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清水が青森山田との首位攻防戦に勝利!暫定で首位に立つ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第16節

2021年11月22日

清水が青森山田との首位攻防戦に勝利!暫定で首位に立つ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第16節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021EASTの第16節が11月21日(日)に行われ、各地で熱戦が展開されました。

ピックアップマッチ

青森山田高校 0-2(前半0-0、後半0-2)清水エスパルスユース

青森山田高校グラウンドでは、首位の青森山田高校(青森)と2位の清水エスパルスユース(静岡)の直接対決が行われました。消化試合数に差のある状況ながら勝点で並ぶ両チームにとって、優勝を目指す上で重要な一戦となります。清水はホームで青森山田に敗れており、「選手たちには『やり返してやろう!』と伝えてきました」(岩下潤監督)という気迫十分の状態で乗り込んできました。

清水ホームでの対戦時は「青森山田の気迫と勢いにのまれてしまった」(FW千葉寛汰選手/#9)反省から、今回は立ち上がりから勇気を持って戦うことを徹底。「リーグ戦を通して積み上げてきたものを出せるか」(岩下監督)というテーマで、前回の対戦で青森山田に完敗していた空中戦や球際の攻防でも粘り強く対抗しつつ、「臆することなく自分たちのビルドアップをしていく」(千葉選手)サッカーで挑みます。

ただ、青森山田DF丸山大和選手(#5)が「前半はうまく抑えられていたと思う」と振り返ったように、清水側がプレスを回避してボールを運び出すシーンこそ多かったものの、決定的なチャンスはなかなか生まれません。逆に得意のセットプレーやショートカウンターから清水ゴールに迫るシーンもありましたが、31分の青森山田MF田澤夢積選手(#16)の決定的シュートを清水GK中島惇希選手(#1)がビッグセーブで防ぐなどゴールは生まれませんでした。

前半最大の得点機となりかけたクロスボールから生まれたチャンスも、千葉選手のミスでゴールにはならず。ただ、「あそこからうまく切り替えられた」という千葉選手が後半に爆発します。まずは69分、左CKからのこぼれ球をコントロールしてから、「時間が止まったような感覚で、しっかりGKのいないところへ蹴れた」という冷静なシュートで先制点を奪い取ります。「本当にみんながチームのために体を張って戦ってくれていたので、自分が決めないといけなかった」というエースの一撃が、試合を動かします。

青森山田は攻撃の枚数を増やして圧力を掛け、多くのチャンスをつくり出します。84分、交代出場のFW渡邊星来選手(#17)が華麗に浮き球をコントロールしながらの振り向きざまのボレーシュートなどで清水ゴールに迫りますが、GK中島選手の好守に加え、「とにかくシュートが枠に飛ばなかった」(黒田剛監督)という場面が続いて得点に至りません。

逆に86分、攻勢に出ていた青森山田の裏を清水が突きます。MF渡邊啓佳選手(#22)の「完璧なクロス」(千葉選手)から、またもエースがゴールネットを揺らします。「(マークに付いていた青森山田の)丸山選手は本当にヘディングが強いので、まともに競ったら勝てない」と考えての巧みな動き出しでマークを外しつつ、ヘディングシュートを冷静に流し込み、試合を決める2点目を奪いました。

シュート数14対4という数字が示すように、青森山田にも多くのチャンスがある試合でしたが、「千葉選手が素晴らしかった。後半のチャンスで全部決めてきた」と黒田監督が脱帽したように決定力の差が出て清水がリードを奪い、全員が体を張った守りを見せて逃げ切りに成功。2-0で快勝した清水が、暫定首位に立ちました。

監督・選手コメント

黒田剛 監督(青森山田高校)
負傷者が出てしまっていたこともあっていつものメンバーが組めず、難しい試合になるとは思っていました。前半から試合内容としては悪くなかったと思いますが、とにかくシュートが枠に飛ばないシーンが多すぎました。反対に清水の千葉選手は全部決めてきました。そこで差が出てしまいました。ただ、残り試合を勝てば優勝できると思っているので、また次の試合に向けてやっていきます。

DF #5 丸山大和選手(青森山田高校)
前半は千葉選手を抑えられていたところも多かったと思いますが、1試合を通して何もさせないようにできなければいけませんでした。(セットプレーの)攻撃でもチャンスが何度もあって、あそこで決め切るのが自分の武器なのに、できずに悔しいです。ただ、ここからの試合を全部勝てば優勝できると思っているので引き締め直してやりたいです。

岩下潤 監督(清水エスパルスユース)
本当に選手たちが気持ちを見せてくれた試合だったと思います。青森山田さんと試合をすると、技術をもっともっと上げなければといった気付きを与えてもらえるので、本当にありがたいです。ホームで対戦したときは吹っ飛ばされたり、球際で足を出されて簡単に奪われたりといった場面が多かったですが、そういった点でも積み上げたものを出せました。

FW #9 千葉寛汰選手(清水エスパルスユース)
1点目はたまたま自分の前にこぼれてきただけですが、ファーストタッチをすごく良いところに置けたのが良かったと思います。(リーグ戦の得点の半分がヘディングだが)小さいときから岡崎慎司選手に憧れてヘディングの練習をずっとしていたので、それが出ているかもしれません。

その他の試合結果

大宮アルディージャU18 3-1(前半3-0、後半0-1)横浜FCユース
流通経済大学付属柏高校 0-2(前半0-0、後半0-2)市立船橋高校
横浜F・マリノスユース 6-2(前半2-0、後半4-2)浦和レッズユース
柏レイソルU-18 1-1(前半0-1、後半1-0)FC東京U-18

大宮アルディージャU18(埼玉)は15分のDF小澤晴樹選手(#15)の先制ゴールを皮切りに前半に3点をリード。終盤に横浜FCユース(神奈川)に1点を返されましたが、大宮が3-1で勝利しました。流通経済大学付属柏高校(千葉)と市立船橋高校(千葉)による一戦は、スコアレスで迎えた後半に市立船橋がMF武藤寛選手(#8)とMF郡司璃来選手(#30)のゴールで突き放して勝利。一週間前の全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝のリベンジを果たしました。浦和レッズユース(埼玉)をホームに迎えた横浜F・マリノスユース(神奈川)は攻撃陣が躍動します。2分のFW内野航太郎選手(#9)のゴールを皮切りに6ゴールを挙げます。浦和もDF稲垣篤志選手(#17)の2ゴールで反撃しますが、6-2で横浜FMに軍配が上がりました。柏レイソルU-18(千葉)はFC東京U-18(東京)に先制を許しますが、後半早々にFW真家英嵩選手(#9)のゴールで追いつき、1-1で勝点1を分け合いました。

大会期間:2021年4月3日(土)~2021年12月5日(日)

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