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知的障がい者サッカー日本代表、初のファイナリストを目指して~INASサッカー世界選手権2018スウェーデン大会~
2018年07月20日
知的障がい者サッカーの世界最高峰の大会が8月5日(日)からスウェーデンのカールスタッドで開催されます。
INASサッカー世界選手権は「もうひとつのワールドカップ」とも呼ばれ、1994年にオランダで初めて開催されました。四年に一度の開催で、2002年以降はFIFAワールドカップの約一ヶ月後に同じ開催国で行われています。今回は例外的にロシアではなくスウェーデンでの実施となっています。日本は2002年の日本での大会から、5大会連続5回目の出場。これまでの最高成績は前回の2014年ブラジル大会でのベスト4でした。
今大会、日本は平均年齢21歳の若き代表チームで臨みます。知的障がい者サッカーの全国での競技人口は約7,200人。選考は日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)の技術委員による、地域トレセンや全国障害者スポーツ大会、都道府県選抜対抗全国大会(チャンピオンシップ大会)、全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権(もうひとつの高校選手権)での選手発掘や代表候補選手選出を経て行われました。選抜された選手たちは7月28日(土)からの国内最終合宿で強化を行い、前大会を上回るファイナリストを目指して戦います。
選手スタッフはこちらから
FFID日本代表2018一覧
大会概要
大会名称:INAS サッカー世界選手権2018
開催国:スウェーデン(カールスタッド市ほか)
開催期間:開会式・開幕戦 2018年8月5日(日)、決勝戦・閉会式 2018年8月18日(土)
競技形式:FIFA11人制サッカーのルールに則り実施(試合時間90分など、すべて同様)
2018年度知的障がい者サッカー日本代表チーム 活動予定
強化合宿:7月28日(土)~31日(火) 栃木県さくら市
大会:8月1日(水)出国~8月20日(月) 帰国・解団・解散
知的障がい者サッカー日本代表 西眞一 監督コメント
チームのコンセプトは「全員攻撃、全員守備」です。選手には、90分間全員がチームのためにボールに関わり続けるハードワークを求めています。今年に入り、戦術の浸透を図るため、4回の国内合宿を行うなど継続的にトレーニングを積んできました。自分たちのサッカーを貫き、前回ブラジル大会のベスト4を上回る、決勝進出を目指しています。ノックアウトステージ進出の鍵は、6日の初戦・ポーランド戦です。ポーランドとは前回大会で予選リーグと3位決定戦で2回対戦し、2戦2敗でした。まずは初戦にきちんと照準を合わせて、ポーランドに勝利したいです。ここを超えて、目標である決勝に近づきたいと思います。大会参加に向けては、資金面でも未だに厳しい状況です。「公式応援Tシャツ」の販売を行い、その利益を全面的に渡航費に充てるプロジェクトを展開しています。ぜひ皆様のご協力をよろしくお願いします。
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