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第12回全日本女子フットサル選手権大会 在原正明フットサル日本女子代表監督が挙げる4つの注目ポイント
2015年11月05日
第12回全日本女子フットサル選手権大会が11月6日(金)で開幕し、各チームが3日間にわたって日本一の座を懸けて戦います。開幕を目前に控え、フットサル日本女子代表の在原正明監督が大会前におさえておきたい4つのポイントを語りました。
在原正明 フットサル日本女子代表監督 「おさえておきたい4つのポイント」
今大会の見どころの一つ目は、丸岡ラックレディース(北信越/福井)です。第9回大会で3位、前回大会は準優勝と年々順位を上げており、チームは着実に力をつけています。選手たちは11年のバーモントカップ第20回全日本フットサル大会に女子のみで構成されたチームで出場するなど、幼いころからフットサルに取り組んできました。その選手たちが高校年代になり、今大会で優勝を目指すまでに成長した。非常に大きなトピックですし、彼女たちのプレーを楽しみにしています。
大会初優勝を目指すバルドラール浦安ラス・ボニータス(関東1/千葉)の戦いぶりからも目が離せません。ここ数年、上位に食い込みながらも優勝には届きませんでしたが、今回は前回大会の覇者・アルコイリス神戸が兵庫県予選で敗れたこともあって、これまで乗り越えられなかった壁を破ることができるかもしれません。チームのモチベーションは高いはずですし、各カテゴリーのチームを有するクラブとしても、女子チームが今大会で優勝する意義は大きいと思います。
三つ目は、アルコイリス神戸を退けて大会に駒を進めたSWHレディースフットサルクラブ(関西1/兵庫)です。簡単に言うと「みんなが好きなフットサル」を展開するチームで、パスをベースに戦いつつ、ドリブルで変化をつける攻撃的なプレーを志しています。今回のチームにはアルコイリス神戸の思いを背負って戦う使命があります。また、優勝候補としてのプレッシャーもかかってくるかと思いますが、その中でいかに普段どおりのプレーを見せられるかに注目しています。
四つ目は、ビークス トーキョー レディース(関東3/東京)。前身のFUN Ladies時代に大会5連覇という実績を残しており、今大会への意気込みも強いと思います。13年に一度は解散に追い込まれながらも、東京都女子エントランスリーグ(3部に相当)から一つ一つ、ステップアップする中、選手たちはチームを離れなかった。これは眞境名オスカー監督のマネジメント能力の賜物で、地域のトップリーグに所属せずして全国大会出場するチームをつくるのは大変なことです。苦楽を味わったチームがもう一度、優勝争いを演じることができるか、あるいはほかのチームが待ったをかけるかが、見どころの一つだと思います。
第12回全日本女子フットサル選手権大会
2015年11月6日(金)~8日(日)
北海道/湿原の風アリーナ釧路
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