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サッカーを愛する母と子のために 第6回竹内悌三賞2021表彰式

2021年11月26日

サッカーを愛する母と子のために 第6回竹内悌三賞2021表彰式

「第6回竹内悌三賞2021」(竹内悌三賞実行委員会主催、JFA後援)の表彰式が11月20日(土)、JFAハウスで行われました。本賞は、1936年のベルリンオリンピックサッカー日本代表のキャプテンで日本サッカー殿堂に掲額されている竹内悌三氏の長女である照明デザイナーの石井幹子さんがサッカーに励むひとり親家庭の小学生を応援しようと2015年に創設した賞で、全国から応募がありました。

今回の優秀賞には、神奈川県の小学校5年生、山本歩(やまもとあゆむ)さんの「ぼくのいままでのサッカー」が選出されました。山本さんには、日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎相談役から賞状と記念品が贈呈されました。山本さんはスーツにポケットチーフを挿しきっちりとした身だしなみで、最初は緊張していましたが、川淵相談役や石井さんから優しく声をかけられ、少しずつリラックスするようになり、和やかな雰囲気で話も弾んでいました。

コメント

優秀賞を受賞した山本歩さん(六浦毎日サッカースクール所属)
チームの総監督が僕と家族のために竹内悌三賞のことを教えてくれました。監督の優しさ、思いが伝わり、応募しようと思いました。最初作文を書いた時点で、まさかこんなすごい賞に僕自身が選ばれるとは到底思っていなかったので、この賞に選ばれてとても嬉しいです。
好きなサッカー選手はフランス代表のキリアン・エムバペ選手です。一人でも相手をスピードで抜く突破力、自分でシュートを打って決めるプレーが好きです。ポジションがディフェンスなので、ゴールまでボールを運ぶ機会は少ないですが、僕の憧れです。仲が良い弟もサッカーをやっていますが、弟も上手くなって日本代表選手になって欲しいと思います。

審査委員長の川淵三郎 JFA相談役
日本代表になりたいという夢が書いてあったけれども、夢を持っていたら叶うのでずっとその夢を持ちつづけてほしい。サッカーで大事なことはボールを止めること、ドリブルすること、蹴ることの3つ。特にいちばん大事なことは、ボールをきちんと足元に止めること。ボールをきちんと自分のコントロール下におけるようなプレーを学んでいくと、一段とレベルアップすることができるので、頑張ってください。また、勉強をしっかりすることで、サッカーも上手になるので、勉強も頑張ってください。

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