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第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 藤枝順心と神村学園が決勝進出を決める!

2016年01月08日

第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 藤枝順心と神村学園が決勝進出を決める!

第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は1月7日(木)、兵庫県のノエビアスタジアム神戸で準決勝2試合を行い、決勝に進む2チームが決定しました。

準決勝第1試合

大商学園高校(関西1/大阪) 1-3(前半1-2、後半0-1) 藤枝順心高校(東海1/静岡)

立ち上がりから勢いに乗ったのは、大商学園高校でした。前へと出る力を打ち出し、藤枝順心高校陣内でプレーを続けました。しかし、先制点は藤枝順心に生まれます。ほとんど攻め込むことができずにいましたが、25分、相手陣で奪ったボールをつなぐと、ゴール前でパスを受けた児野楓香選手が思い切ってシュート。これが見事にゴールネットを揺らしました。その6分後には、大商学園DFにプレッシャーをかけ、CKを獲得。このチャンスを黒﨑優香選手がヘディングでものにして、リードを2点に広げました。

シュート3本で2得点を許した大商学園は、攻撃的な選手を投入して、前半のうちにCKから1点を返します。1点差として迎えた後半、49分にはPKを奪取しますが、このチャンスは藤枝順心GK福田まい選手のセーブに防がれます。すると大商学園の圧力に慣れた藤枝順心がリズムをつかんでいき、67分にはスルーパスに児野選手が反応、最後は相手GKに当たりながらチームの3点目を挙げました。3-1で勝利した藤枝順心が、2年ぶりの決勝進出を決めました。

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準決勝第2試合

修徳高校(関東2/東京) 0-2(前半0-2、後半0-0) 神村学園高等部(九州1/鹿児島)

4年ぶりの準決勝を戦う修徳高校は序盤に圧力をかけて主導権をつかもうとします。しかし、神村学園高等部にはこれまでも得点を重ねてきた得意の武器、セットプレーがありました。21分、左CKをファーサイドの橋谷優里選手が頭で合わせて先制に成功。その2分後には、またもCKから橋谷選手がゴールを奪います。1点目とは反対の右からのCKにファーサイドへ走り込み、ジャンプしながら右足でゴールに叩き込みました。

2点のリードを許した修徳は、ロングボールへの予測、動き出しが早い神村学園に、徐々に押されます。ボールに対するアクションで先手を取られて苦しい時間が続き、さらに走力でも押され、思うようなプレーができないまま、時計の針が進みました。個人での突破を狙う場面が増えますが、突破口を開けるには至りません。両者ともアディショナルタイムに入るまで交代カードを切らず、先発11人が懸命に体を張って走り続けました。スコアはそのまま動くことなく、神村学園が3年ぶりの決勝進出を決めました。

大会最終日は1月10日(日)、ノエビアスタジアム神戸で藤枝順心と神村学園による決勝を行い、全国の頂点に立つチームが決定します。

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監督・選手コメント

岡久奨 監督(大商学園高校)
序盤は悪くなかったのですが、失点が重なり、選手たちはパスをつなぐときに怖がるようになってしまいました。本来の力の7割も出せず、精神面に改善の余地があると思います。流れが悪いときも平常心でプレーできるよう、「当たり前の基準」を上げないといけないと感じました。今後、サッカーを続ける3年生が多いので、この経験を生かしてほしいです。1、2年生は今回の敗戦から何かを感じ取り、さらに強くなってもらいたいと思います。

児野楓香 選手(藤枝順心高校)
FWとして最も大事なのは、得点を挙げることです。先制点の場面も、ゴールが見えたのでシュートを打ちました。打った瞬間は、「シュートが弱いかな」と思いましたが、決まってよかったです。ここまで毎試合で得点できていますが、1試合1得点以上を目標にしているので、今後もゴールを奪い続けてチームを楽にしたいと思っています。ハーフタイムには、「準決勝で負けた昨年のようにはなりたくないから点を奪いにいこう」と話していました。絶対に頂点を取って、みんなで笑って帰りたいです。

有賀重和 監督(修徳高校)
経験が少し足りなかったのかなと思っています。相手がどうこうというより、(神村学園が)対戦したことがないようなチームだったので、自分たちから焦ってしまい、流れをつくることができなかったのだと思います。緊張していたのかもしれません。相手の武器であるセットプレーは、ケアしていました。それでも、相手が蹴るCKは非常に正確でした。

橋谷優里 選手(神村学園高等部)
1点目は相手に読まれていましたが、それでも決めることができてよかったです。2点目は仲間の背後に走ったらボールが来ました。偶然でも、決められたことが自信につながっていきます。修徳は一人一人にパワーがあって、立ち上がりは危ないシーンもありました。それでも何とか立ち直り、自分たちのペースに持ち込むことができました。決勝では藤枝順心にボールを回される時間帯もあると思いますが、前線からのハイプレッシャーという自分たちのプレーを変えずに、攻撃につなげていきたいと思います。

第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

2016年1月3日(日)~1月10日(日)
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