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JFA 第19回全日本O-70サッカー大会が静岡県藤枝市で開幕
2025年05月24日
JFA 第19回全日本O-70サッカー大会が5月23日(金)、静岡県藤枝市で開幕しました。初日は、出場全12チームが1次ラウンドの第1節と第2節を戦いました。
グループEで首位に立ったのは、兵庫県シニア70選抜(関西/兵庫)です。高知昭和OB会サッカークラブ(四国/高知)との初戦を1-0でものにすると、続く静岡県選抜O-70(開催地/静岡)戦も勝負強さを発揮。初戦で富山県70選抜(北信越/富山)を3-0で退けていた相手から1点を奪い、連勝スタートを切っています。
グループFの第1節では、広島県シニア70合同チーム(中国1/広島)が愛知県選抜O-70(東海/愛知)に、埼玉シニア70(関東2/埼玉)がFC70室蘭(北海道)にそれぞれ勝利を収めました。第2節では広島と埼玉がし烈な上位争いを繰り広げました。この試合では、序盤に楚輪司選手の挙げた1点を守り切った広島が1-0で勝利し、首位に立っています。
グループGでは、CERO 70(関東1/東京)と秋田シニアサッカークラブ(東北/秋田)が、それぞれ長崎県選抜(九州/長崎)と島根70シニア(中国2/島根)を1-0で下して勝ち点3を獲得。CEROと秋田による第2節は接戦の末、CEROが1-0で勝利を手中に収め、1次ラウンド突破に近づきました。
大会2日目には1次ラウンド第3節(最終節)が行われ、決勝ラウンドに進む4チームが決まります。
監督・選手コメント
倉橋楠雄 選手(高知昭和OB会サッカークラブ)
(初戦で対戦した)兵庫県シニア70選抜は優勝経験もある強豪で、速くて強かったです。その相手を慌てさせたかったのですが、少し力の差を感じました。通用する部分も見えたので、次に生かしたいと思います。昨年から大会に向けて週2回の練習を重ね、全国大会で勝つことを目標にしてきました。勝利を目指すことに加え、全国の皆さんと交流できることも大きな喜びです。国内はもちろん、アメリカやドイツ、スペイン、イタリア、タイなどでもボール一つを通して交流しています。
町田純一 選手(埼玉シニア70)
広島県シニア70合同チームとの第2戦は、良い試合をしましたが、詰めが甘かったですね。パスミスから1点を失った後、相手は守備を固めてきたので、難しい展開になりました。今大会に向けて、他の都道府県の相手と試合を組んで努力してきました。それだけに第2戦の結果は残念ですが、これもまたサッカーです。70歳を過ぎても勝敗にこだわってサッカーができるのは最高ですし、そのこだわりがなくなったら終わりだと思います。ほどよい疲れも楽しんでいます。
高橋精一郎 監督兼選手(長崎県選抜)
2年連続の出場で、昨年大敗したリベンジをしたいと思ってやってきました。普段はそれぞれのチームに所属する選手が集まる選抜チームですが、月に2回くらい練習試合や紅白戦をして、レベルアップに励んできました。選手たちには、サッカーへの情熱と素直さがあり、私の言うことを実践してくれます。守備を固めてのカウンターで九州では勝てたのですが、全国はやはりレベルが高いですね。最終戦で対戦するのは、昨年0-4で負けた相手なので、リベンジを果たしたいと思います。
伊野典彦 選手(島根70シニア)
初戦で敗れていたので、第2戦は何とか勝つことができて良かったです。自分のゴールはまぐれです。常々ロングシュートを狙っていて、ボールをミートしたら衝突のような感じで飛んでいきました。気持ち良かったです。県内の松江地区、出雲地区、浜田地区という3地区を中心にリーグ戦を行い、そこから選抜された選手たちで今大会に出場しています。私自身は子どもの頃からサッカー漬けでしたが、70歳を超えてもプレーしているとは思ってもいなかったので、周囲に感謝するばかりです。
大会期間:2025年5月23日(金)~5月25日(日)
会場:静岡県藤枝市
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