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実践可能なセルフコンディショニングメニューと栄養摂取に関するリフレッシュ研修会を開催

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2019年03月12日

実践可能なセルフコンディショニングメニューと栄養摂取に関するリフレッシュ研修会を開催

3月4日(月)にJFAハウス内にあるヴァーチャルスタジアムにて、指導者を対象とした「セルフコンディショニング リフレッシュ研修会」を開催しました。

指導現場において、トレーニングを行うにあたり、都心部や降雪地域ではグラウンドを利用できない選手が数多くいます。また、グラウンドでのトレーニング時間が十分に確保できないケースも見られます。

そういった状況の選手に対し、ボールが扱えない環境でも実践可能なセルフコンディショニングメニューを紹介し、さらにJFA Youth & Development Programme (JYD) オフィシャルサポーターである株式会社 明治の大前 恵 管理栄養士による「選手の身体づくりに必要不可欠な、栄養摂取に関する講義」を行いました。

実技の講習では、ボランティアで高校生も参加し、40名近く集まった受講者も、安松幹展 講師(AFCフィットネスインストラクター/JFAフィジカルフィットネスプロジェクトメンバー)が高校生を指導する様子を客観的に見ながら、時に自らの身体で体感しながら学びました。

講師コメント

安松幹展 AFCフィットネスインストラクター/JFAフィジカルフィットネスプロジェクトメンバー
今回は、高校生年代のセルフコンディショニングの一つのツールとして、「ムーブメント・プレパレーション」と「コア・トレーニング」を実技と講義を通して学ぶリフレッシュ研修会を、JFAハウスにて開催しました。まず、高校生15名の補助プレーヤーをモデルに試合前のウォーミングアップをイメージしてムーブメント・プレパレーションを実践しました。その後、コア・トレーニングでは、腹部、側腹部、大腿背部、殿部のメニューを中心に、高校生と共に受講者も実技を行いました。その後の講義では、実技で行ったそれぞれのメニューの詳細な方法やポイント等を資料をもとに解説するとともに、高校生年代の筋力・パワートレーニングの必要性について、管理栄養士の大前さん(株式会社明治)と共に講義で解説しました。高校生年代のコンディショニングに興味を持って受講された方が多いようで、講義中や講義後の質疑では、具体的なコンディショニング方法や、トレーニングの種類や頻度、強度等、実際の指導現場で試行錯誤する指導者の方々の現実を感じる事が出来ました。受講生のみなさま、お疲れ様でした。

受講者コメント

横山晃一 さん
ムーブメント・プレパレーションについては、自分の中で選手に伝える際の留意点について新しい情報を得ることができたと感じました。私自身はU-16のカテゴリーを担当しているので、これから新年度・新入生を迎えるにあたって、このタイミングで指導者としてしっかりと知識を整理したうえでスタートを切れることは重要であると感じました。食事と栄養講座に関しても、改めて頭の中を整理して現在指導しているチーム・選手の実態に合わせた摂取方法を考えるという点において貴重な機会でした。

須山泰行 さん
私は普段U-12年代を指導していますが、現場での指導にも落とし込めそうな内容で、とても有意義な時間でした。グラウンドが使えない状況でボールがなくても、サッカーに必要なフィジカル的な部分のトレーニングについて学びました。ムーブメント・プレパレーションとコアストレングスの実技では、それぞれのメニューの目的や部位を説明していただいて、実際に取り組むことで、理解が深まりました。また後半の講義では、栄養フルコース型の食事を意識させたり、カラダつくりも選手育成には大切であり、U-12年代ではそれぞれの家庭との協力が必須だと感じました。

柳原貴好 さん
今回の研修会ではセルフコンディショニングと栄養について学ばせていただきました。セルフコンディショニングでは、実際に高校生に実技をしていただき、ポイントを客観的に見ることができました。栄養については、食事の大切さを今一度、確認できました。「日本は、食事管理を徹底的に行ない、日本人が持っている遺伝子の潜在能力を最大限まで引き上げることができれば、世界に勝てると言う言葉が印象的でした。今後、世界のカラダづくりや食事環境について学ぶことで、新たに日本の課題や世界に追い付くヒントがみつかるのではないかと感じました。

参考教材

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