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神奈川県選抜が3連覇 ~第15回全日本知的障害者サッカー選手権大会’18 チャンピオンシップ

2018年03月28日

神奈川県選抜が3連覇 ~第15回全日本知的障害者サッカー選手権大会’18 チャンピオンシップ

今年で15回目を迎える知的障がい者サッカーの全日本選手権が3月17日(土)、18日(日)に岐阜県岐阜市で開催されました。

大会2日目の決勝戦では、初日のグループリーグ2試合を無失点の圧勝で勝ち上がった2連覇中の神奈川県選抜と初出場ながら2勝でグループ1位通過の三重県選抜の対戦となりました。試合は神奈川県選抜が、三重県選抜に4-2で勝利し3連覇を達成。三重県選抜も王者相手に2得点を決めるなど熱戦を繰り広げました。また、決勝に先立って行われた3位決定戦では、大阪府選抜と鹿児島県選抜が6-6の接戦の末、PKで大阪府選抜が勝利するという手に汗握る試合となりました。

最終順位は以下の通りです。

大会結果

優勝
神奈川県選抜

準優勝
三重県選抜

3位
大阪府選抜

4位
鹿児島県選抜

5位
島根県選抜

6位
岩手県選抜

大会情報

名称:
第15回全日本知的障害者サッカー選手権大会’18 チャンピオンシップ

日程:
平成30年3月17日(土)、18日(日)

会場:
岐阜メモリアルセンター 長良川競技場および補助競技場
岐阜市長良福光大野2675-28

出場チーム:
岩手県選抜(東北リーグ1位)
神奈川県選抜(関東リーグ1位)
三重県選抜(東海リーグ1位)
大阪府選抜(関西リーグ1位)
島根県選抜(中国・四国リーグ1位)
鹿児島県選抜(九州リーグ1位)

監督・選手コメント

岡知武 監督(神奈川県選抜)
今年は、昨年2連覇を果たしたことで(一時は)燃え尽き症候群になっていた選手もいましたが、3連覇を果たすことができてほっとしています。3連覇に向けては、予選も含めてすべて勝つことを目標としてやってきました。結果的には目標通りに勝ち進み、優勝できたことをうれしく思います。戦術的には、攻撃のためのファーストディフェンスを選手の声掛けなどの連携のもとしっかり行い、選手がポジションチェンジを繰り返しながらスペースを生かすサッカーを目指してきました。試合では、緊張もあり完璧には行えなかったのですが、得点を奪い優勝することができました。決勝の失点は(リードして)気が抜けた部分もあり、オフェンスとディフェンスの間が間延びしてしまい、フレッシュな途中出場の相手に1対1の場面を作られてしまいました。来年に向けてしっかり修正して4連覇を目指したいと思います。

小林佑平 選手(神奈川県選抜 キャプテン)
チームみんなで様々なことを乗り越えて、地元に優勝を報告できることがすごくうれしいです。決勝戦の最後の方は、体力が切れてしまい失点してしまったので、来年に向けてしっかりと走り込みをして、走り負けしない体を作りたいと思います。そして、来年もまずは関東予選を勝ち抜き、本大会に来れるように頑張りたいと思います。また、(個人的には)日本代表に選ばれて、(8月に開催される)スウェーデンの世界選手権出場を目指したいと思います。

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