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第11回全日本ろう者フットサル選手権大会 北海道で開催

2018年11月06日

第11回全日本ろう者フットサル選手権大会 北海道で開催

10月27日(土)、28日(日)に、北海道立野幌総合運動公園体育館メインアリーナ(北海道江別市)にて『第11回全日本ろう者フットサル選手権大会』が開催されました。

ろう者サッカー発祥の地、北海道での開催という事もありレジェンドと呼ばれている選手も多数参加してくれました。遠く関西より参加してくれたチームもありました。今回は、男子は5チーム、女子は2チームが出場しました。エンジョイ大会という事もあり、健聴者も耳栓を着けて一緒にプレーしました。参加者は、楽しみながらも白熱した戦いを繰り広げました。

大会結果

男子(総当たりで勝ち点差で順位を決定。勝ち3点、引き分け1点、負け0点)

優勝 北海道混作ドーレ(勝ち点10:3勝1分)
準優勝 FC DEAF One’s(勝ち点7:2勝1分1敗)
3位 レジェンドドリームズ(勝ち点5:1勝2分1敗)
4位 球蹴り隊(勝ち点5:1勝2分1敗)
5位 RE-DOSANKO(勝ち点0:4敗)

女子(1日目2試合、2日目2試合、計4試合の勝ち点差で順位を決定。勝ち3点、引き分け1点、負け0点)

優勝 SDFCアレグリーナ(勝ち点8:2勝2分)
準優勝 道産子(勝ち点2:2分2敗)

優秀選手賞(男子)

優勝チーム:小坂 竜太
準優勝チーム:白滝 淳

優秀選手賞(女子)

優勝チーム:広瀬 香奈

監督コメント

小坂竜大 監督(北海道混作ドーレ監督/男子優勝)
遠い本州や北海道から多くの選手が参加してくれたことに感謝しています。ろう者と健聴者の混合で参加したチームもありました。健聴者は、ろう者と同じ状況になる様に耳栓をつけた状態で試合をしてもらいました。また、健聴者は声を出すことを禁止されていたので、ボールを貰う時や攻守の切り替え、マークの指示などは、全て手を使ってコミュニケーションをとっていました。健聴者とろう者が共に一生懸命コミュニケーションを取ったり、プレーする姿は印象的でした。私のチームは、優勝をするために最後まで諦めずに走ったり、ボールを奪ったり、シュートしたりしました。また、チームワークを大切にして試合に臨みました。結果的に優勝することができ、嬉しかったです。最後になりますが、お忙しい中準備や運営をしていただいた北海道ろう者サッカー協会をはじめ、協賛していただいた企業様、審判員の皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

藤井一樹 監督(FC DEAF One's監督/男子準優勝)
2大会振りの優勝を目指すも第2位という成績で終えたことに悔いが残りますが、多くの反省と課題を得られたので大阪に持ち帰ってより強いチームとなるよう今後も頑張っていきます。閉会式では、フライトの都合を考慮して進めていただいた運営スタッフや連盟の方々、またご協力いただいた対戦チームの方々に心よりお礼を申し上げます。無事帰阪することができました。2日間、ありがとうございました。

川畑菜奈 監督(SDFCアレグリーナ監督/女子優勝)
SDFCアレグリーナ監督の川畑です。久しぶりに北海道で開催された全国ろう者フットサル選手権大会で大きな怪我もなく優勝することができてとても嬉しく思います!SDFCアレグリーナが優勝することが出来たのは、チームみんなが「フットサルを楽しむこと」を大事にしていたからできたことなのではないかなと思います。最後に大会運営に関わったスタッフの皆様、審判の皆様、そして大会に参加された皆様、本当にお疲れ様でした!

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