JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > サッカーファミリー > 最新ニュース一覧 > 日本高校サッカー選抜、第3位で大会を終える ~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~

ニュース

日本高校サッカー選抜、第3位で大会を終える ~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~

2016年03月31日

日本高校サッカー選抜、第3位で大会を終える ~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~

決勝トーナメント準決勝結果

日本高校サッカー選抜 1-2 (前半0-1、後半1-1)ベシクタシュ(トルコ)

得点者
8分 Aksoy(ベシクタシュ)
26分 Basaran(ベシクタシュ)
33分 古屋誠志郎(市立船橋高)

スターティングメンバー
GK 1 脇野敦至(東福岡高)
DF 3 星キョーワァン(矢板中央高)
DF 4 古屋誠志郎(市立船橋高)
DF 5 杉岡大暉(市立船橋高)
DF 6 白井達也(市立船橋高)
MF 8 鍬先祐弥(東福岡高)
MF 9 藤川虎太朗(東福岡高)
MF 10(C)中村健人(東福岡高)
MF 19 牧野寛太(履正社高)
MF 21 矢村健(市立船橋高)
FW 11 旗手怜央(静岡学園高)

交代
26分 MF 8 鍬先祐弥(東福岡高) → MF 17 尾ノ上幸生(前橋育英高)
26分 MF 19 牧野寛太(履正社高) → MF 18 鳥海芳樹(桐光学園高)
50分 DF 3 星キョーワァン(矢板中央高) → MF 7 イサカゼイン(桐光学園高)

マッチレポート

第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(3月24日~29日)に参加している日本高校サッカー選抜は、グループステージを首位で通過し、大会最終日に臨みました。

『優勝』を合い言葉に臨んだ決勝トーナメント準決勝。前半、日本高校選抜はグループステージで見せた連動したパス回しや、キレのあるドリブル突破が見られず、簡単なトラップミスやパスミスを繰り返します。連日のゲームによる荒れたピッチ状態や、相手の寄せの早さもありますが、「勝つ」意識の強さが裏目に出て、硬さが見られます。完全にベシクタシュに主導権を握られ何度もゴール前に押し込まれると、8分、CKから相手DFのAksoy選手に押し込まれ先制を許します。その後も日本高校選抜は良さを見せることができないまま前半終了。後半は巻き返しをはかろうとするも、キックオフ直後にパスミスから2点目を奪われてしまいます。2点差となって開き直ったのか、ようやく本来の動きを取り戻すと、33分左サイドを起点にDF古屋誠志郎選手が得点、1点差に詰め寄ります。その後も懸命に攻撃を仕掛けますが、ベシクタシュの激しいプレーと試合運びに得点を奪えないまま試合終了。

日本高校選抜にとっては過緊張により自分たちらしさを発揮できなかったことが悔やまれる試合となりました。

決勝トーナメント3位決定戦

日本高校サッカー選抜 2-0 (前半0-0、後半2-0) トッテナム・ホットスパー(イングランド)

得点者
26分 旗手怜央(静岡学園高)
37分 オウンゴール(日本高校選抜)

スターティングメンバー
GK 12 坂口璃久(星稜高)
DF 3 星キョーワァン(矢板中央高)
DF 4 古屋誠志郎(市立船橋高)
DF 5 杉岡大暉(市立船橋高)
DF 6 白井達也(市立船橋高)
MF 9 藤川虎太朗(東福岡高)
MF 10(C)中村健人(東福岡高)
MF 17 尾ノ上幸生(前橋育英高)
MF 18 鳥海芳樹(桐光学園高)
MF 21 矢村健(市立船橋高)
FW 11 旗手怜央(静岡学園高)

交代
26分 MF 18 鳥海芳樹(桐光学園高) → MF 7 イサカゼイン(桐光学園高)
26分 MF 21 矢村健(市立船橋高) → MF 19 牧野寛太(履正社高)
42分 MF 17 尾ノ上幸生(前橋育英高) → MF 8 鍬先祐弥(東福岡高)
48分 DF 4 古屋誠志郎(市立船橋高) → DF 14 宮原直央(國學院久我山高)

マッチレポート

決勝には進出できなかったものの、この試合が日本高校サッカー選抜で闘う最後のゲーム、自分達らしいサッカーをやり通して勝利で終わることを誓い、選手はピッチへと向かいます。

相手は前日のグループステージでも対戦したトッテナム・ホットスパー。お互いの戦術を分かっていることや、双方連戦の疲れもあるのか落ち着いた展開で試合は進みます。日本高校選抜は午前中の準決勝と比べ動きや連動性が良くなり、徐々にシュートチャンスも増え始めます。一方、トッテナムも同じチームに連敗は避けたいと力強い攻撃を続け、23分には日本ゴール前でDFのMukena選手がヒールキックでシュート。そのままゴール隅に決まるかに思われましたが、DF杉岡大暉選手がゴールライン上でクリア。0-0のまま前半を終了します。

後半開始直後、日本高校選抜は中央のMF藤川虎太朗選手から右サイドのMFイサカゼイン選手に展開し、DF古屋誠志郎選手、FW旗手怜央選手と早いパス回しで繋いで先制点を奪います。日本高校選抜らしい連動性のある形で得点を奪います。それ以降も後半から入ったMF牧野寛太選手が積極的にドリブルで仕掛け、惜しいシュートを連発します。そして37分、左CKの素早いリスタートからDF杉岡大暉選手が同サイドのMF中村健人選手へショートパスをつなぐと、そこからゴール前に上がったクロスが相手DFのオウンゴールを誘い、3位を決定づける2点目となりました。

決勝戦終了後の表彰式で、日本高校選抜チームは3位として表彰、また個人では中村健人選手が今大会のベストミッドフィルダー賞、旗手怜央選手がベストストライカー賞を受賞しました。また両名はベストイレブンにも選出されています。

表彰

ベストミッドフィルダー賞 中村健人選手(東福岡高)
ベストストライカー賞 旗手怜央選手(静岡学園高)
ベストイレブン 中村健人選手(東福岡高)、旗手怜央選手(静岡学園高)

選手コメント

準決勝 中村健人 選手 キャプテン(東福岡高)
当然「勝つ」ことに集中してゲームに入ったつもりですが、立ち上がりからみんながミスを連発し、攻守両面に渡ってうまくいきませんでした。グラウンドの状況も前日と比べてかなり悪くなっていたことや、疲れからくるミスや動きの悪さもあったと思います。

3位決定戦 中村健人 選手 キャプテン(東福岡高)
本当に最後の試合ということもあり、準決勝と比べてみんなの動きや集中力は良かったと思います。みんなで自分達のサッカーを最後までやり切れたと思います。

スケジュール

デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会
3月24日(木) 3-2 日本高校選抜 vs Fortuna Düsseldorf(ドイツ)
3月25日(金) AM トレーニング
3月26日(土) 2-0 日本高校選抜 vs PSV Eindhoven(オランダ)
3月27日(日) 1-1
2-1
日本高校選抜 vs Borussia Mönchengladbach(ドイツ)
日本高校選抜 vs Tottenham Hotspur(イングランド)
3月28日(月) 1-2
2-0
準決勝 vs ベシクタシュJK
3位決定戦 vs Tottenham Hotspur(イングランド)

※時間は全て現地時間
※天候等により、トレーニング会場、時間が変更する場合があります。

アーカイブ
サッカーファミリー
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー