手たちの体力的なところも考えなければいけないので、その辺りも含めて、(ベンチワークが)忙しくなったところはあると思います。

Q:グループリーグ1試合を残して、ラウンド16を決めましたが、監督の計画のなかでは予定通りですか?それとも、グループGのように、もっと混戦になると思っていましたか?
目標として、5試合以内にラウンド16進出を決めたいと思っていました。W杯の関係で、日程的に非常に厳しいところもありますので、選手の体力なども考えなければいけないし、早めに決めたかったところはあります。もちろん全北現代らのグループは大混戦ですが、(1位か2位か)どっちを考えるとかよりも、自然に精一杯頑張って、相手がどうなのか、次のステージを考えて準備していきたいです。

Q:昨日、全北現代の試合では、全北が後半、体力が落ちていて、全北の監督は「日程がいま、大変で、韓国のチームはすごく疲れている」と言っていたが、今日の浦項はそういうところも全然なく、コンディションもよかったと思いますが、そのフィジカルの状態については? また、メンタル的にも、チームはすごく落ち着いてプレーしていたが、精神的なコンディションについても聞かせてください。
個人的に、監督として一番大事に思っているのは、バランスです。攻撃か、守備か、どっちかに偏ってしまうと、どっちかが壊れてしまう。守備ではバランスよく守備できるよう、いつも準備してきました。キャンプのときにも、いろんなところをチェックしながら、MFのところは特に体力的なところが強いので、強みを活かしたプレーをするのが一番大事だと思っています。なによりも、プレーしている選手みんなが疲れているのは、同じです。それでも、チームの雰囲気が、連勝していることもあって、いい流れなので、それも1つの要因なのかなと思います。

Q:今日、新たに出場した新人選手がいいプレーを見せていたが、その選手について一言お願いします。
「この試合や中国・山東での試合を含めて、厳しいアウェイのなかで、新人選手が、新人らしくない、いいプレーをしてくれたのは、監督として100%満足しています」

Q:監督はC大阪でプレーしていましたが、古巣に勝った率直な感想は?
「ホテルから、バスに乗って、このスタジアムに向かう最中、自分が住んでいた家を見ることができました。非常になつかしいなというような、複雑な思い、いろんな思いがあったのも、正直な気持ちです。久々にC大阪サポーターからも励まして(応援して)もらい、非常にうれしく思います。これからもC大阪の健闘、そして、勝利があるように、常に心から祈っています。頑張ってください!」

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