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都道府県サッカー協会取り組み紹介-技術委員会の取り組み(埼玉県サッカー協会)
2015年03月30日

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回から4回にわたり、技術委員会の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事はJFA news 2015年3月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
技術委員会の取り組み~埼玉県サッカー協会
坂庭泉 技術委員長
「着実な発展を目指して」
埼玉県のサッカー登録チーム数は1種が386チーム、2種184チーム、3種460チーム、4種559チーム、女子74チーム、シニア39チーム、登録指導者数はS級が26人、A級60人、B級205人、C級2288人、D級3305人、キッズリーダーが531人(他のライセンス保持者との重複を含む)となっています。
20年ほど前、日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が「代表チームの強化」「ユース育成」「指導者養成」「普及」の各活動を進めていく中で、本県では、指導者養成の後れを大きな課題として取り上げました。もちろん、選抜チームやトレセン活動も活発に行ってはいましたが、日ごろ指導者が所属するチームでの進歩がない限り、JFAの考え方を理解して実行することはできないと考えていました。また、県全体のチーム数や試合数と照らし合わせても、各チームでの進歩は絶対に欠かせないものでした。
県内のチーム数の多さを見れば、B級以上の指導者をもっと増やしていく必要があります。JFAの活動への理解者を増やすためにも、登録指導者を増やしていくことが重要です。
その目標に向けて、まずはキッズリーダー養成講習会を通常の募集で実施するだけではなく、通信制学校や保育園関係の研修に組み込んでいます。さらに、リフレッシュ研修会も従来の募集型に加え、トレセンや各種別、各連盟ごとに実施したり、さいたま市・狭山市・富士見市・新座市・深谷市などの自治体単位でも開催するなど受講できる機会を増やして、多くの人にサッカーへの関心を高めていただけるよう工夫しています。
本県のユース育成や普及は、少しずつではありますが良い方向に向かっていると思います。サッカーの事業が全体的に増加したことで、指導者養成の事業を計画する上で調整が難しいところもありますが、ユース育成の年齢の高いカテゴリーから日本代表の強化にもつながっていくよう、これからも積極的に取り組んでいきたいと思います。

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