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前回覇者のレジスタFC、初出場の大山崎少年SCなどが準々決勝進出! JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会

2022年12月28日

前回覇者のレジスタFC、初出場の大山崎少年SCなどが準々決勝進出! JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会

JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会は12月27日(火)、鹿児島県鹿児島市のふれあいスポーツランドで1次ラウンドの第3節とラウンド16の試合が行われ、準々決勝に進出する8チームが決まりました。

1次ラウンドのうち、Jリーグの育成組織のみの組み合わせとなったグループCでは、勝ち点6で並ぶ松本山雅FC U-12(長野)とサガン鳥栖U-12(佐賀)が対戦。鳥栖が早い時間帯の先制点でリズムをつかむと、その後もショートパスを使った丁寧なビルドアップでチャンスをつくり出していきます。

一時は同点とされますが、32分には先制点を決めていた川嵜仁選手がPKで勝ち越し点を奪取。その3分後にも川嵜選手がゴールネットを揺らし、鳥栖がグループCの1位通過を決めました。松本は2位となりましたが、各グループの2位チームの中で上位に入り、ラウンド16に進出を果たしています。

グループGの大虫FC(福井)と五戸すずかけSC U-12(青森)の試合は大きくスコアが動く展開となっていきました。五戸は4分、蛯名優心選手が相手陣地で縦パスを引き出すと、俊敏にターンして左足を振り、先制点に成功。さらにカウンターから古川來空選手が追加点を決めます。対する大虫も18分、朝倉叶翔選手のスルーパスから大久保勇希選手がゴールを決め、さらに27分には竹内翼選手が同点ゴールを挙げました。

攻守が目まぐるしく入れ替わる中、終盤にも1点ずつを取り合い、3-3のドローでホイッスル。シュートシーンの多い白熱の試合となりましたが、残念ながら両チームともにラウンド16進出はかないませんでした。

ラウンド16のうち、松本とソレッソ熊本U-12(熊本)の対戦は、熊本がサイド攻撃やFW陣の背後への動き出しを生かして攻めていきます。対する松本は「粘り強く行かないといけない」(矢田部匡監督)とコーチ陣が選手たちを鼓舞し、厳しい対人守備で対応。この堅いブロックを熊本は崩せず、0-0のままで40分を戦い終えました。

勝敗はPK戦にゆだねられましたが、プレッシャーの掛かる状況で強みを見せたのが松本で、キッカーを担った3人全員が成功。熊本はあと一歩及ばず、ラウンド16での敗退となりました。

また、初出場の大山崎少年SC(京都)は1次ラウンド2位チームの中で上位に入ってラウンド16に進出。今大会のベンチ入りメンバーが11人という少人数で参加したものの、ヴェルフェ矢板U-12(栃木)と対戦したラウンド16も組織と個のアイデアを生かして得点を重ねていきます。

4分にCKのチャンスを得ると、意表を突いたグラウンダーのボールを供給し、安東瑛大選手が先制ゴール。その直後にも鮮やかなパスワークから加賀野統選手が追加点を決め、試合の流れを呼び込みました。後半にも得点を挙げ、大山崎が3-0で勝利しています。

12月28日(水)には鹿児島市の鴨池地区を会場に、準々決勝と準決勝が行われます。

監督・選手コメント

大久保勇希 選手(大虫FC/福井)
無失点で大量得点を取らないと2位通過の可能性がない試合でしたので、得点をたくさん取るということは考えていましたが、3-3の引き分けで終わってしまいました。3点目はすごくいいボールが来たので、そこはしっかり決め切らないといけないと思って、決めました。ここで通過できなかった経験を生かして、中学校からはしっかりと点を取って勝ち切るということにつなげていきたいです。

蛯名優心 選手(五戸すずかけSC U-12/青森)
5点差以上を付けて勝ちたかったですが、そんなに甘くない試合だとも思っていました。先制して前半を終えることができましたが、自分たちの簡単なミスから失点してしまいました。先制点は自分なりに良いコースに入ったと思います。得意なコースでした。僕はチームでも少ない左利きで、シュートは武器だと思っています。みんなから信頼される選手になっていきたいです。

大石明日希 監督(ツエーゲン金沢U-12/石川)
自分たちの力が思うように出せない大会でした。相手チームに能力のある選手がいる中でどう守らなければならないか。どうやって攻撃をしていかないといけないか。私の中でもベースはもっと上げないといけないと感じています。全国大会では通用しない部分もありますので、我々もどう分析して、どう選手に還元できるか。選手も良い経験ができましたので、それは今後につなげていければと思います。

矢田部匡 監督(松本山雅FC U-12/長野)
(ラウンド16で対戦した)ソレッソ熊本さんは能力的にも技術的にも高く、狭いエリアでボールを動かしながら人が関わったりして戦ってくるチームでした。その中で粘り強く戦い、常にボールにプレッシャーを掛けながら戦っていくということや、どうやって陣地を返してチャンスをつくるかは選手たちに話して試合に入りました。後半のラストのほうはPK戦もあると思っていましたが、(PK戦で選手たちが迷いなく蹴れたのは)別の大会でPK戦の経験をしていたことも良かったのかなと思います。

開催期間:2022/12/26(月)~2022/12/29(木)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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