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2019年度 JFA小学校体育サポートインストラクター養成講習会をJ-STEPにて開催

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2019年08月23日

2019年度 JFA小学校体育サポートインストラクター養成講習会をJ-STEPにて開催

日本サッカー協会は8月19日(月)、20日(火)の1泊2日にてJFA小学校体育サポートインストラクター養成講習会を静岡県清水市のJ-STEPで開催し、20名の参加者が全国から集まりました。
講義や実技を通して、体育やサッカーの授業を苦手とする先生に、どのように授業を組みたてていけばいいか、サッカーの授業は難しいものではない、ということを伝え、小学校の体育の授業においてサッカーを取り上げて頂くための研修会を行いました。

インストラクターコメント

中山雅雄 インストラクター
小学校体育サポート研修会は、学校体育の枠組みの中で効果的に効率よく授業を展開するためのポイント、評価の観点などの内容を、サッカー経験がなかったりスポーツを苦手とする教員にも受け入れて頂けるように構成していました。
この小学校体育サポート研修会を全国に広めるためには、その研修会を担当するインストラクターの養成が必要です。原則としてインストラクターは現職の小学校教員を対象にしていましたが、ひとつでも多くの小学校現場での広がりを進めていくために、今回はインストラクターを現職の小学校教員に限定せず、Jクラブの普及担当や、クラブチーム、47FA協会からも受け入れました。
JFAの小学校体育サポートの趣旨、意義、意図を十分に理解する人材を増やすことで、より多くの小学校体育サポート研修会が全国で開催できるような体制を作っていきたいと考えています。

参加者コメント

白﨑健策 さん
初めての参加になりましたが、今回の研修会の内容は現場の先生方が授業ですぐに使えるものだったように思います。また、現場の先生方に伝える側になるに当たっても、インストラクターの方々が実際の先生方への問いかけや研修会の進め方を具体的に示してくださったので、自分で研修会を開く際の参考になりました。
今自分が置かれている立場上、授業を他の先生方に見てもらったり、先生方の授業を見てアドバイスを送らなければいけないので、これまで以上に新学習指導要領と今回学んだ内容を関連付けて細部まで学んでおかなければいけないと感じました。
この度はこのような学ぶ機会をくださり、ありがとうございました。

大平久瑠実 さん
今回の研修会に参加する中で、先生も子どもたちも楽しんで活動する様子が目に浮かんできました。子どもたちにも作れる「新聞ボール」や、子どもたち同士の関わりを増やすアイスブレイク、活動量が確保できる場の設定など、すぐに活用できる工夫が盛りだくさんでした。
また、子どものどういったプレーや行動に着目して声をかければよいのか、ポイントを押さえて教えていただき、大変勉強になりました。何より先生方が、体育の得意不得意に関わらず、子どもたちの新しい姿を見つけながら、体を動かす楽しさを感じさせられる授業展開だと感じました。私自身の指導に生かすだけでなく、多くの先生方にも、ぜひ伝え広めていきたいと思います。

内藤誠 さん
現場の先生達の悩みに寄り添った内容で、たくさんの先生方に受講してもらいたいと思える内容でした。専門的な技術や知識を持ったインストラクターの方が、実際に学校の先生達を対象に、体育のゴール型教材としてサッカーがどのように生かせるかをわかりやすく、かつテンポよく指導をしてくださいました。実技と講義をバランスよく組み合わせていただいたので、体験しながらわかっていく構成になっていました。特に【逆算の発想で構想し、実施は積み上げていく】という考え方は、ぜひ多くの方に知っていただきたいです。
サッカーのみならずゴール型教材、更には体育他領域にも十分に生かせる理論と手法がたくさんありました。
私自身も、多くの仲間に伝えていきたいと思います。2日間大変貴重な機会をありがとうございました。

「小学校体育サポート研修会」とは

公益財団法人日本サッカー協会が推奨する小学校の新学習指導要領に沿った体育授業サポート研修会です。特に、体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。「外部のコーチが来てサッカーをしてくれた」ではなく、体育の授業を担当している先生方ご自身がサッカーの授業や児童とのふれあいを楽しんで行ってもらうために実施しています。これまで受講いただいた先生方からは、サッカーのみならず教育活動のさまざまな場面で、この研修会で受けた内容を活かせるという声が多くあがっています。

①実技:先生方ご自身に、サッカーの楽しさ、運動の楽しさを「これなら出来る!」という手応えを感じていただく内容となります。先生方が楽しいと感じていただくことが「楽しい授業」を行う一番のポイントであると考えます。

②講義:実際の授業を研究・計画するうえでのポイントや、単元の狙い、領域目標、児童の発育発達に則したプログラム全体の考え方をお伝えします。

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