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キヤノン ガールズ・エイト北信越 富山県選抜が優勝!

2018年09月25日

キヤノン ガールズ・エイト北信越 富山県選抜が優勝!

長野県木島平村のやまびこジュニアサッカー場で開催されたキヤノン ガールズ・エイト北信越2日目は、前日の予選リーグの成績により上位4チーム、下位4チームのリーグでそれぞれ対戦しました。

優勝は富山県選抜、準優勝は新潟県A、第3位は石川県トレセン、第4位は福井県選抜という結果となり、全試合終了後に行われた閉会式では、以下の選手をベストパフォーマンスプレイヤーとして表彰しました。

ベストパフォーマンスプレイヤー:
能登菜々子(富山県選抜)
小林紗英(新潟県A)
青木穂(新潟県B)
平田梨豊(福井県選抜)
橋本和奏(石川県トレセン)
小口花(長野県ホワイト)
伊藤美紗(長野県ピンク)
柳沢茉奈実(長野県グレー)

選手コメント

栗原都来穂 選手(新潟県A)
今日の1試合目は、昨日負けてしまった富山県選抜と対戦し、2-1で勝つことができました。課題の守備では早く寄せることができ、シュートを打たせなかったことが勝因だと思います。2試合目は福井県選抜と対戦しました。2点先制されましたが、諦めずに戦い2点を奪い、同点にすることができました。3試合目は石川県トレセンと対戦しました。シュートは打てましたが、決めることができず、得点を奪うことができませんでした。守備では石川県トレセンの攻撃を守りきり、同点のまま試合終了となり、準優勝となりました。大会3連覇を成し遂げることはできませんでしたが、チーム一丸となって戦えたのでよかったです。

小山葵 選手(新潟県B)
今日の試合では、ディフェンスで抜かれてしまったこともありましたが、しっかりコーチの言うことを聞いてがんばりました。オフェンスでは、みんなのカバーもでき、みんなにパスもできたのでよかったです。今日1日を通してみると、たくさんの人に挨拶でき、みんなとも仲良く楽しくプレーできてよかったです。自分のせいで失点したこともありましたが、みんなが支えてくれたので嬉しかったです。シュートを決めることはできませんでしたが、今度はシュートまでいけるようにもっともっと練習して、全部勝てるようにしたいと思います。

寺田福穂 選手(石川県トレセン)
上位リーグはレベルが高いと思いました。昨日負けたチームに勝てたので良かったです。無失点で優勝するという昨日の目標は果たせませんでしたが、自分の全力を尽くしてプレーできたので良かったです。結果は第3位でしたが、良い経験になったと思います。

横川四葉 選手(福井県選抜)
2日目の試合は、1試合目で負けてしまい、とても悔しかったです。私のポジションは中盤でプレーをつなげる役割で、みんなにプレーをつなげることができたので良かったです。みんなのプレーをゴールまで持っていき、得点につなげられるよう、これからも1試合1試合をがんばります。

石本愛菜 選手(長野県ピンク)
負けてしまいましたが、最後までやりきることができました。ボールを前に出してスピードに乗ることはできましたが、相手ディフェンダーに何度も阻まれてしまいました。今後、フェイントで相手を抜く、ターンして相手を置き去りにするような技術を身につけていきたいと思います。また、昨日のセミナーでは、今まで私が知らない食事の大切さを知ることができたこと、いろいろな人が私達を支えてくれているということが分かり、嬉しかったです。セミナーの最後に他チームの選手たちと感謝の気持ちを模造紙に書き出しましたが、改めて「親に感謝」ということが気づけてよかったです。これからも、今日教えてもらったことを忘れずにたくさんのことを生かしていきたいと思います。

喜多実日子 選手(長野県グレー)
今日の私達のチームの攻撃は、サイドを使いながらチャンスを作って点を取りに行きましたが、私がドリブルでボールを取られたり、パスミスをしてカットされたりなど、反省点がたくさんありました。もっと上手くできていたら、もっとチャンスができ、得点を奪うことができたと思います。守備では、ファーストが言ってくれたのに私(セカンド)がボールを取り切れず、ピンチになってしまう場面もありました。足で行って抜かれてしまったり、当たり負けしてしまうなど、納得のいくプレーができませんでした。そのため、食育セミナーで教わったように、体の土台となる食事をしっかり摂り、トレーニングもし、納得いくプレーができる体を作っていきたいと思います。

総評

清瀬一剛 JFAナショナルトレセンコーチ北信越女子担当
キヤノンガールズ・エイト北信越大会は、9月23日・24日に天候に恵まれた長野県木島平やまびこサッカー場にて行いました。会場では、選手を応援する保護者に見守られ、日頃の成果を発揮しようとする元気なプレーが選手に見られました。夜には、キヤノン株式会社、ホクト株式会社からレクチャーをして頂き、選手はそれぞれに映像や説明の中で「大切に思うこと」や「理想のプレーを叶える強い筋肉・丈夫な骨」を考える機会となり、良い研修の場となりました。また、指導者を対象として「育成年代の女子サッカー」についてのレクチャーを行いました。
大会形式は、8チームを2グループに分け1次ラウンドを行い、それぞれ上位2チーム、下位2チームによる2次ラウンドにて順位を決めました。2次ラウンドでは拮抗したゲームが多く、勝ち点1を争う中、優勝は富山県選抜、準優勝は新潟Aとなりました。大会全般に、日頃取り組んだ成果を発揮しようとする姿勢は選手全員に見られました。日常におけるトレーニング成果を十分に出せなかったチームはあるものの、守備では相手に強くアプローチし、ボールを奪う意識を感じました。その中で、ボールの移動中に準備を良くし、予測や判断で積極的にボールを奪うこと目指してもらいたいです。攻撃では、個々のテクニックを活かし積極的にゴールを目指すプレーと、コミュニケーションを取りボールを失わずポゼッションするシーンも見られました。相手の守備を前に、自分たちのテクニックが思うように発揮されない選手も見られましたが、「トライ&エラー」を繰り返し、今後も成長し続けて欲しいと思います。
大会2日間を通し、天候とピッチに恵まれた中で、各チーム全6試合、選手は持てる力を最大限に発揮し、自分自身のプレーの基準を感じたようで今後の成長が楽しみとなりました。指導者は、日頃のトレーニング成果を感じつつも更なる質の向上、また課題解決にプランニングを始めているようでした。大会では、審判委員会の協力のもと女性ユース審判員育成にご尽力いただきました。参加された審判員の方々にも今後へ向けてより良い研修の場になったと感じています。運営担当県の長野県スタッフの皆さんに感謝いたします。

キヤノン ガールズ・エイト 第16回JFA北信越ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会

開催期間:2018年9月23日(日)~9月24日(月・祝)
会場:長野県/木島平やまびこジュニアサッカー場

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