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JFA公認指導者研修会[サッカー4種指導者向け フットサル研修] 初の試みとしてJFA夢フィールドで開催
2023年02月16日
JFA公認指導者研修会[サッカー4種指導者向け フットサル研修]を2月6日(月)に高円宮記念JFA夢フィールドにて開催し、25名が受講しました。バーモントカップ出場チームなど、サッカーだけでなくフットサルにも取り組んでいる4種チームの指導者を主な対象とし、サッカーとフットサルの親和性と相違、フットサルからの学びをサッカーに、といった内容を伝える研修会は初の試みとなりました。今後も全国各地での公認指導者研修会として展開していきます。
講師コメント
前川義信 JFAフットサル指導者養成ダイレクター
まず技術委員会普及部会と協働してこのリフレッシュ研修会を開催できたこと、また受講者の皆さんと顔を合わせ、実際に体験してフットサルを知っていただける機会を持てたことをとてもうれしく思います。
4種年代におけるフットサルとしては1991年、現在43歳になる人たちが小学校6年生のときに、第1回全日本少年フットサル大会が開催されました。その後はバーモントカップとして、サッカー・フットサルの垣根を越えて4種年代の多くのフットボールチームが参加する大きな大会となりました。その一方、サッカーの指導者からは、フットサルの大会に出場しているけれど、自分自身プレーしたことがなく、サッカーとは違うので何もチームに教えられないまま大会に参加している、という声をよく聞くことがありました。
この研修会では、違いに目を向けるのではなく「サッカーとフットサルの共通した部分」に目を向け、フットサルを考えプレーし気づきを得るといった内容としました。具体的には、ボールの攻防が行われている局地的なエリアで、目の前の相手と自分たちの数を見極めどんな優位があるのかを観て、行うべきプレーを決断していくという内容で進めました。
今後、日本各地でこうした取り組みを進めていき、より多くのサッカーの指導者の皆さんにフットサルを知ってもらい、難しくとらえず、同じフットボールとして親しんでもらいたいと思っています。
受講者コメント
米谷悟 さん
終始、サッカーとフットサルの共通点に落として説明がありました。フットサルにあまりなじみのない受講者も、繰り返すうちに質が上がっていったのが印象的でした。
御姓達哉 さん
サッカーとフットサルの共通する部分のなかで、今回は数的有利、ビルドアップにフォーカスを当てていて、さらに4種年代の選手に向けた内容に見事に落とし込まれていたので、とてもわかりやすかったです。また、講義、実技を通じて、フットサルの原理原則が改めて理解できました。
勝又純一郎 さん
目の前の勝利のためだけにリスクをかけずにGKが前に蹴り出すチーム、相手の守備陣形を壊して前進するようなフットボールの醍醐味のない試合を何度も見てきました。魅力ある日本のフットサル文化、フットボール文化を作ろうというJFAの取り組みに賛同します。
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