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都道府県サッカー協会取り組み紹介-キッズの取り組み(石川県サッカー協会)
2014年09月29日

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、紹介しています。
全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回はキッズの取り組みの2回目となります。
※以下の寄稿記事はJFA news 9月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
キッズの取り組み ~石川県サッカー協会~
『「楽しかった」「また練習したい」と思わせる指導を』 田賀 正純 技術委員会キッズ部部長
石川県サッカー協会は2005年、キッズ年代の指導をリードFAの活動の一環としてスタートさせました。当初は、プレゴールデンエイジの小学3・4年生の子どもたちに良い環境を提供することを目的に実施していました。08年度からは技術委員会の中にキッズ部を設置し、石川県協会の一貫指導体制の中で組織的に実施することになりました。対象年齢も1年生から4年生までに拡大。09年度から県南部の加賀地区、12年度からは県北部の能登地区での開催も始まり、それまで一カ所で行っていたために問題になっていた会場までの移動の負担を幾分解消することができました。
指導コンセプトは、ゴールデンエイジ前の年代に応じた指導の大切さを意識して、「楽しさ」を基盤とし、プログラムには自然と調整力や持久力、判断力を培う「鬼ごっこ」や「アイスブレーク」などの活動を取り入れています。また、「動きつくり」や「バランス」といった要素も重要だと考え、左右の手足を自由に扱えたり、リズム感や調整力を要する動きを体験できるメニューを取り入れるなど、サッカーの練習という固定観念にとらわれずにいろいろな運動、動きを体験させたいと考えています。プログラムの終盤にはそれらのトレーニングを生かせるようなゲームを行い、子どもたちから「楽しかった」「疲れたけどおもしろかった」「帰ってからもまた練習したい」という声が上がるようなプログラムづくりを心掛けています。
子どもたちにとって最も身近な良きサポーターになっていただく保護者には、キッズリーダー講習会を受講していただくようお願いしています。実技では、アイスブレークでコミュニケーションの大切や楽しさを、トレーニングでは子どもたちの動きづくりが意外に難しいことを実感し、子どもたちのサポートに生かしていただきたいと考えています。また、この年代に大切な指導の方針を共有することで、子どもたちの成長がいっそう効率的、効果的なものになるよう取り組んでいます。

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