JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > フットサル > 最新ニュース一覧 > シュライカー大阪がFリーグとの2冠を達成! 第22回全日本フットサル選手権大会

ニュース

シュライカー大阪がFリーグとの2冠を達成! 第22回全日本フットサル選手権大会

2017年03月21日

シュライカー大阪がFリーグとの2冠を達成! 第22回全日本フットサル選手権大会

第22回全日本フットサル選手権大会は3月20日(月・祝)に大会最終日を迎えました。会場の国立代々木競技場第一体育館では、3位決定戦と決勝が行われ、今シーズンのFリーグで初優勝を飾ったシュライカー大阪がフウガドールすみだを7-2で破り、5大会ぶり3度目の優勝を果たしました。

決勝は、立ち上がりから激しく動きます。2分、すみだは宮崎暁選手が右サイドを突破して折り返したボールを西谷良介選手がゴールに決めて先制します。さらにすみだは、GK柿原聡一朗選手がドリブルでボールを運んだところにプレッシャーを掛けてボールを奪うと、宮崎選手が無人のゴールにシュートを決めて開始3分で2点をリードしました。

出鼻をくじかれた大阪の木暮賢一郎監督は、タイムアウトを取ってチームを落ち着かせます。この判断が奏功した大阪は、4分にアルトゥール選手が左サイドからドリブルで仕掛けて相手のマークを外し、シュートを決めて1点差に詰め寄ります。さらに10分、17分とすみだのファウルを誘発して得た第2PKを「練習を重ねてきたので自信があった」というアルトゥール選手が確実に決め、大阪が前半のうちに3-2と逆転します。

勢いづいた大阪は後半に入り、23分にも小曽戸允哉選手がボラ選手からボールを奪ってカウンターを仕掛けます。右サイドから縦にドリブルで攻め上がった小曽戸選手は、中央のDFが寄せてきたところで左へパス。そこに走り込んだチアゴ選手がゴールを決めて、リードを2点差に広げます。30分には再び小曽戸選手からのパスを受けたチアゴ選手が、ゴール前で反転してシュートを決めて5-2とすみだをさらに引き離します。

すみだは試合終盤にパワープレーを開始しましたが、大阪の集中した守備を崩せません。逆に自陣で素早く試合をリスタートした大阪は、アルトゥール選手がロングシュートを決めると、さらにチアゴ選手も無人のゴールにこの試合3点目となるゴールを決めて、勝利を決定づけました。7-2で勝利を収めた大阪は、2012年大会以来、3度目の全日本選手権制覇を成し遂げました。

試合詳細はこちら

なお、決勝戦の前に行われた3位決定戦は、府中アスレティックFCが宮田義人のミドルシュートで、デウソン神戸に1-0で勝利しました。

試合詳細はこちら

なお、大会MVPは大阪のアルトゥール選手が受賞し、フェアプレー賞はすみだが手にしています。

監督・選手コメント

木暮賢一郎 監督(シュライカー大阪)
今大会はFリーグが終わったあとの大会だったので、全員がもう一度ひとつになり、リーグ戦に勝ったことに満足するのではなく、リーグチャンピオンとして良い試合をして、タイトルを目指そうと取り組んでいました。決勝戦も苦しいゲームになりましたが、全員の力で目標を達成することができました。自分の選手、スタッフを誇りに思います。選手の頑張りはもちろんですが、チームスタッフも多くの時間を割き、選手のために仕事をしてくれました。選手・スタッフに「ありがとう」「おめでとう」「お疲れ様」と伝えたいです。

佐藤亮 選手(シュライカー大阪)
今大会は、Fリーグのチャンピオンチームとしてのクオリティーを見せることを意識していました。立ち上がりに2失点する想定外のスタートになって少し焦った部分もありましたが、タイムアウトでメンタル的にも立て直すことができましたし、劣勢の中でもアルトゥールがスコアを動かしてくれたことが大きかったです。この2冠でフットサル界に一石を投じることができたと思いますし、シュライカー大阪は優勝クラブとして、フットサル界、Fリーグを引っ張っていかないといけないクラブになったと思っています。

アルトゥール 選手(シュライカー大阪)
僕はシュライカー大阪を助けるため、日本フットサル界の歴史を変えるため、リーグタイトルを獲得するために、ブラジルから日本にやってきました。ですから、この結果をうれしく思います。リーグ、全日本選手権という2つのタイトルを獲得でき、パーフェクトなシーズンになりました。フットサルがもっともっと発展して、プロチーム、強いチームが増えるように取り組むことも、自分の役割だと思っています。来シーズンは、オーシャンカップ、AFCフットサルクラブ選手権もあるので、タイトルを獲得できるように始動からしっかりやっていきたいです。

須賀雄大 監督(フウガドールすみだ)
1次ラウンドから2週間で6試合、負荷の高い試合を全力で戦ってくれた選手たちを心から誇りに思います。2009年、2013年大会のときのような試合をしたいと思っていました。半分はできたなという実感もありますが、最後のところでもう一伸びして、フットサル界をより盛り上げるゲームができたらと思っていましたが、力及びませんでした。今後、またそういうチャンスは来ると思うので、自分たちの良さを追求して、こういうチャンスを自分たちの力でつかめるようにトレーニングしていきたいです。

第22回全日本フットサル選手権大会

決勝ラウンド:
日程:3月18日(土)~20日(月・祝)
会場:東京都/国立代々木競技場第一体育館 

大会情報はこちら

 

アーカイブ
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー