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元日の決勝に進むのはどのチームか 第95回天皇杯、8月29日、30日にいよいよ開幕
2015年08月25日
日本サッカー最強決定トーナメント「第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会」が8月29日(土)、30日(日)に開幕し、都道府県代表47チームとJFLのシード1チーム(ヴァンラーレ八戸)、J1、J2クラブ40チームを含むプロ・アマチュア全88チームによる戦いが、まもなく始まります。
天皇杯の決勝戦が元日に戻ってきます。前回大会は東京・国立競技場の改築に伴い、12月13日に日産スタジアムで決勝を開催しましたが、今大会は2016年1月1日(金・元日)に東京・味の素スタジアムで決勝を行い、日本一のチームを決することになりました。
これについて、前回大会覇者で、史上クラブ目となる2度目の連覇を狙うガンバ大阪の長谷川健太監督は、「天皇杯といえば正月の風物詩。連覇を達成して今シーズンの最後を締めくくると共に、素晴らしい1年のスタートにしたい」とコメント。キャプテンの遠藤保仁選手は、「天皇杯は1月1日に行うというイメージがある。良いモチベーション、良いコンディションで臨みたいと思う」と意気込んでいます。
元日の決勝に加え、これまで天皇杯の風物詩となってきたのが、アマチュアやJ2のクラブがJ1など格上のクラブを倒す「ジャイアント・キリング」です。「大物食い」はトーナメント方式の醍醐味であり、これまで多くのチームがサプライズを起こしてきました。前回大会では、関西リーグ1部に所属する奈良クラブが2回戦でJ1ベガルタ仙台に2-1で勝利。3回戦では、J2のギラヴァンツ北九州が第93回大会のチャンピオン、横浜F・マリノスを延長戦の末に3-2で下しました。また、第91回大会は京都サンガF.C、前回大会ではモンテディオ山形がファイナルに残るなど、近年はJ2クラブの活躍も目立っています。J2勢やアマチュア勢のこれまでの戦いを踏まえ、今大会が初出場の5チーム(ラインメール青森、北陸大学、徳島大学ヒポクラテス、東海大学熊本、J.FC MIYAZAKI)がどのようなプレーを披露するかも、見どころの一つです。
なお、今大会では、2015年Jリーグ推薦シードとして、AFCチャンピオンズリーグの準々決勝にしたガンバ大阪と柏レイソルは、ラウンド16(4回戦)から出場。Jリーグヤマザキナビスコカップの準々決勝に進出し、かつJ1リーグ1stステージを成績上位で終えた浦和レッズとFC東京も、ラウンド16から登場します。タイトな日程が緩和され、3試合に勝利すれば元日の決勝にたどり着く4チームの戦いからも目が離せません。
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