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JOCジュニアオリンピックカップ 第21回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会が開幕!

2018年01月04日

JOCジュニアオリンピックカップ 第21回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会が開幕!

U-18の女子クラブチーム日本一を決する「JOCジュニアオリンピックカップ 第21回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会」が1月3日(水)、大阪府のJ-GREEN堺で開幕し、1回戦8試合が行われました。

ピックアップマッチ1

FCヴィトーリア(関西3/大阪) 0-6(前半0-1、後半0-5)アルビレックス新潟レディースU-18(北信越/新潟)

序盤から新潟が中学生主体のヴィトーリアから試合の主導権を握ります。キャプテンの土肥穂乃香選手が攻守のバランスを取りながら、圧倒的なボールポゼッションでヴィトーリアを自陣に釘付けにします。しかし、ヴィトーリアも身体を張ったディフェンスで要所を抑えて、ゴールを割らせません。

新潟は15分に中江萌選手が左サイドの熊倉彩華選手にボールを預けて前線に上がり、再びボールをもらいゴール前に進入しますが、これはGK木野風花選手にキャッチされます。

互いにゴールが奪えない時間が続きますが、22分、新潟は白井ひめ乃選手のシュートのこぼれ球を熊倉彩華選手がゴールネットに突き刺して均衡を破ります。

ヴィトーリアは失点に気落ちすることなく、齊藤桃花選手にボールを集めて反撃。33分には、浅田幸子選手からの縦パスに齊藤選手が抜け出してGKと1対1の場面をつくりますが、これはGK和田涼花選手が果敢に飛び出して防ぎました。

新潟の1点リードで迎えた後半開始早々、試合が激しく動きます。ハーフタイムに「積極的に仕掛けていこう」と佐野佑樹監督から声をかけられた新潟の白井選手がドリブルで仕掛けてDFかわすと、鋭いシュートを右のサイドネットに突き刺します。その1分後には白井選手のクロスから、中江選手がチーム3点目を挙げます。

さらに50分に中江選手に代わり阿部文音選手をピッチに送り出すと、この選手交代が実ります。阿部選手は69分、白井選手のスルーパスに抜け出して冷静にゴールに流し込むと、78分にもゴールを奪います。その後も新潟は攻撃の手を緩めず、アディショナルタイムにはCKの混戦から途中出場の堀内香歩選手が6点目。ヴィトーリアをシュート1本に抑え、新潟が完勝しました。

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ピックアップマッチ2

INAC神戸レオンチーナ(関西2/兵庫) 0-4(前半0-1、後半0-3)日テレ・メニーナ(関東1/東京)

I神戸と日テレによるなでしこリーグ1部の下部組織同士の一戦は、立ち上がりから中盤で激しい攻防が繰り広げられました。日テレはボールポゼッションを高く保ちながらチャンスをうかがいますが、I神戸は素早い寄せでボール保持者にプレスをかけ、前からアグレッシブにボールを奪いにいきます。

I神戸GK朝山美帆選手の好セーブもあり、幾度となく決定機を作るも決めきれない日テレでしたが、22分、セットプレーの崩れから、坂部幸菜選手のクロスを山本柚月選手が押し込んで先制。0-1で前半を折り返します。

1点を追いかけるI神戸は、後半開始から山崎愛海選手を投入して流れを引き寄せますが、なかなか決定的なチャンスまで持ち込むことができません。

一方流れの悪い日テレは53分、土方麻椰選手に代えて、U-17日本女子代表の植木理子選手を投入して攻撃のギアを上げます。不運にもI神戸はここまで堅守を見せていたDFの沼田紗也加選手が負傷交代するというアクシデントが重なり、ここから試合が一気に動きます。

日テレは58分、CKのこぼれ球を収めた植木選手がドリブルで持ち込み右足一閃。さらにその1分後には岩﨑心南選手が加点して畳み掛けます。67分には再び左サイドからのクロスに植木選手が頭で合わせて4点目。I神戸の反撃をシャットアウトし、日テレが0-4で2回戦進出を決めました。

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監督・選手コメント

穂積一 監督(FCヴィトーリア)
前半は頑張っていましたが、ほとんどが中学生なので、まだスタミナと技術的に劣る部分があるのは仕方がないかなと思います。後半は向こうの動きが段々大きくなってきた中で、2失点した後は精神的に弱くなった部分があるのかもしれないです。そこで頑張れるかどうかで今後のサッカーが大分変わってくると思うので、もっと強くなってほしいですし、この経験を次につなげてほしいと思います。

白井ひめ乃 選手(アルビレックス新潟レディースU-18)
前半は自分の動き出しも悪くてタイミングが合わず、ボールがあまり来ませんでした。相手が自分たちより下の学年だったのに、なかなか思うようにプレーができませんでした。「もっと仕掛けろ」とハーフタイムに言われ、後半の立ち上がりはどんどんゴールに向かいました。後半は自分のプレーができたと思いますし、(ゴールも)思い切り打ててよかったです。明日は立ち上がりからゴールに向かって、先制点を狙いにいきます。

谷口博志 監督(INAC神戸レオンチーナ)
プレスをかけながら少ないチャンスをものにしていこうという中で、後半けが人が出るまでは、失点はしていましたが、内容的にはそれほど悪くなかったと思います。失点やけが人が出たところで、プレーが止まってリズムを崩してしまったところを立て直せないのは、メンタルがまだまだ未熟なのかなと思います。こういう対戦をする機会はなかなかないので、本当にいい経験をさせてもらいました。この敗戦をきっかけに何を子どもたちがつかみ、次に生かしていくのかということを、僕たち指導者も含めてしっかりとつないでいきたいと思います。

寺谷真弓 監督(日テレ・メニーナ)
初戦なので、自分たちがしっかりと芝のグラウンドや、今日は風もあったので、そういう部分にどれだけ適応できるかというところと、緊張感のあるトーナメントの中で力を発揮できる選手は誰かというところを見られればと思っていました。前半はなかなか自分たちの思うようにできない部分がありましたが、点を取るまでに時間がかかるのが今年のチームのスタイルなので、その中で前半点を取れたことの方が大きかったです。

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JOCジュニアオリンピックカップ 第21回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

大会期間:2018年1月3日(水)~2018年1月7日(日)
会場:J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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