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DENSO CUP SOCCER 第15回大学日韓(韓日)定期戦 全日本大学選抜が4ゴールを挙げ全韓國大學選抜に勝利

2018年03月19日

DENSO CUP SOCCER 第15回大学日韓(韓日)定期戦 全日本大学選抜が4ゴールを挙げ全韓國大學選抜に勝利

全日本大学選抜と全韓國大學選抜が対戦する「DENSO CUP SOCCER 大学日韓(韓日)定期戦」。日本と韓国で交互に開催されているこの定期戦も今年で15回目となります。日本は柏の葉公園総合競技場に全韓國大学選抜を迎え、7回目となるホームの""日韓戦""を行いました。

試合は互いにゴールを奪い合う、シーソーゲームとなりました。先制点を挙げたのは全日本大学選抜。30分、相馬勇紀選手の左コーナーキックに、センターバックの菊池流帆選手が、頭ひとつ抜け出した高さのあるヘディングで合わせてゴール右下に叩きつけます。なかなかセカンドボールを拾えず、思うようなゲーム展開をできずにいた全日本大学選抜ですが、この先制点を機に少しずつチャンスを作り始めます。しかし前半終了間際の43分、全韓國大學選抜が一瞬の隙をついてクリアボールを奪取。ソル・ヨンウ選手のロングボールに、イ・ミンギュ選手が頭で押し込み、試合を振り出しに戻します。

前半は「予想以上にピッチ状態の把握に手間取った」(松本直也監督)ことから苦戦していた全日本大学選抜。しかし後半は、高い位置でボールを奪うと立て続けにゴールを狙います。55分には、旗手怜央選手、小池裕太選手とパスで崩して、最後は相馬選手がダイレクトで突き刺して追加点を挙げます。さらにその4分後には、ボランチの安部柊斗選手のパスに反応し、相手の裏へと抜け出した大橋祐紀選手がゴールを決め、3-1と全韓國大學選抜を引き離します。

しかし相手も最後まであきらめません。60分に相馬選手がベンチに下がると、その直後に全韓國選抜のイ・ビョンジュ選手が右サイドをドリブルで疾走。強烈なシュートを放ち、3-2と全日本大学選抜との差を詰めます。試合の主導権を握っているのは全日本大学選抜でしたが、全韓國大學選抜の粘り強さに、なかなか決定的なスコアに持ち込めません。それでも68分には、大橋選手とのワンツーで中央を崩した旗手選手が、GKとの1対1を冷静に決めて4点目。再び、全韓國大學選抜とのリードを2点に広げます。

ところがその10分後、全日本大学選抜は、全韓國大學選抜の攻撃をクリアしようとしたボールがゴールに吸い込まれてオウンゴールを献上してしまいます。またもや1点差に詰められてしまった全日本大学選抜ですが、その後は草野佑己選手、黒川圭介選手を投入して立て直しを図ります。また60分に投入された紺野和也選手が右サイドから切れ込み、たびたびチャンスをつくりますが、キャプテン・名古新太郎選手の決定的なシュートは枠の外。草野選手のシュートもポストを叩くなど、あと少しのところで全韓國大學選抜を引き離せません。それでもGK小島亨介選手の好守にも助けられ、残り時間は失点することなく試合終了。辛うじて1点差を守り切った全日本大学選抜が全韓國大學選抜に勝利し、通算成績を7勝に更新しました。

なお試合後には表彰選手が発表され、最優秀選手に大橋祐紀選手(全日本大学選抜)、優秀選手には小池裕太選手(全日本大学選抜)、相馬勇紀選手(全日本大学選抜)、イ・ミョンギュ選手(全韓國大学選抜)、イ・ビョンジュ選手(全韓國大学選抜)が選ばれました。

監督・選手コメント

松本直也 監督(全日本大学選抜)
日本で行われる日韓戦ですから、絶対に勝たなければならない試合でした。ですから、まず勝てたということを非常にうれしく思います。ゴールは4得点ともいい形で取れました。それはトレーニングの結果が出たと思います。ただ3失点の部分では力の足りなさも感じましたので、これからも全日本大学選抜としてもっともっと成長していきたいと思います。

大橋祐紀 選手(全日本大学選抜)
初の日韓戦ということで最初は少し緊張しました。もともとチームとして中盤でつなぎたいという意図があったのですが、予想以上にピッチコンデションに慣れるのに時間がかかったので、最初のほうはミスも多かった。けれど途中からは修正できましたし、個人的にも全韓國大學選抜のラインの裏を狙うよう、ボールを先につけてほしいとみんなに伝えました。ゴールシーンは、安部選手からスルーパスが出た時点で、相手ディフェンスが届かないと思いましたので、あとはGKとの1対1だけでした。角度的にも距離的にもちょっと厳しかったのですが、ファーの左下を狙えばいけると思いました。うまく蹴れてよかったです。

小池裕太 選手(全日本大学選抜)
去年は怪我で日韓戦に出られず悔しい思いをしました。今年は、日韓戦が日本で開催されるということで、勝ちたいという強い気持ちをもって試合に臨みました。試合については、自分たちが先制点をとったことで、少し「やれるな」という気持ちがあったのかもしれません。もっと緊張感をもって試合ができていたら、こんなにたくさんの失点はなかったのではないかと思います。ただ、個人的には縦に仕掛けてチャンスを作っていこうと思っていて、その部分は出せたのかな、と思っています。

相馬勇紀 選手(全日本大学選抜)
試合前のミーティングで、相手はロングボールで強い相手に当ててくるということは言っていたのですが、最初の20分くらいは、わかっていても苦戦しました。ただ途中から対応の仕方も修正して、個人的にもアシストや得点を残すことができました。全日本大学選抜で活動したことで、自分の特徴が何かということを再認識できました。自分はやはりドリブルやスピードのあるプレー、クロスが得意で、そういう部分をみんながうまく活かしてくれました。自分の持ち味を再認識できたことは大きかったと思います。



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