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鹿島、柏、京都、神戸、G大阪がACLE 2026/27でアジア制覇へ、町田はACL Twoに参戦

2026年09月10日

鹿島、柏、京都、神戸、G大阪がACLE 2026/27でアジア制覇へ、町田はACL Twoに参戦

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)Elite 2026/27の戦いが9月14日(月)に西地区で、同15日(火)に東地区で開幕します。今季から出場チーム数が32に拡大し、日本から鹿島アントラーズ、柏レイソル、京都サンガF.C.、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪の過去最多5クラブが出場してアジアクラブの頂点を目指します。また、9月16日(水)からはAFCチャンピオンズリーグTwo 2026/27も始まり、FC町田ゼルビアがアジア初タイトルを目指します。

アジアのNo.1を決める大会がACL Eliteの形に再編されて3シーズン目となる今季、出場クラブ数が昨季までの24から32に拡大しました。これに伴って日本の出場枠も増え、今季は2025年J1リーグを制した鹿島、2位に入った柏、3位の京都、Jリーグ百年構想リーグを制したヴィッセル神戸が出場し、昨季ACL Twoを制したG大阪がACL Eliteプレリミナリーステージ(予選)を経て出場権を獲得しています。

日本勢は旧ACLの2022年から浦和レッズ、横浜F・マリノス、現行方式導入後も川崎フロンターレ、町田が4大会連続で決勝へ進出。タイトル獲得にあと1歩と迫っています。今季、過去最多となる日本勢5クラブの挑戦が実を結ぶか、注目です。

ACL Elite出場32クラブのうち、優勝経験のあるのは9チーム。東地区では2018年を制した鹿島、2008年優勝のG大阪をはじめ、2016年大会以来3度目の優勝を狙う全北現代モータース(韓国)、2009年優勝の浦項スティーラーズ(韓国)。西地区では大会史上初の3連覇を狙うアルアハリ・サウジFC(サウジアラビア)のほか、アルヒラル(サウジアラビア)、アルイテハド(サウジアラビア)、アルアイン(UAE)が2度の優勝経験を誇り、アルサッド(カタール)も2011年で優勝と、強豪が揃いました。

一方、アジアのクラブ大会初参戦は京都とアルシャマル(カタール)の2チームで、コンアン・ハノイ(ベトナム)とアルカーディシャ(サウジアラビア)はACL Elite初挑戦です。

リーグステージでは32チームが東西各地区16チームずつに分かれて対戦。来年2月17日(水)までの全8節で各チームが異なる地域の相手とホーム4試合、アウェイ4試合を行い、東西各上位8チームがノックアウトステージに駒を進めます。

ノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)はホーム&アウェイ方式で3月17日(水)までに実施予定で、東西各地区で勝ち上がったチームは一都市で集中開催されるファイナルズへ進出。一戦必勝方式で4月23日(金)から5月1日(土)までサウジアラビアで開催され、今シーズンのアジア王者が決定します。なお、優勝チームは2027年のFIFAインターコンチネンタルカップと2029年のFIFAクラブワールドカップへの出場権を手にします。

J王者鹿島の初戦はホームでAリーグ王者と

2025年に国内最多9度目のJリーグ王者となった鹿島は、9月15日(火)に昨季のオーストラリアAリーグプレミアシップを制したニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)とホームで対戦します。

鹿島は鈴木優磨選手、三竿健斗選手が2018年大会優勝を経験。昨季、古巣に戻って9年ぶりのリーグ制覇に導いた鬼木達監督は、川崎フロンターレでACL6大会を経験しています。

秋春制に移行して8月に開幕した今季のJ1リーグでは9月6日(日)の6節を終えて4勝2敗。首位の町田に勝ち点4差の3位です。ニューカッスルとは2019年のプレーオフ(予選)で対戦し、鹿島が勝利(4-1)しました。

ニューカッスルは、元オーストラリア代表DFのマーク・ミリガン監督が着任初年度の昨季Aリーグ優勝に導きました。日本代表との対戦をはじめ、ジェフ千葉でもプレーし、上海申花(中国)時代には2009年ACLで鹿島との対戦経験もあるなど、日本サッカーに馴染みのある指揮官で、対戦相手としては要注意と言えそうです。

5年ぶり復帰のG大阪もホームで初戦

G大阪も9月15日(火)にホームでコンアン・ハノイと対戦します。2021年大会以来通算11度目のACLトップカテゴリーへの参戦で、2008年のACL制覇に続いて昨季はACL Twoで優勝し、アジアでこの2つのカテゴリーの大会を制した初のクラブとなりました。

今季のJ1リーグではシーズン直前に監督交代というハプニングもありましたが、6節を終えて1勝3分け2敗の13位。昨季のACL Twoを戦ったイッサム・ジェバリ選手、山下諒也選手、中谷進之介選手らが健在です。

昨季ACL Twoで16強入りしたコンアン・ハノイは昨季国内リーグで優勝し、ACL Eliteプレリミナリーステージでオーストラリアのアデレード・ユナイテッドにアウェイで勝利(2-0)して、本戦入りとなりました。G大阪もプレリミナリーステージで韓国の江原FCを延長戦(1-0)で下しての出場で、昨季からステップアップした舞台での両者の対決となります。

柏はアウェイで韓国強豪の全北現代と

昨季のJ1リーグで2位に入って2018年大会以来通算5度目のアジア挑戦となる柏は、9月16日(水)に全北現代モータースとアウェイで対戦です。

昨季10度目の韓国リーグ制覇と6度目のカップ戦優勝を遂げた全北現代は、2006年と2016年のアジア制覇を遂げている強豪で、今回17度目の出場です。今夏のFIFAワールドカップでもメンバー入りしたキム・ジンギュ選手など韓国代表経験者を複数擁し、今季のKリーグでは28節を終えて3位につけています。

柏は2025シーズンから指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督の下、今季は6節を終えて4勝2敗で4位と上位を維持しています。全北現代とは2018年ACLのグループステージ(柏の2敗)以来の顔合わせ。韓国リーグ10度優勝の強豪に対して、Jリーグで見せているような躍動感のあるプレーを披露できるか、注目です。

アジア初挑戦の京都は韓国で初戦

今回が初のアジア挑戦となる京都は9月15日(火)に大田ハナ・シチズン(韓国)と相手のホームで対戦します。大田は昨季国内リーグでクラブ史上過去最高の2位に入り、2002/03シーズン以来実に23年ぶりのACL復帰となりました。

その舞台に導いたのはファン・ソンホ(黄善洪)監督。現役時代はFWとして元韓国代表をはじめ、セレッソ大阪や柏でも活躍した日本にも馴染みのある人物です。チームは今季28節を終えて10勝8分け10敗で6位に位置しています。

昨季クラブ最高位の3位に入ってACL出場を決めた京都は、今季からランコ・ポポヴィッチ監督が指揮。町田や大分、鹿島などでも指揮を執ったポポヴィッチ監督は、FC東京とセレッソ大阪をACLベスト16に導いた経験もあり、今回は京都で自身3度目のアジア挑戦です。

昨季4強入りの神戸はポートFCとのアウェイ戦へ

昨季ACLEで4強入りした神戸は9月16日(水)に、ポートFC(タイ)とのアウェイ戦に臨みます。

昨季タイリーグを2位で終えて、2021年大会以来2度目のACL挑戦となるポートに対して、神戸は2度目のベスト4入りとなった昨季を含めて5度目の出場です。

2020年の初出場での4強入り以降、出場したすべての大会でノックアウトステージに進出。今季からチームを率いるミヒャエル・スキッベ監督の下、秋春制スタートを前に行われたJリーグ百年構想リーグで優勝。今季のリーグ戦でも6試合を消化して4勝1分け1敗で2位と上位につけています。一時、負傷などで離脱していた武藤嘉紀選手や大迫勇也選手らが復帰し、井手口陽介選手や永戸勝也選手らアジアの戦いをよく知るメンバーが揃い、戦力が整いつつあります。

このほか、韓国からは2021年にACLで準優勝し、昨季国内リーグ4位で11度目の出場となった浦項スティーラーズ、タイからは昨季国内リーグで12回目の優勝を遂げて11度目のACL出場のブリーラム・ユナイテッドと、昨季のACL Twoから国内リーグ2位に入って今季のElite出場に戦いの場を移したラーチャブリーFCが出場します。

また、日本チームとの対戦はありませんが、昨季ACLEで初の8強入りしたマレーシアリーグ優勝のジョホール・ダルル・タクジム、国内カップ戦で優勝して2021年以来通算11度目の出場となる北京FC(中国)、昨季中国リーグで4度目の優勝を遂げた上海海港も昨季に続いての出場です。

補強で強化のサウジアラビア勢

西地区では、前回王者で3連覇を狙うアルアハリをはじめ、今季へ向けて強力な補強を実施したアルヒラルやアルナスルなどのサウジアラビア勢を中心とした戦いが予想されます。

過去5大会で決勝に進出しているアルヒラルは2021年以来の優勝を目指して、ブラジル代表のガブリエウ・マルティネッリ選手、オランダ代表のクリセンシオ・サマーフィル選手、イングランド代表のオリー・ワトキンス選手らを獲得。アルナスルはポルトガル代表経験のあるサムエル・コスタ選手、ACLE初参戦となるアルカーディシャはオランダ代表のタイアニ・ラインデルス選手を加えました。

指揮官の顔ぶれも、アルアハリ・サウジが2連覇を達成したマティアス・ヤイスレ監督からマリーノ・プシッチ監督に交代。アルイテハドは今夏、G大阪で昨季のACL Two優勝を遂げたイェンス・ウィッシング監督を招聘しました。

また、アルナスルは横浜F・マリノスやセルティック(スコットランド)、トットナム・ホットスパー(イングランド)で手腕を振るったアンジェ・ポステコグルー監督を迎え、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手を擁するチームでの采配が注目されます。

ACL Two参戦の町田はホームで初戦

昨季のACLEで準優勝した町田は今季、天皇杯優勝チームとしてACL Twoに参戦し、クラブ初となるアジアのタイトル獲得に挑みます。優勝すれば、来季のACLE本戦進出をかけたプレリミナリーステージへの出場権を獲得できます。

ACL Twoは32チームが4チームずつ8グループに分かれてホーム&アウェイ方式で行われるグループステージに臨み、各組上位2チームがノックアウトステージへ進みます。グループステージは東地区では9月16日(水)から12月3日(木)まで行われます。

その後、東西各地区に分かれて2月のラウンド16、3月の準々決勝、4月の準決勝までホーム&アウェイ方式で対戦。東西で勝ち進んだチームが5月15日(土)に一戦必勝方式で顔を合わせ、タイトル獲得を目指します。

町田はグループGに入り、9月17日(木)のPKRスヴァイリエン(カンボジア)との初戦を皮切りに、10月15日(木)にはタンピネス・ローバーズ(シンガポール)、同29日(木)には上海申花(中国)といずれもアウェイで対戦し、その後グループステージ後半戦へ折り返します。

上海申花とタンピネスはアジアの舞台への出場も多い馴染みのチームですが、スヴァイリエンはカンボジアリーグで5度目の優勝を遂げてACL Two参戦となりました。2024/25、2025/26シーズンにはAFCチャレンジリーグで準優勝しています。

町田は今季J1リーグで6節を終えて5勝1分け負けなしの成績で首位に立ち、好調を維持しています。今季は日本代表の小川航基選手が加入し、相馬勇紀選手、ネタ・ラヴィ選手、テテ・イェンギ選手ら戦力が充実しています。

このほか東地区では、ACLEプレリミナリーステージで敗れた江原FC(韓国)とアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)をはじめ、FCソウル(韓国)、メルボルン・シティ(オーストラリア)、パトゥム・ユナイテッド(タイ)、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)などアジアの舞台で馴染みの顔ぶれに加えて、大会初挑戦となるクチン・シティ(マレーシア)が出場します。

ACLE、ACL Twoどちらの舞台でも厳しく熱い戦いが予想され、日本勢の活躍に最後まで注目です。

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